ワークショップ提案に至るまで3(気づき後編)
前編はこちらからご確認ください。
それでは、よろしくお願いします。
自分自身の変化
リサーチを通している間に、自分自身の森の見え方が変化していることに気がつきました。
これは先輩に言語化を助けて貰う前から、自分で感じてきたことでした。
これを何とか他人にも共有できないかというところで、ワークショップ設計をすることに至りました。
ただ、何によって森が近しい存在になってきたんだろう。というところの言語化は先輩との対話で出していきました。
それらを言語化していったものについて、以下で説明していきます。
二つの認識
私が森の面白く感じたことには二つの認識がありました。
多くの存在を認識
一つ目に、多くの存在や状態、自然の事象を認識したことで、これまで
通り過ぎるだけであった場も見てみたくなったこと
時期にもよるのですが、冬になる前は、近づき少し同じ場を見続けると、動いているものの存在に気がつきました。その経験が個人的にすごく楽しくて、面白かったです。
森の変化、移り変わりを認識
二つ目に、同じ場であってもタイミングを変えて何度も訪れたくなったこと
二つの行動
次に、私にとっての森が近い存在に変わっていった、近しい存在になったきっかけとなったであろう認識のもととなる行動として、大きく二つあげます。
物理的に近づく
物理的に近づき視点を変えてじっくりと見たことが、多くの存在を認識することに繋がったのではないか
一定時間同じ場所に居座る
森の同じ場に留まり、居座っていたことが、森の変化を認識することに繋がったのではないか
ワークショップ提案へ
これら二つの、認識と行動を基に、ワークショップを設計していくこととしました。
また、この気づきは、リサーチを通して身近な森でも十分可能だと言うことが分かっていたので、森が離れた存在である人にとって、森を近しい存在にするための第一歩として、身近な森での体験を考えることにしました。
ここでいう身近な森は、主に都市に住む人の身近に存在する、ちょっとした植え込みなどの、森という言葉からすると比較的小さい場。と考えることにしました。 厳密に定義するのは難しいのですが、都市の身の回りに存在するかなり広範なものが対象になると考えています。
以上となります。ありがとうございました。
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