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ロシア、泥将軍に敗れる(2022/02/22)

(副題)ウクライナは戦争を望んでいませんが、常に戦争の準備ができています ロシア-ウクライナ 2022/02/22 現状

はじめに

ロシアのウクライナ侵攻が想定されています。そこで、アメリカ人のロシアに関する感情と、ロシア人のウクライナに対する感情を、2022年1月からリアルタイムにモニターしています。

とくに日本国内では見えにくい、ロシア国内のウクライナに対する”生”の感情を中心にリアルタイムに毎日、モニターします。

衛星画像 NASA@Nighttime(2022/02/01 -20 )
NASA@Percent Frozen Area(2020/02/04 - 2022/02/09)

(1)現状

プーチン氏が独立を承認したのは、「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」。ロシアは今後、同地域に進軍する可能性がある。
https://www.bbc.com/japanese/video-60473949

(2)ロシア軍配備状況

ロシア軍のウクライナ 想定侵攻ルートは、下記の英国国防省の予想を見てください。

ロシア軍 ウクライナ 侵攻ルート

このロシアの3方向作戦の成否は、天候。つまり地面の凍結が左右します。

侵攻作戦のカギを握るウクライナの天候も注視する。

ロシアの3方向作戦警戒 天候がウクライナ侵攻左右

(3)ウクライナ 凍結状態


ウクライナの凍結状態を衛星で確認しました。(2022/02/09)

3.1 2022/02/09 ウクライナ 地面凍結(青が凍結)

ウクライナ 凍結状態(青:凍結 白:解凍)

通常であれば、この時期のウクライナは全面凍結しています。しかし、地球温暖化の影響で解凍が1か月早くなっています。

3.2 2020/02/09 ウクライナ 地面凍結(青が凍結)

ウクライナ 凍結状態(2020/02/09)

(4)ウクライナ 解凍予測

通常であれば、この時期のウクライナは全面凍結しています。が1か月早く解凍が開始しています。この後、どうなるのでしょうか。過去のデータから検証します

4.2 起点:地面凍結(青が凍結)

上図と同一

4.3 起点から1週間後

2020/02/16

4.4 起点から2週間後

2020/02/23

2週間で、凍土は溶けてしまいます。

4.4 起点から4週間後

2020/03/08

4週間で、ロシア、とくにモスクワ以西の凍土は溶けてしまいます。つまり、補給は無理、ということになります。

(5)ウクライナ 予測


最新のデータ(2022/2/9)から、本日(2/22)で約2週間経過しています。つまり、地球温暖化のため、ウクライナの全土泥沼化が早くなっています。
ナポレオンやヒトラーが冬将軍に敗れたように、ロシアも泥将軍に敗れる確率がかなり高い、というのが本日の結論です。

追記:


再録

Erkanomia Тот кто поставляет оружие в Украину, т е. уравнивает шансы стороно не хочет войны. Украина уже…

(訳)ウクライナで武器を手の取る、つまり機会を平等に負担する人は、誰も戦争を望んでいません


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