ロシア海上貿易の実態(2022/04/22)
2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのかを検証します。
ここでは海上貿易の実態調査をします。
結論:
ロシア海上貿易は機能しています。とくに、4/20(火)の除外水域適用後も、
ほそぼそとですが活動してます。
はじめに
2022年4月20日午前0時(日本時間)以降をもって、除外水域指定されたロシアですが、海上貿易を続けています。
1.ロシア海上貿易 概要
以下、2隻の船が入港しています。
2.ロシア海上貿易 詳細
4/21(木)以降、 ロシアの貿易港に入港した、港:ターミナルが提供する 船舶動静情報によるものです。
2.1 VUOKSI MAERSK(デンマーク船籍)
VUOKSI MAERSK(IMO:9775775、MMSI 219133000)は、2018年に建造されたコンテナ船(4年前)で、現在デンマーク船籍で航行しています。
AIS 情報
VUOKSI MAERSKの現在の位置は、バルト海(座標59.57192 N / 27.3852 E)にあります。船はエストニアのシッラマエ港に向かう途中で、5.4ノットの速度で航行しており、4月22日07:00に到着する予定です。
バルト海内を周回している船です。
2.2 FESCO SOFIA(キプロス船籍)
FESCO SOFIA(IMO:9237503、MMSI 210315000)は、2004年(18年前)に建造され、現在キプロス船籍で航行しているコンテナ船です。
https://www.vesselfinder.com/vessels/FESCO-SOFIA-IMO-9237503-MMSI-210315000
AIS情報
FESCO SOFIAの現在の位置は、東アジア(座標42.62913 N / 132.88335 E)にあります。船はロシアのヴォストチニ港に向かう途中で、10.0ノットの速度で航行しており、4月22日18:00に到着する予定です。
上海ー釜山:経由です。
この記事が参加している募集
よろしければサポートよろしくお願いします。いただいたサポートは、日中韓とアメリカのリアルタイム感情分析を進めるために使わせていただきます