生活にメリハリをつける

仕事のことが頭から離れなくて、メンタルが持たない。
そんな相談を受けた。

その方は単身赴任で、家に帰っても話し相手がいない。
コロナもあって、外に出られない。
スポーツジムに通ってはいるけれど、ジムに行っても誰かと話をすることはない。
家にいると、仕事のことばかり考えてしまう。
夜も熟睡できない。
結果、うつ病と診断されて2カ月休職した。
今は、仕事の復帰しているが、やっぱり仕事のことを考えてしまう。

コロナ禍で多くの人が外出を控えている期間は、こういう人が多かったのではないかと思う。
特に、一人暮らしの人にはきつかったのではないかと思う。

誰かと会話をしていると、気がまぎれるし、仕事のことを忘れられる。
でも、会話をする相手がいないと、なかなか思考を切り替えることが難しい。

仕事は仕事。
家に持ち帰るのはよろしくない。
でも、リモートワークで家で仕事をしてる人は、そもそも、切り替えが難しい。
そのうえ、仕事上の課題が満載だと、なおさら切り替えるのは難しくなる。

メリハリって大切だと痛感する事例。
きっぱりと、仕事とプライベートを分けることができたら、ほんとうに素晴らしいことだ。
そのための工夫が必要になってくる。

ONとOFFの切り替えをうまくする方法は、人によって違う。
だから、自分なりの方法を工夫して見つけるしかない。

運動、瞑想、音楽を聴く、アロマを焚く、テレビを見る、読書、散歩、ランニング、サイクリング、水泳、整体を受ける、温泉に行くなどなど

いろんなことをやってみるしかない。

僕自身、自営業ということもあるが、なかななこの切り替えが難しい。
ただ、最近は、バイクに乗るという趣味を見つけた。
バイクに乗っている時は、仕事のことを忘れることができる。
ランニングもとても良い。

やり方は人それぞれ。
メリハリをつけて、自分のメンタルを守ることが大切。
自分の心は自分で守ろう。