新規事業を塾にした理由
以前、コロナの影響で本業の売上がガタ落ちした挙句、再開の目処もたたないので新規事業を立ち上げるに至ったというお話をさせていただきましたが、少子化と言われている世の中でなぜ学習塾なのか?という事を書かせてもらいます。
そもそも子供に教えたり教育に携わりたいというところもありますが、その辺はいったん置いておきます。
まず、私はファイナンシャルプランナーとして個人の方の資産運用や家計維持のアドバイスや講師としてお仕事をさせていただいてました。
その中で常々、日本にファイナンスリテラシーは低いと思っていて、今後グローバル化が進む中で外国人とビジネスをするにあたってファイナンスリテラシーが低いことは問題だと思っていました。
分かりやすく言うとお金や会計の話の重要性が分かっていなくて、こん棒でラスボスに挑むような事をしている状態だという感じです。
このままでは、外国の企業と取引をするときに不利な条件に気づかず平気で損をするような国になってしまうんじゃないかと心配です。
そこで立ち上げたのが「おかねのがっこう」でしたが、当然ながらまだ一般社会には必要と思われていないものを提供するわけですので、なかなか必要性を分かってもらうことに苦労します。
今までにない新しいビジネスは認知されるまでに膨大な時間とコストがかかります。(そもそも必要ないのかもしれないというリスクもあります)
そこで思いついたのが、既存のビジネスとの融合です。
学習塾というビジネスモデルは、多くにお人に認知されていて一般化されたビジネスです。
その分競合も多いですが、やりつくされている分勝ち方もわかりやすいです。
また、最近では少子化や学習環境の変化(IT化や受験制度・学習指導要領の変更など)により過去の学習塾から変化しようとしています。
更に、塾は物を売るのではないため在庫が無く、経費のほとんどを家賃と人件費で占めています。ですから、生徒が減れば人件費などのコストが下がるため、第2波が来ても従業員の給料さえ何とかなれば持ちこたえられる。(雇用調整助成金で何とかなる)
まとめると
①勝ち方が分かる
②既存のモデルからの過渡期
③コストがかからない
こんな感じ。
なので、塾で集客しある程度の売り上げを維持しながら、そこの生徒や親にに「おかねのがっこう」を知ってもらう。
そうです、塾の経営は新しいサービスの宣伝活動の一環なのです。
それで儲かれば尚良しです。
どこかの塾と組むという方法も考えたのですが、「おかねのがっこう」の中身を理解してくれる経営者はいないだろうと思い、自分でやった方が早いじゃんと思いました。
こんなご時世なのでスピード感は大事です。
みなさんも一度、既存のビジネスや新しいビジネスと組むと面白そうなビジネスを考えてみてはいかがでしょうか?
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