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【第5回】子どもの世界を広げる【不登校のペアサポ】

バナーのような疑問にお答えします。

このnoteの内容

  1. お子さんの世界を広げる理由

    1. 可能性を引き出す

    2. 社会性を高める

  2. 行動活性化の基本的な考え方

    1. お子さんに行動活性化を促すコツ

    2. 子ども目線で見るとどうなるのか?

  3. お子さんに行動を促すアイデア

    1. お小遣いを銀行振り込みにする

    2. 遊ぶ経験を積む

    3. 大人になって1人でやるべきことを任せてみる

      1. 病院への通院

      2. スーパーやホームセンターで買い物してもらう

      3. 洋服や靴を買う

      4. 髪を切る

      5. 化粧品を買う

記事中のコラム
・タイミングってむずかしい
・お金は誰が出す?

※内容はより良くするために修正する可能性があります。また、価格は変更する可能性があります。


記事の作者

モトセ

ご覧いただきありがとうございます!

不登校のペアサポ5回目となりました。

これまで読んでくださった方には重ね重ね感謝申し上げます。

以下は過去の記事のリンクです。
不登校のお子さんとの「具体的な関り方」を探している方に合うと思います。

では今回もよろしくお願いします!

①お子さんの世界を広げる理由


ペアサポの第2回~4回を実行していくとお子さんとコミュニケーションの架け橋ができてくると思います。

すると親から見て由々しき事態が起きます。

子どもが家にいることを「暇だ」と感じ実際にそう言ってくることがあるのです。
子ども目線で言うと「家にいることに飽きる」と言ってもいいかもしれません。

親御さん的には「暇とか言ってんじゃねーよ!」「だったら学校行け!」と怒りすら感じるかもしれません。

感じる分には良いのですが、直接は言わない方がいいとは思います。
言わない方が良いと言うか、言わない方が安全です。

せっかくコンプメントと課題の分離でいい感じの関係ができていると思うので、台無しにする必要はないかと思います。

どうしても言いたくなったらカウンセラーに壁打ち(ガス抜き)してください。

お子さんにそのような兆候が出てきたら、親御さんは学校に行かせたくなるでしょう。

それは自然な反応だと思いますが、お子さんが休み始めたときを思い出してみるとどうでしょうか。

気もちの落ち込み、体調不良、学校への不安・恐怖心などなど
色んな症状があったのではないでしょうか?

それに比べたら「暇だ」と思えるのは健康的です。
健康になってきたのです。

喜ばしいことに思いますし、親御さんが頑張って自分をコントロールして対応したからだと私は思います。

話がそれましたが、
この時期に「子どもの世界(活動の幅)」を広げることができると良いと私は思っています(お子さんにとっては大きなお世話かもしれませんが)。

専門的には「行動活性化」と呼びます。

活動の幅を広げる理由①:可能性を引き出す

なぜこれをするかと言うと、
色々あるのですが1番はお子さんが本来もっている可能性を引き出せることです。

カウンセリングしていて思いましたが、お子さんそれぞれ魅力や可能性があります。

私のなかでこの考えは揺るぎません。

日常的に接している親ではなくたまに会うカウンセラーだからそう見えたのかもしれませんが、1人1人に絶対に輝く側面があります。

家にいて同じようなことをしていると安全安心ではあるのですが、何かと出会う「きっかけ」不足は否めません。
(もちろん昔よりはSNSやyoutube等が発達しているので家に居ながら何かと出会いやすくはなっていると思います)

どんなことがきっかけになるかは全然わかりませんが、

不登校になったのはこれと出会うためだったのか

という体験をする方もいます。

その「きっかけ」との遭遇率、
ゲーム的に言うならエンカウント率を上げるのが行動活性化の目的です。

皆さんもピカチュウを捕まえるためにトキワの森をうろうろしましたよね?

by the way

活動の幅を広げる理由②:社会性を高める

一応もっともな言い方もしておきます。

子どもの活動範囲が広がって新しい経験を積むと社会性も伸びますし、自信もつきます。

行動範囲が広がったその先に学校やアルバイト、就労移行支援など外の世界がある方もいます。

記事の②では子どもの世界を広げるコツを紹介します。
直接「~~しない?」と提案すると断られることも多いので、別の方法を紹介します。

文字アレルギーの人に朗報です。
今回の記事は文字数が2回目や3回目と違ってかなり少ないです。
すぐ読み終わります。

コラム:タイミングってむずかしい

どのタイミングで行動活性化を促すかは難しいですよね。

お子さんが「暇だ~」と言ってきたからといってそれが「動きたい!」なのか「動かなきゃ…」のどっちかは判別が難しいところ。

お子さんの表情や態度、日々の行動についてよく観察し変化があるか、よーく見ていく必要があります。

ですが皆さんは第2回で観察のプロになっているので大丈夫だと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
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