見出し画像

ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 ザポリージャ原発の現状を解析する(2023/06/06) -

ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)し、ウクライナ反抗が直前に迫っています。本日(6/6)発生した、ウクライナ・ドニプロ川のダムが爆発決壊の状況を衛星画像データから解析しました。

ロシア軍が占拠する南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所の取水ダムが6日未明、爆発し、ダムが決壊した


ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたことの説明

結論:

本日は、ザポリージャ原発冷却機能に影響、ありません。

2022 年 9 月 11 日午前 3 時 41 分、ZNPP 発電装置 6 号機が送電網から切り離されました。 冷却して低温状態に移行するための準備が進行中です。
ザポリージャ原子力発電所とウクライナの原子力発電所を結ぶすべての送電線が遮断されて以来、過去 3 日間にわたり、6 番目の発電装置は非常に低い容量レベル (114 ~ 140 MW) で ZNPP の社内ニーズのみに電力を供給するアイランド モードで運転されてきました。

はじめに

確かに、ザポリージャ原発は今回破壊されたカホフカ・ダムから冷却水を取得しています。
しかし、すべての原子炉が停止してから約9か月近く経過しています。
冷温停止状態であり、「本日は」問題になることはないはずです。
(戦争の最中なので)

衛星画像

(1)水位状況

干潮(一番水位が低いとき)より浸水している箇所が赤くなります。

1.ザポリージャ原発 水位状況

NASA@Flood (2-Day Window) 2023/06/06

2ドニプロ川 状況

NASA@Flood (2-Day Window) 2023/06/06


(2)洪水状況

干潮(一番水位が低いとき)より浸水している箇所が濃い紫になります。

1.ザポリージャ原発 水位状況

NASA@Soil Moisture 2023/06/04


2ドニプロ川 状況

NASA@Soil Moisture 2023/06/04

おまけ
10分ごとの変化がリアルタイムにわかります。

NASA@可視光

https://worldview.earthdata.nasa.gov/?v=34.12028165389884,47.33305162634638,34.98305634066756,47.72196764197138&z=4&ics=true&ici=5&icd=10&l=Reference_Labels_15m,Reference_Features_15m,Coastlines_15m,VIIRS_NOAA20_CorrectedReflectance_TrueColor_Granule(hidden,count=10),VIIRS_SNPP_CorrectedReflectance_BandsM3-I3-M11_Granule(hidden,count=10),VIIRS_SNPP_CorrectedReflectance_BandsM11-I2-I1_Granule(count=10),MODIS_Aqua_SurfaceReflectance_Bands143&lg=false&t=2023-06-05-T23%3A50%3A01Z


(3)証跡

以下、衛星データによる分析です。2022年12月15日以降、0%で活動停止してます。(前回と同文になります)


追記:開戦前予測


よろしければサポートよろしくお願いします。いただいたサポートは、日中韓とアメリカのリアルタイム感情分析を進めるために使わせていただきます