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フューチャースピリッツマレーシアのインターンシップ実施レポート

こんにちは、フューチャースピリッツ 企画推進室の廣谷、2回目の登場です!先日、フューチャースピリッツマレーシア(以下、FSMY)にて、フューチャーグループ初のインターン受け入れを行いました!
今回はその様子をFSMYのウイさん・前田さん、そしてインターン生の村瀬さんにお伺いしました!

ウイさんによるFSMYの紹介記事はこちら!


インターンシップ制度実施への経緯

Q.きっかけは何でしたか?

FSMY(ウイ&前田)
クライアントのFSMY担当の方が京都先端科学大学様の関連する組織へ転職されたご縁で、ある日インターンシップの受け入れを提案いただきました。

村瀬さん
大学で夏休みを使って利用できるインターンシップ制度があり、参加することにしました。国内ではなく海外でインターンを経験したいと思い、FSMYを希望しました。自分は将来、多様性を受け入れられるようになりたいと考えています。ですので、今回のように自分の知らなかった世界を見ることで、より視野を広げて、国際的に活躍していきたいと考えました。

Q.実施しよう、参加しようと思った決め手は?

FSMY(ウイ&前田)
社会人の自分達の目線にはない新しい風を吹かしてくれるのではと思い、受け入れを検討することにしました。また、インターン制度は体験者が自分の大学へ帰った時に、周りにご自身の経験談を話してもらうことで、新卒採用時の企業と採用のミスマッチ発生を避ける役割も担えるのではと思いました。そもそもで、インターン自体はとても面白い制度だと思っていて、働き手と企業側の繋がりが始まる出発点としてとても良いですよね。

村瀬さん
インターンでは仕事の仕方や信念、向き合い方なども学べると思い参加を決意しました。また、自分は東南アジアを訪問するのが初めてなので、このインターンを通じてマレーシアの文化なども学べるのではと思いました。

インターン受け入れ準備と実施内容

Q.どのような受け入れ準備が必要でしたか?

FSMY(ウイ&前田)
実施の2ヶ月前くらいに大学の事務局さんより、どのような学生さんがいらっしゃるのかといった情報をいただきました。そこから、来訪予定の2週間前に実習内容のカリキュラムを練って、パソコンとデスクを用意しました。
直前にオンラインで挨拶して顔合わせを行いました。
宿泊場所、飛行機のチケットなどは大学の事務局さんがすべて準備してくれたので、こちらで準備するのは実務の部分のみでした。

Q.実際の業務内容は?

FSMY(ウイ&前田)
1番に「体験」してもらうことを大切に内容を考えました。
インターネット業界のことを知ってもらえたらと思い、実際に営業に同行してもらったり、現場で実際の配線を手伝ってもらったり、セミナーのお手伝いも一緒に行いました。
あとは、村瀬さん向けのワークショップを社内スタッフが先生となって実施しました。内容は、こちらから教えるよりも「どう思う?」と聞きながら一緒に取り組む姿勢で実施できたことが方針として良かったなと感じています。

インターン期間中のスケジュール
  1. セミナーイベントの記事を執筆
    FSMYメンバーが主催・共催・参加したイベントに対して、社内報に、掲載するための記事執筆。

  2. ヘルプデスク・ITサポートの実体験
    ITOのオペレーションチーム(別オフィス)に1日密着して、サポートの体験・手伝い。

  3. 進行中プロジェクトのサポート(PC、ネットワーク機器の納品)
    検品、プロジェクトの進行管理、設定(同席のみ)、納品書・台帳への記載(Documentation作業)に携わる。

  4. 営業訪問
    1〜2社の営業訪問に同行。

  5. データベースおよびネットワークの入門ワークショップ
    FSMYメンバーがデータベースとネットワークについての基礎知識を教えつつ、簡単なネットワーク、データベースの設計・構築の実体験。

  6. Final Presentation(英語)
    インターン実施中に学習したこと、体験したこと、コメント、意見などを30分~1時間のプレゼンにまとめ、社内向けにプレゼン。

Q. 実際に業務に携わってみて感じたことは?

インターン中のあれこれ

村瀬さん
高校でコンピューターサイエンスの授業をとっていて、ネットワークなどに関しても概要は掴んでいた気になっていたのですが、実際はとても奥が深いことを発見できました。また、営業体験ではクライアントにどのようにしたら信頼していただけるのかなど、実務の難しさは感じつつ、それらを間近で見ることができたのはとても貴重な体験になりました。
また、業務内容などはフューチャーグループのHPで予習していたのですが、予想以上の業務の幅広さに良い意味でギャップを感じました。

インターン制度を実施してみて感じたこと

FSMY(ウイ&前田)
通常業務プラスαという部分で考えれば、インターン実施にあたり割かなければいけない時間は少ないとは言いきれません。ですが、インターンの学生さんに業界のことや実務を教えることで、今まで見えていなかった会社に対する新しい再発見もあったりと、メリットの部分が大部分を占めていると感じています。村瀬さんも鋭い質問をしてきてくれて、社員にとっても実際に良い刺激になったなと思います。

村瀬さん
東南アジアに滞在することが初めてだったので、戸惑うこともありましたがFSMYの方々が毎日のようにお昼ご飯に誘っていただいたり、普段の生活を気遣っていただいたりと、つながりを大事にされるフューチャーグループの良さを感じることができました。データベースに関してはまだまだ勉強不足ですが、今回の経験を糧に、これからどんどん専門性を高めていきたいと思っています。

京都先端科学大学2023年度夏季インターンシップ成果報告会

10月14日に、京都先端科学大学様で今回のインターンシップについての成果報告会が開催されました。222名の実習生がブースごとに分かれ、インターン先で経験したことや行く前と行った後の変化、学びを発表され、最後には実習先社員や学生、教職員の方々での交流会が行われました。
FSMYの代理として、フューチャースピリッツ(以下、FS)人事の西村さんと武野さんが出席。お二人に報告会の感想をお伺いしました!

西村(FS 人事)
仕事を体験するだけでなく、その仕事の目的や意図までくみ取り、「働くとはどういうことなのか」を知ろうとする姿勢・今後どう活かしていくかを考えていらっしゃり、逆にこちらの身が引き締まる報告会でした。
今後も学生との交流を深め、当社への興味を持ってもらうだけでなく、学生のキャリア形成の一助となるような機会を作っていけたらと思います。

武野(FS 人事)
村瀬さんを含め、多くの学生さんが「インターンシップ前後の考え方の変化」を話してくださり、皆さんの就活や仕事に対する不安や素直な声を知ることができました。
就職を前にした学生さんの意気込みをお聞きし、改めて自分も仕事を頑張ろうと新鮮な気持ちになりました。

まとめ
双方にメリットのあるインターンシップ制度。
学生目線での企業では働くこととのイメージの乖離を防ぎ、良い繋がりを生み出すことができるのではと感じました。組織の育成カリキュラムのブラッシュアップにもなるため、新卒採用を検討している企業さん等は、このようなインターンシップ制度を取り入れてみるのも1つの方法だと感じました!


参考:京都先端科学大学様 インターシップ関連コンテンツ

2023年度インターシップ成果報告会 ページ 

インターンシップ制度 紹介ムービー

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