見出し画像

我が家の哲学、「幸せ体質をつくる思考法」

常日頃、子供に言い続けている「幸せ体質」になる、そのために必要な思考とは何か。

その最たるものは「何かのせいにしない」ことだと思う。
これは妻も私も昔から子供には言い続けてきている言葉である。

とにかくウチの子は昔からミスをしたときに「何かのせい」にすることが多かった。

誰かが言ったから、友達がこうだったから、時間がなかったから、環境が整ってなかったから・・・

「なにかのせい」にするということは責任の放棄であり、決断の放棄である。
もちろんこれは自己防衛反応の1つだと思うが、これを繰り返していれば、自分の決断を信じられなくなる、つまりは自分を見失う。

それは自分の人生の舵を失うことと同義だと思う。

幸福な人生の条件の1つは「自分の人生を自分でコントロールできること」だと思う。

①勉強をしなかった、だから点数が悪かった。

勉強をしないと決めたのは自分だ。
だから結果が悪かったとしても、それを決めたのは自分だから仕方がない。

②勉強ができなかった、だから点数が悪かった。

勉強ができなかったのは、何かのせいだ。
だから結果が悪かったのは、何かのせいで、自分が悪いわけではない。

このちょっとの思考の差が積もっていったときどのようなことが起こるだろうか?

どっちの思考が次の成長につながるだろうか?

①の思考では結果をよくするには変わるべきは「自分」であり、②の思考は変わるべきは「何か」になる。

何かを変えるよりも、自分を変えるほうが圧倒的に簡単だ。

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられるのだ。

You cannot change others or the past.
You can change yourself and the future.
カナダの精神科医 エリック・バーン

自分の決断に責任を負うということは「覚悟」必要である。
その覚悟が自分を少しづつ強くしていき、自信がついてくる。
自信は「自分を信じる力」である。

それは自らの人生をコントロールするための力そのものであると私は思う。

自然や宇宙の真理など、到底自分の力が及ばず、抗えないこともたくさんあるだろう。

それでも、「そういう状況なったのは自分の決断の積み重ねの結果である」と思考することはできる。

「幸福な人生」とはただの言葉である。

自分が幸せだと思えればそれが幸福な人生だ。

だからこそ、「思考」がつくる自分が大切なのではないだろうか。

#哲学 #幸福論 #我が家の哲学 #人生論 #思考法  




サポートいただけたら今後の活動の励みになります。 頂いたサポートはnoteでの執筆活動費、参考図書の購入に使わせていただきます。