見出し画像

主体的に生きることが大切

これまで、このnoteでは、僕がサラリーマンを辞めて整体の学校に入るまでの間に考えたことなどを、順を追って書いてきた。

学歴偏重の価値観に別れを告げて、親の期待を裏切って、本当にやりたいことをやって生きていく決意をした。

それまで、他人の人生を歩いているような感覚だったけれど、自分の足で自分の人生を歩くことができるようになって本当にうれしかった。

正解の人生こそ他人の人生だった

どこかにあると思い込んでいた正解の人生という幻のレールの上を歩いていたから、それはまさしく「他人の人生」だったというわけだ。

そりゃあそうだ。
自分で主体的に歩いていないのだから、そういうのを他人の人生と言うんだ。
たった一度きりの人生なんだから、自分の人生を歩きたいよね。

主体性が大事

結局、自分の人生を歩けるかどうかは、主体的に自分の頭で考えて人生を構築していくのか、誰かの意見をただ鵜呑みにして自分の頭で考えないのか、の違いで決まる。
シンプルに言うと。

それで、自分の頭で考えるためには、考えられる思考能力と、考えるための材料となる知識と情報が必要になる。

いくら知識があっても、自分の頭で考えられなかったり、自分の感情を押し殺して他人の価値観に従って生きている人は沢山いる。
こういう人はいわゆるエリートにもたくさんいる。

エリートが幸せだとは限らない

エリートというのは、いい子が多い。
親の期待や周りの期待に応えようと、必死で自分に鞭うってがんばってきた。
そして、いい大学に入学すると、今度はその学歴に見合った職業に就こうとする。
それもまた、周囲の期待に沿うようにね。

そうやって生きていると、自分が本当にやりたかったことが見つかっても、周囲の期待を裏切るのが怖くてできない。
そうやって苦しんでいる、いわゆるいい子ちゃんのエリートはたくさん存在している。

高級官僚、公務員、医師、弁護士、教師、大企業のエリート社員など、必死で背伸びして、頑張って頑張って生きている人は多い。
常に努力を求められ、成長を求められ、失敗を許されない中で生きている。
正解とされた価値観では勝ち組かもしれないけれど、本当は辛くて辛くて仕方がないという人もいるだろう。

そうやって苦しんでいる人をたくさん見てきた。
親や世間の価値観を押し付けられた結果だ。

何が正しいかなんてわからない

もちろん、主体的に志を持ってそういう道に進んだ人もいるだろう。
同じ道を歩いていても、主体的に進んだのか、周りの期待に沿うために、あるいは逆らえずに仕方なく進んだのかによって、ストレスの度合いは全然違うのだ。

反対に、思春期にはげしく反発して、親の価値観を振り切って自由に生きている人もいる。
人生の正解という見えないレールから早々に降りてしまって、自分の足で歩く人たちがいる。

何が正しいかなんて、誰にもわからない。

一見、素晴らしい人生を歩いているかのように見える人の中にも、深い苦悩を抱えている人がいる。
心の問題は、その人にしかわからないのだ。

整体師としての情報をお届けしたい

さて、次回からこのnoteは、整体師として僕が知りえた情報を少しずつアップしていく。
これまでは僕の半生のような内容だったけれど、ちょっとテイストが変わるかもしれない。

医師でもない、エリートでない、整体師としての視点で、健康問題について書いてみたい。

医師が書いた本は沢山あるけれど、整体師が書いたものはそう多くはない。
整体師として僕が何を学んで、どんな経験をしてきたのか。
そして、健康になるために知っておきたい情報などを、ここに書いていこうと思うので、引き続き楽しみにしていてくれると嬉しい。

(つづく)

自分がうつ状態に陥って、そこから這い上がってくる過程で考えたことなどを書いています。自分の思考を記録しておくことと、同じような苦しみを抱えている人の参考になればうれしいです。フォローとスキと、できればサポートをよろしくお願いします!