見出し画像

エンドロールはお好き?

映画館でしばらく鑑賞していない。
 
最後はチケットが当選した友達が、
都合により観れなくなり、
譲って貰った作品だから…もう4年前。
 
いつもひとりの時は後ろの座席をお願いして、
エンドロールが終わるまで座っている。
 
最後まで観る派?観ない派?があるようですけど、
論争には参戦せず理由だけ後で述べます。
 
映画によってはエンドロールがない作品もあります。
最近の作品では記憶に無いのですが、
覚えているのは宮崎駿監督の、
ルパン三世 カリオストロの城」ですかね。

いきなり【】で終ります。
 
昔の作品はその時代の流行りなのかもしれませんが、
遡るほど序盤にスタッフロールで、
最後が【】【】【終劇】で終わる記憶があります。
 
序盤と終盤のスタッフスクロールは、
監督さんのこだわりなのではと受け取っています。
 
ストーリーに集中して欲しいので最後に流す方もいれば、
エンドロールが映画の印象を損なう蛇足と感じる方もいるのかと。
 
もちろんエンドロールを観る観ないは自由で、
強制されるものではありません。
 
海外では本編終了でハーフライト(若干明るい照明)になるそうですし、
作品への敬意を重んじる日本ならではの論争なのかも。
 
そこで私がエンドロールを観る理由です。
3点ありますがシンプルです。
 
ひとつは観てて面白いから。

俳優さんや会社、どんなお仕事の方が携わっているのか。
最近は聞き慣れない肩書が多くなったと感じています。

あとよくあるこっそり出演している大物俳優の方が、
エンドロールで判明したり…三谷幸喜さんの映画であったなあ。
 
もうひとつは話が終わってない場合があること。

エンドロールで余韻に浸っていると、
急に映像が流れてきて事の真相が語られたりします。

さって出ていってしまった人は、
この事実をいつ知るのだろうと心配になります。

親切(?)な監督さんはわざと文字だけのエンドロールではなく、
観客の気を引くような映像や装飾で、
席を立たせないような工夫をして下さる方もいます。
 
そして私の中で一番大きな理由。

それは余韻です。

観終わった後の押し寄せる感動やほっと一息つく感じ。
思い返してのあれこれをあのエンドロール中に楽しんでます。
そしてこの時間は歳を重ね、更に重要度を増しました。
 
私はこのエンドロールを、
涙を乾かす時間】と呼んでいます。
 
悲劇や感動作品では恥ずかしほど、
涙が頬を伝います。
 
だから私にとっては、
席を立つに立てない…大事な時間なんです。
  
ですからもし日本のシネマコンプレックスでも、
ハーフライトを導入するようであればHPに掲載お願いします。
 
ジャンルによって使い分けますので…。
 
暗くなるまで…
ならぬ、明るくなるまで待って…なお話でした。


この記事が参加している募集

お疲れ様でした。