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リアルタイム感情推定 2020/11/05 アメリカ大統領選  予測 僅差でトランプ大統領再選

要約:僅差でトランプ大統領再選

日本時間11月3日(火) 午後8時から、アメリカ大統領選 投票日です。
その前、11月3日(火) 午後6時に書いています。

【1】2020アメリカ大統領選 

1.メディア予想 「バイデン一強」

BBCをはじめ大手メディアの予想は 「ジョーバイデン氏一強」です。
しかし慎重に扱っています。

【米大統領選2020】 世論調査を追う どちらが有利か

アメリカ全体で大統領候補の支持率がどうなっているか知るためには、全国調査は参考になる。ただし、選挙結果の予測には必ずしも有効ではない。
たとえば2016年には民主党のヒラリー・クリントン氏が支持率でリードし、トランプ氏より300万票近く多い票を獲得した。しかし、それでもクリントン氏は敗れた。アメリカの大統領選には「選挙人団」という仕組みがあり、州の人口ごとに割り振られたこの選挙人をどれだけ獲得できるかが、大統領を決めるからだ。


https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53681889


2.弊社予想 2020/11/3 アメリカ国内評価

僅差でトランプ大統領再選

手法:
全アメリカ人に5秒に1回、本音を聴き続けて(感情推定)再選可能性を
30秒間で1回、平均をとって判定。

感情推定:ある集団(この場合、アメリカにいる人)の、ある秒数間隔(5秒以上で設定)で、集団感情(ネガポジだけに絞っています)をスコアリングする手法

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投票開始直前情報

手法:
上記感情推定データを30分に1回、平均をとって判定(11/3(火) 21:00追加)。

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解説:15時時点で、トランプ陣営の方がSNS上で優勢と見たバイデン陣営が18時、19時、20時(をずらして20:30)にポジティブ情報を投下しています。

RT XXXXXX@: Biden will win. Biden will win. Biden will win. Biden will win. Biden will win. Biden will win. Biden will win. Biden will wi… 
Please let Biden win please let Biden win please let Biden win please let Biden win please let Biden win please let

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【2】過去の結果

この項目の要約:メディアの猛PUSHは逆効果になる。

以下、過去事例です。

3月4日更新 スーパーチューズデーは“予想以上”のバイデン氏「復活劇」

>アメリカ大統領選に向けた民主党候補者指名争いで、全米14州の予備選が>集中する「スーパーチューズデー」を迎え、サンダース上院議員とバイデ>ン前副大統領が激しく競り合う一騎打ちの様相となっている。

>当初「サンダース氏一強」とみられていた選挙情勢は、中道派候補の結束で一変。追い風を受けたバイデン氏が複数の州で圧勝するなど、予想以上とも言える「復活劇」をみせている。
https://www.fnn.jp/posts/00050241HDK/202002131000_FNN_HDK

※代議員 獲得人数
https://mainichi.jp/articles/20200305/ddm/003/030/124000c

※過去の判定判定
メディア予想 「サンダース氏一強」 と しいて言うなら少しだけバイデン氏!?であれば、予想以上とも言える「復活劇」としているメディアより、弊社と判断します。

少しだけ の差 → 代議員 獲得人数:64人の差  → 1991人のうち3%の差

(1)その他の候補 ピート・ブティジェッジ氏

2-1.メディア予想 ピート・ブティジェッジ氏を猛プッシュ

ニューズウィークをはじめ大手メディアの予想は ピート・ブティジェッジ氏を猛プッシュ でした

ブティジェッジは米史上最もデータを駆使する「天才政治家」

アイオワ州党員集会が行われた翌朝、滞在先の東ヨーロッパで目覚めると、
大量の電子メールが届いていた。メールを送ってきた人たちは私を「政治の賢者」「予言者」などと呼び、中にはどの会社の株を買えばいいか教えてくれという人までいた。

11月の米大統領選に向けた民主党候補者指名レースの初戦である2月3日のアイオワ州党員集会では、ピート・ブティジェッジが首位になった(集計の混乱により再集計が行われる可能性があるが)。
これは大方の予想を覆す結果だったが、私は1年以上前から、
次の大統領はブティジェッジだと公言していたのだ。

https://www.newsweekjapan.jp/sam/2020/02/post-42.php
https://jp.wsj.com/articles/SB11883360688150504390904585625022203842604

>弊社予想 

 日中韓 リアルタイム感情推定 2020/02/20 を再度引用します。

>ピート・ブティジェッジ氏に勢いがある、とされてますが、上記の通り、
>全米ではうっすら、なのです(検出されない日が多い)
https://note.com/futureforecast/n/n1f8ee6f66fc0

2020/3/3 スーパー・チューズデー 結果

スーパー・チューズデーの前に ピート・ブティジェッジ氏、撤退

(2)その他の候補 エリザベス・ウォーレン上院議員

3-1.メディア予想 エリザベス・ウォーレンを猛プッシュ

ウィールストリートジャーナルをはじめ大手メディアの予想は 
エリザベス・ウォーレンを猛プッシュ でした

「ウォーレン大統領」誕生、石油業界に恐怖のシナリオ
市場を大きく動かす数多くのツイートの中でも、2020年の米大統領選で民主党の指名を争うエリザベス・ウォーレン上院議員のツイートは、とりわけ石油業界を震撼(しんかん)させている。

https://jp.wsj.com/articles/SB11883360688150504390904585625022203842604

3-2.弊社予想 

 日中韓 リアルタイム感情推定 2019/10/24 を再度引用します

>ジョー・バイデン前副大統領:Biden 何もしていない(募金を呼び掛ける程度)
>エリザベス・ウォーレン上院議員:メディアの猛プッシュを受けており(そろそろ、日本>メディアでも猛プッシュされ、話題に上ると思います)、統合したSNS戦略(事例 #StudentsNotProfits )を行っている。
(中略)

>結果:メディアの猛PUSHは逆効果になる。
>上記のように真逆。メディアの猛PUSHは逆効果になる。
>
>何もしていないバイデン前副大統領が大検討していて、
>メディアに猛PUSHされているウォーレン上院議員が反応も出ないくらい沈んでいる。

https://note.com/futureforecast/n/n45215bc88ed9

2020/3/3 スーパー・チューズデー 結果

上記の通り、エリザベス・ウォーレン上院議員 脱落

【3】「感情推定」の適中率

簡単にいうと、明日の天気予報(雨の予報)と同じくらいの適中率です。
下記くらいを目安にしてください。

(事例)WHOの緊急事態宣言 について

 日中韓 リアルタイム感情推定 2020/01/24 を再度引用します
https://note.com/futureforecast/n/n8929920c3011

>WHOの緊急事態宣言は、1/25(日本時間)以降28日くらいまで、遅くとも2/2(火)までに出>されることになります。

(結果)
WHO、新型肺炎で緊急事態宣言(1/30)

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は30日、新型コロナウイルスによる肺炎を巡る3回目の緊急委員会を開催し、協議終了後にテドロスWHO事務局長が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると宣言した。
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/580122/


想定したレンジの中には入ってくる。ただし、人が結果を操作しようとする部分を想定する必要がある。


追記:書いている理由


日中韓のリアルタイム感情推定を行っている理由は、後日のタイムスタンプとして歴史に残すためです。具体的には下記の通り。

1.日本/中国(本土)/韓国/台湾香港は、国が違えど“リアルタイム”にお互いに影響しあう = 同じ市場 と考えるべき
2.であるからこそ、それぞれの国の違いを超えるためにも、冷徹に証跡に準拠して話をすべき

耳目を引くためのセンセーショナルと離れた冷徹な分析が必須だと考えます。

日本・中国本土・台湾・香港・韓国の良識的をもっている第三者、Undecided Voters(どちらに入れるか決めかねている人)が今、リアルタイムにどう思っているのかを、客観的にリアルタイムデータで参照できるようにしました。
IBM Watson が算出しています。ここではこの仕組みを「感情推定」といっています。それをレポートにしています。

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