アンパンマンにこめられた思いが深いい
アンパンマンは日本人ならほぼ全員知っている
ただ、アンパンマンがどのように
生まれたのか知っている人は少ない。
なぜ、アンパンマンは困っている人を見ると
体の一部をあげるのだろうか？
この記事は3分で読み終わります。
アンパンマンの原作者
アンパンマンは今は亡き「やなせたかし」
という漫画家によって作られた。
アンパンマンで華々しい成功を収めたが、
彼の人生は決して順風満帆なものではなかった
1919年に生まれた彼は戦争で父と弟を失い、
戦後三越に就職して社内報作成などで
生計を立てていた。
1953年に専業漫画家になるものの、
当時の手塚治虫らがストーリー漫画で
大ヒットする中で彼の描く大人向けの漫画は
時代遅れになっていき不遇の時代を過ごした。
1969年に描いた漫画でアンパンマンが
登場するもののこれは大人向けの漫画で
今のアンパンマンとは異なっていた。
私達が知るアンパンマンが子供向けに
テレビ放送されたのは1989年、
彼が69歳の時であった。
この後アンパンマンは子供達に大人気
となるが、その元気なイメージとは裏腹に
彼は多くの病気に苦しみながら描いたのである
アンパンマンにこめられた願い
彼は24歳の時に戦争を経験した。
当時は戦争は正義とされていて、
その正義を信じて必死で戦った。
しかし戦争が終わると一転、
彼の信じていた戦争は否定されて
悪魔の軍隊とまで呼ばれるようになった。
そのとき彼は正義とは何か分からなくなった
正義はすぐに逆転すると感じたのである。
しかし、彼は考えた。
飢えている人に
一片のパンを与えること
はきっとこれからも正義であり続けるだろうと
これこそアンパンマンが生まれた原点であり、
だからこそアンパンマンは困っている人を
見ると体の一部を与えるのである。
現代社会における正義は何か？
今の日本には戦争もなければ、
普通の生活をしていれば餓死することもない。
文字通り、飢えている人に食べ物を与える
機会もほとんどない。
もし、現代にアンパンマン的正義が
存在するならばそれは
身の回りにいる困っている人に
あなたの一部である時間を差し出すこと
ではないだろうか。
例えば、私の周りにはストレスで
会社を辞めたいという同期がいるが、
その子の話を熱心に聞いてあげること。
そうした周囲への些細な思いやりを持つ事が、
やなせたかしが現代の私達に伝えたかった
本当のメッセージなのかなと感じました。
あなたにとって変わらない正義はありますか？
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今日も1日お疲れ様でした＾＾
最後まで読んでいただいてありがとうございます^^