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日本人選手はブラジル、スペイン、ロシアと比べても早い?名古屋オーシャンズの新外国人助っ人・ダルランの第一印象とは

5/25(水)~27(金)、エスフォルタアリーナ八王子にて、Fリーグオーシャンカップ2022の1回戦~3回戦が行われた。

2日目、5/26(木)には、『絶対王者』の名古屋オーシャンズが登場。体制が大きく変わったF2のデウソン神戸と対戦すると、新外国人助っ人選手のダルランのいきなりのハットトリックなどの活躍もあり、12-0で大勝。3回戦にコマを進めた。

以降は、名古屋オーシャンズ・ダルラン選手インタビューです。

日本人選手はブラジル、スペイン、ロシアと比べても早い?日本初戦で感じたことは?

―日本での最初の公式戦になったと思いますが、まず試合を振り返っていかがでしたか?

ダルラン選手「自分が今までしたプレーところと、結構違って、選手が結構早いです。

それでも、久しぶりにプレーして、練習試合も含めて、だいぶ慣れてきたと思っています。

練習試合から、公式戦だと思ってやってたんで、今日は余裕が出てきたかなと思います。

それも含めて、無失点で終わったので、本当に良かったと思います。みんなで、しっかり勝てたので、嬉しかったです」

―「これまでプレーしたところが違う」っていう言葉がありました。ブラジル、ロシア、スペイン・・・、錚々たる国・クラブでプレーをされてきたと思うんですけど、そこと比べても、日本の選手は『早い』という印象なんでしょうか?

ダルラン選手「ブラジルでは、基本的に強さ、スペインでは基本的に戦術的なところの良さを感じました。

どこも同じような同じスピードの早い試合になるんですけど、日本では、みんな体も小さくて、それでも早いので。ちょっとやりづらいです。

でも新しい経験で、本当に嬉しい。1年間、楽しみにしてるので、リーグ戦も楽しみです」

トラップからの反転シュート、ピヴォとしての一連のプレーに注目して欲しい

―サポーター・フットサルファンに見て欲しい、得意なプレーは?

ダルラン選手「今日の1点目なんですけど、トラップして、反転して、シュート打つっていうところなどを、見て欲しいと思います」

対戦相手のヨコザワ監督とは、実は11年前に、ブラジルで・・・

―来る前と、実際に来てみてと、日本のイメージどうですか?

ダルラン選手「昔から日本は良い国だと思っていたので・・・。

あと、来る前に(日本の)ブラジル人選手と連絡を取ったりして、優しさとか、しっかりしていると聞いてました。

あと、それこそ神戸の監督さん(横澤 直樹)が、(ブラジルの)インテリで一緒にやってたんで。

11年前、一緒に住んでました、1年間。

なので、公式戦1試合目で、特別感がありました。

今回は、自分の奥さんも子どもも一緒に来ているんですけど、3人とも嬉しく思っています」

日本の印象は?生活には慣れた?

―日本の生活は慣れましたか?

ダルラン選手「ロシアもそうでしたが、スペインだとポルトガル語に近いので、大丈夫だったんですが、言葉も全然違うから、最初は大変だったんですけど・・・。でも、だいぶ、日本に慣れました。

一番難しいのは言葉のところ。日々の練習とか、どこかに行って言葉が通じないというのは一番難しいところです。

でもチームメイト、スタッフも手伝ってくれて、みんな優しいので、問題はありません」

取材・文・写真:北谷 仁治

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