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面倒くさいの先に

自分で考えることをしてみようと絨毯に仰向けになって目を閉じると、すぐに眠りにつくことに気がついた男、増嶋太志です。
「考える行為」にも姿勢がちゃんとあるのだと確信しました。

さて、今日は、先日つくり始めた梅シロップの状況をお伝えしたいと思います。ネットショップで青梅を買ったはずが、完全なる黄金色した完熟梅が届いた日曜に、その完熟梅を使ってシロップをつくりました。毎日、朝晩で梅と氷砂糖が入った瓶をゆっくりまわして撹拌して、様子を伺っていると、3日めにはかなりの量のシロップになっていました。これは、氷砂糖が溶けて、梅からでた汁と合わさった状態だと思うので、おそらくもう少し時間を掛ける必要はあると思うのですが、育ててゆく感じが楽しくもあります。

こういった育ててゆくものを見つけて、じぶんたちの手で何かしていけることを増やせるといいなぁと思ったりもします。大変ではあるけれど。
以前、ぬか床で漬物をつくったことがあったのですが、毎日かき混ぜることを怠り、残念なことにしたのを覚えています。育てるということはどんなことでもちゃんと付き合うという責任が伴うので、簡単にできることじゃないし、そのために時間をちゃんとつくる必要もあります。
その面倒くささとぼくはもっと向き合う必要があるなぁと最近感じています。時代の流れで、いかにすばやくいい気持ちになれるか、が突き詰められているけれど、だからこそ逆に面倒くさいけれど突き抜けたものに光があたっているような気もしています。
こんなことできないなぁと思えるすごいことやおもしろいことは、だれかにとっては面倒くさくて時間がかかるけれど、どこかに楽しみを見つけ、向き合うことでしかたどり着けないと思うのです。
そんなわけで、少しずつでもそういう発想で暮らしを楽しくしていきたいと考えています。

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