多摩川河川敷のようなレンタルショップ
愛着のあるもの。
失われるのは寂しい。
サブスクリプションが必須のような時代。
私のようにレンタルショップを使う人は、
年々減っているのでしょう。
何枚くらいレンタルすれば、
店舗経営を存続できるのだろうと、
心配しながら借りてます。
私はレンタルショップの、
システムに愛着を感じています。
それは貸出状況が、
可視化されてるところ。
ケースだけが残る作品を見ては、
(どんな年代の人が借りたのだろう?
まとめて借りた?
それとも誰かが借りたところまでで、
我慢した?…)
などと、どうでもいい妄想にふけるのが、
楽しくて仕方ないのです。
そんななか今回、特に気になったのが、
山崎豊子さん原作の【白い巨塔】という、
社会派ドラマ。
連続ドラマなので、
たくさん棚に並んでいたのですが、
よく見ると半分は年代が異なっている。
田宮二郎さん主演の作品と、
唐沢寿明さん主演の作品。
それが全く同じ本数、
全く同じ回が借りられていた。
これは一体どういう現象なのかと、
ずっとその棚の前で数分考えてました。
同一人物説。
親子対決説。
世代対抗説…etc。
堪能しました。
私のこの行動は、
そこに人の形跡や匂いを、
感じるからやっているのだと思います。
きっと何気なく、
河川敷を眺めているような感じで…。
会計込みで急げば5分もかからないことを、
結局、40分以上かけて楽しんだ私。
そして今回。
人の貸出事情を、
審査員の私が総括しますと、
木村拓哉さんは凄い!
これに尽きますね。
みなさんもたまには、
レンタルショップへどうぞ!
お疲れ様でした。