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ロシア海上貿易の実態(2022/05/29)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのかを検証します。
ここでは海上貿易の実態調査をします。

結論:

4/20(火)の除外水域適用以降、ロシア海上貿易は、例年平均と比較すると
約70%ダウンしています。
しかし、5/27(金)には1日だけですが、ほぼ制裁前の75%まで回復しています。(しかし、5/28(土)には、制裁前10%にまでダウンしています)

はじめに

2022年4月20日午前0時(日本時間)以降をもって、除外水域指定されたロシアですが、海上貿易を続けています。
過去の海上貿易データをさかのぼり、例年平均値(2015 - 2020年)を算出し、その値と比較します。

1.ロシア海上貿易 概要

ターミナルが提供する 船舶動静情報(一部) より
ターミナルが提供する 船舶動静情報 より

サンクトペテルブルグ港(バルト海)とサンクトペテルブルクの西130キロに位置するウスチ・ルーガ港に動きがある(稼働しだした)ということです。

黒色:運航停止
灰色:例年比 25%未満
緑色:例年比 50%以下
黄色:例年比 75%以下
赤色:例年比 90%以上

ターミナルが提供する 船舶動静情報 より

2.ロシア海上貿易 詳細

例年と比較することで、実態把握を試みています。

ターミナルが提供する 船舶動静情報 より

先ほど記載したように、5/27(金)には1日だけですが、ほぼ制裁前の75%まで回復しています。(しかし、5/28(土)には、制裁前10%にまでダウンしています)海上貿易は継続しています。

ターミナルが提供する 船舶動静情報 より

詳しくは、下記


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