見出し画像

ANAマイルで世界一周する方法【スターアライアンス世界一周特典航空券】

こんにちは、まりです✈️

前回のnoteで、「マイルの世界一周航空券が鬼門だった😭」と書きました。

ANAやJALのマイルがあればそれで世界一周できちゃうという夢のような仕組みですが、ゼロからマイルを貯めて航空券を予約するまでの過程がめっちゃ大変で挫折…
あきらめてお金を払って世界一周航空券を買いました。

時間も精神もめちゃくちゃ消費したので記録に残したいのと、これから世界一周したいな〜と考えている人が私たちと同じ苦労をしないように笑、まとめておきます!

ANAやJALのマイルで世界一周航空券が買える

ANAやJALのマイルで世界一周ができるのが「世界一周特典航空券」です。
私たちはお金を払って「有償航空券」を買いましたが、「特典航空券」はそれのマイル版。

一定のマイルを使って、世界一周分の複数の航空券をまとめて予約できます。
すでにマイルが十分に貯まっている人は持ち出し0円で世界一周航空券をGETできちゃうということ…!

ANAならスターアライアンス、JALならワンワールドという「アライアンス」に加盟している世界各国の航空会社を利用することができます。
それぞれのアライアンスで、有償の世界一周航空券、マイルの世界一周航空券を取り扱っています。
費用or必要マイル数、ルートを組む際のルールはアライアンスごとに異なります。

私たちは「スターアライアンス世界一周」の特典航空券予約に挑戦したので、スターアライアンス(ANAのマイルと交換)についてまとめます!
JALのマイルをお持ちの方はワンワールドの特典航空券と交換になるため若干ルールなどは異なりますが、似ている部分が大きいので参考までにお読みください🙆🏻‍♀️

ざっくり必要なマイル数

どれくらいのマイルが必要かは、全旅程の距離(マイル)とクラスによって変わってきます。
全旅程の距離は、スターアライアンスの飛行機に乗る各区間の距離の合計です。

スターアライアンス世界一周の2022年5月末時点の必要マイル数を表にまとめたものがこちら。

必要マイル数

ちなみに「距離をマイルで表されてもわからない…」というのが率直な感想かもしれないので(私はそうでした)、参考までに私たちが組んだルートと必要マイル数はこんな感じ。

東京→バンコク
バンコク→ムンバイ(インド)
ムンバイ→イスタンブール(トルコ)
(陸路などで自力で移動)
ドバイ→アジスアベバ→ヨハネスブルグ(南アフリカ)
ヨハネスブルグ→アジスアベバ→サンパウロ(ブラジル)
サンパウロ→ニューヨーク
(陸路などで自力で移動)
ロサンゼルス→オークランド(ニュージーランド)
オークランド→シドニー
シドニー→東京

上記の世界一周ルートで、全旅程の距離合計は43,642マイル、必要マイル数はエコノミークラスで180,000でした。

やっぱりフルフルで全部の大陸に行こうとすると必然的に必要マイル数も増えます。
逆に、行かない大陸を決めたり飛行機の回数を減らせば、必要マイル数は抑えられます。

ちなみに、「このルートだと距離はどれくらい?」というのは、スターアライアンスのサイトで自分でルートを組みながら確かめることができます。
(けっこう使いづらいですが😇)

細かいルールがある

世界一周分、飛行機乗り放題!というわけではなく、乗れる回数や方面のルールがあります。
けっこう細かいので、実際に「世界一周航空券GETするぞ!」という人だけ読んでもらえれば大丈夫です🙆🏻‍♀️

・全旅程の距離(区間基本マイレージの合計。地上交通区間は移動マイルとして計算に含めません。)に応じて必要マイル数を算出します。
太平洋、大西洋を1回ずつ飛行機を利用して横断する必要があります。
・ルートは東回り、あるいは西回りのどちらかで逆回りはできません
・出発地と最終帰着地の間で最大8回の途中降機が可能です。(ただし欧州での途中降機は3回まで、日本国内での途中降機は4回までです。)
・出発国に戻る最後の国際線搭乗は、最初の国際線搭乗から10日目以降になります。
(例:10月1日に日本出発の場合、 10月1日+10日=10月11日となりますので、 日本へ向けての帰国便利用は10月11日以降となります。)
・旅程は最大12フライト区間に加え、最大4区間の「地上移動・同じ都市での異なる空港間移動」が可能です。

「スターアライアンス世界一周」より

なんだか難しそうですよね。私たちがつまづいたポイントを解説します。

①途中降機
途中降機は、「飛行機を降りてその都市に一定期間滞在すること」です。途中降機に当てはまらないパターンは、「飛行機を降りたけど24時間以内に乗り継ぐだけ」という場合です。
要するに、1日以上滞在したら途中降機にカウントされます。

上記のルールでは、世界一周する中で8都市まで飛行機で到着して滞在ができることになります。
「9都市以上行きたいよ!」という人がほとんどだと思いますが、そういう場合は飛行機で降りる都市を拠点にして、周辺を自力で移動してまわることになります。

そのため、実際は「スターアライアンス世界一周」で希望するすべての移動をまかなえるわけではなく、多少の持ち出しが発生することも大いにありえます。
(どれくらいたくさんの国や都市に行きたいかで変わってきます。)

②最大12のフライト区間と最大4の「オープンジョー」区間

ルールの一番最後にある「最大12のフライト区間」は、「スターアライアンスの飛行機に12回乗れる」という意味です。
先ほどの「途中降機は8回まで」と数が違う、と思うかもしれませんが、「最大12のフライト区間」には途中降機せずただ乗り継ぐだけの場合も含まれるためです。

問題は、最大4回の「地上移動・同じ都市での異なる空港間移動」です。
これを専門用語で「オープンジョー」というらしいです。

どういうことかというと、「最大12区間のフライト以外に、最大4区間までスターアライアンスを使わずに自分で移動していいよ」という意味です。

ちなみに、スターアライアンスの飛行機を空港Aで降りて、自分で移動してまた空港Aに戻って次のスターアライアンスの飛行機に乗る場合は、オープンジョーの4区間にはカウントされません。

例えば、「スターアライアンスの飛行機でバンコクに着く→周辺国を陸路や空路で自分で周遊する→バンコクに戻り、バンコクからスターアライアンスの飛行機でムンバイに行く」
この場合はオープンジョーにカウントされません。

一方で、「スターアライアンスの飛行機でバンコクに着く→周辺国を陸路や空路で自分で周遊しながらムンバイまで移動する→ムンバイからスターアライアンスの飛行機に乗る」
この場合、バンコク→ムンバイの1区間がオープンジョーにカウントされます。

なんとなくイメージできそうですか?
要するに、途中降機した都市から次の飛行機に乗るか、途中降機した都市から別の都市に自分で移動してそこから飛行機に乗るか、でカウントされる区間数が変わるということです。

ちなみに、ルールには「地上移動」とありますが、オープンジョーの部分や途中降機中に周辺をまわる際の移動手段は陸路でも空路でもなんでもOKです。

必要マイル数やルールは変わる可能性もあると思うので、正確な情報を知りたい方は公式HPを見てください。

世界一周に必要なマイルを0から貯めるには…

すでにマイルをある程度持っている人には特典航空券を使うのがおすすめですが、マイル0から世界一周に必要なマイルを短期間で貯めるのはなかなか難しいです。

私たちはマイル0から最短(1ヶ月半くらい)で必要な18万マイルを貯めることを試み、貯めること自体は一応できそうでした。(別の理由で特典航空券を諦めたのでそれは後ほど…)

ちなみに、一般的には200円買い物をすると1マイルたまる場合が多いです。
ということは、18万マイルためるには3,600万円の買い物が必要…!?

さすがに3,600万円も使えない。
そこを必要経費30万円くらいで貯める方法があります!

めっちゃ裏技of裏技of裏技って感じなので紹介するのは若干気がひけるのですが😇、3ステップで紹介します。
世界一周をしなくても、マイルを効率よくためたい!という人は参考になる部分もあるかと思います🙆🏻‍♀️

1.AMEXカードを作る

AMEXカードの入会特典でマイル・ポイントがたくさんたまるので、それをすべてマイルに交換します。

まず3枚のクレジットカードを作りました。
通常の入会でも特典はありますが、すでにカードを持っている誰かからの紹介での入会の方がもっと特典が豪華なので、3枚とも持っている知人の紹介リンクから入会しました。

3枚のカードと、それぞれの紹介での入会特典(私たちの入会=2022.4時点)は以下の通りです。

①MARRIOTT BONVOY アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

紹介入会特典
①入会後3ヶ月以内に30万円以上の利用で30,000Marriott Bonvoyボーナスポイント
②入会後3ヶ月以内に75万円以上の利用でさらに35,000Marriott Bonvoyボーナスポイント
③入会後半年以内に150円以上の利用でさらに90,000Marriott Bonvoyボーナスポイント
④カードの利用でつく通常のMarriott Bonvoyポイントが③まで達成で15,000ポイント
→合計170,000Marriott Bonvoyポイント獲得可能
※2022.6.1現在、紹介入会特典は変更になっています

マイル交換レート
・3ポイント=1マイル
・60,000ポイント交換ごとに5,000ボーナスマイルプレゼント
・1日に24万ポイントまで交換できる
※2022.6.1時点の情報

170,000Marriott BonvoyポイントをすべてANAマイルに交換すると、66,666マイルになります。
66,666マイルを獲得するための経費は、年会費49,500円(税込)+利用1,500,000円です。

②ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード

紹介入会特典
①入会で2,000マイルプレゼント
②入会後3ヶ月以内に25万円分の利用で10,000ボーナスポイント
③入会後3ヶ月以内に50万円分の利用でさらに20,000ボーナスポイント
④入会後3ヶ月以内に100万円分の利用でさらに35,000ボーナスポイント
⑤カードの利用でつく通常のポイントが④まで達成で10,000ポイント
→合計2,000マイル+75,000ポイント獲得可能
※ここでの「ポイント」は、アメックスのポイントのこと

マイル交換レート
・1ポイント=1マイル
・1,000ポイント単位で交換可能
・マイルへの交換上限なし
※2022.6.1時点の情報

入会特典で2,000マイル+75,000ポイントがたまりますが、ポイントをすべてマイルに交換すると77,000マイルとなります。
77,000マイルを獲得するための経費は、年会費34,100円(税込)+利用1,000,000円です。

③アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード

紹介入会特典
①初年度、基本カードの年会費無料
②入会後4ヶ月以内に50万円分の利用で20,000ボーナスポイント
③入会後4ヶ月以内に100万円分の利用でさらに20,000ボーナスポイント
④入会後1年以内に200万円分の利用でさらに30,000ボーナスポイント
⑤カードの利用でつく通常のポイントが④まで達成で20,000ポイント
→合計90,000ポイント獲得可能
※ここでの「ポイント」は、アメックスのポイントのこと

マイル交換レート
・2ポイント=1マイル(メンバーシップ・リワード・プラス未登録の場合)
・1ポイント=1マイル(メンバーシップ・リワード・プラス登録済の場合)
・1,000ポイント単位で交換可能
・年間(1-12月)40,000マイルまでしか交換できない
※2022.6.1時点の情報

入会特典で90,000ポイント獲得できますが、1年間に40,000マイル=40,000ポイント分しかマイルに交換ができません。

ただ、ビジネス以外の2枚のカードで66,666+77,000=143,666マイルがすでにたまる見込みです。
私たちが特典航空券のために必要なのは18万マイルなので、ここで40,000マイルしかたまらなくても問題ありません。

40,000マイルをためるための経費は、年会費無料+利用1,000,000円です。


というわけで、この3枚のカードの入会特典で無事66,666+77,000+40,000=183,666マイル
をためられる計算になりました。

入会特典をもらうには、
①カードの審査が通る
②入会特典の条件達成までカードを利用する
という2つのハードルがあり、②についてはこのあと方法を解説します。

①については、「かなり審査通りやすいな」という感覚でした。

アメックス、しかもゴールド、しかもビジネスとなると審査厳しくて通るわけなくない…?と思いながら彼と一緒に申し込んだのですが、フリーランス半年&新卒2年の2人とも&3枚とも審査は問題なく通りました。びっくり!

ちなみに上記の入会特典は時期によって変わります。とくにMarriott Bonvoyは1ヶ月ごとくらいの高頻度で特典が減ったり増えたりしています。

マイルに変える以外にもマリオットのホテルでポイントが使えたり、年に1回無料宿泊券がもらえたり、国内・海外問わず旅行好き必携なカード!
普通に入るより紹介で入った方が特典はもらえるので、気になる方は以下からどうぞ✨

2.入会特典の条件金額を使う

次の問題が、入会特典獲得の条件となるカード利用。

ここまでのおさらいをすると、
①Marriott Bonvoy アメックス:150万円
②ANA アメックスゴールド:100万円
③アメックスビジネスゴールド:100万円
合計350万円をクレジットカードで決済する必要があるということです。

いや…350万円も買うものないよ!!!!

そう思ったのですが、普通の買い物以外にも方法はいろいろあります。
調べると「Amazonギフト券を購入する」というのがけっこう出てくるのですが、正直350万円分もアマギフいらん。笑

百貨店の商品券を買う→すぐに現金に交換する」という方法があります!
Amazonギフト券よりも、現金への換金レートが高いです。

アメックスが発行している「百貨店ギフトカード」がおすすめ。
ほかの商品券だとクレジットカードで買えないものもあります。その点アメックス発行なので確実にカードが使えるのがgood◎

ネット・電話注文で購入できますが、より早くマイルをためたいなら電話注文、よりお得にマイルをためたいならネット注文がおすすめです。
電話注文なら購入金額に制限がありません。ネットだと30日間で50万円分までしか購入できません。
一方で、ネットだと優待価格があります!50,000円の商品券を買うのに電話注文だと51,260円かかりますが、ネット注文だと50,000円で買えます。

1枚50,000円(販売価格51,260円)のものが最も高いです。
50,000円を68枚、20,000円を1枚買えば合計350万円分以上のカード利用ができます。
百貨店ギフトカードの現金への換金率は、私が見たときは96.5%でした。(日によって変動します)

ギフトカード購入にかかる金額:51,260円×68枚+20,510円×1枚=3,506,190円
保有ギフトカード:50,000円×68枚+20,000円×1枚=3,420,000円分
現金へ換金後の金額:3,420,000円×96.5%=3,300,300円

経費:3,506,190円-3,300,300円=205,890円
カード年会費も含めた経費:205,890円+49,500円+34,100円=289,490
※ギフトカードの送料は無視

つまりここまで終えると、約29万円の経費で183,666マイルをGETできるということです!
もちろん、すでにいくらかマイルを持っている方は、経費はこれよりも低く抑えられます。

書いてて思いましたが、「そこまでする?」っていう内容ではありますね…😅
私たちはカード作るところまでで特典航空券を断念したので、それ以降は実際にはやっていません。
時間の余裕があってやる気十分だよ!という方は挑戦してみてほしいです!笑

3.ポイントをマイルに変える

カードを利用してたまったMarriott Bonvoyポイントとアメックスポイントをすべてマイルに交換します。
3枚のカードごとに交換上限やかかる時間が異なるのが注意ポイントです。

①MARRIOTT BONVOY アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

マイル交換にかかる時間
AMEXポイント→Marriottポイント→マイルという順番で交換されます。
・AMEXポイントは入会特典条件達成して即時で/買い物の場合は明細に反映されるタイミングで(即時〜1週間ほど)つく
・AMEXポイントがMarriottポイントに変換されるのは月1回のみ(私の場合は毎月20日頃/カードの締め日は20日。カードの締め日によって異なる)
・Marriottポイントからマイルへの交換には1週間ほどかかる

マイル交換上限
・1日に24万ポイントまで交換可能

※2022.6.1時点の情報

注意ポイントはAMEXポイント→Marriott Bonvoyポイントに交換されるのに最大で1ヶ月かかることです。
結果的に、他2枚のカードに比べてマイルに交換できるまでにかかる時間が長くなります。

マイルへの交換上限、1日24万ポイントはあまり気にする必要はないです。
また、アメックスのポイント(複数枚あればその合計)は1年間に40,000マイルまでしか交換できませんが、これはそもそもMarriott Bonvoyポイントからマイルへの移行なので別問題。40,000マイルの制約もありません。

②ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード

マイル交換にかかる時間
・AMEXポイントは特典条件達成して即時で/買い物の場合は明細に反映されるタイミングで(即時〜1週間ほど)つく
・AMEXポイントからマイルへの交換には2週間ほどかかる(2回目移行なら5営業日以内)

マイル交換上限
ANAのカードなのでなし!!!
※1日の移行の上限は999,000ポイントまで

※2022.6.1時点の情報

こちらも、ANAのカードなので、「AMEXカード全部で1年に40,000マイルまで」の移行上限が適用されません。いくらでもマイルに交換できます。

③アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード

マイル交換にかかる時間
・AMEXポイントは特典条件達成して即時で/買い物の場合は明細に反映されるタイミングで(即時〜1週間ほど)つく
・AMEXポイントからマイルへの交換には2週間ほどかかる(2回目移行なら5営業日以内)

マイル交換上限
・年間(1-12月)40,000マイルまでしか交換できない(複数のAMEXカードがある場合はその合算で)

マイル交換に必要なこと
・「メンバーシップ・リワード ANAコース」への登録(年間参加費5,500円 税込 、2年目以降自動更新)がマスト→2ポイント=1マイルで交換可能
・「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録(年間参加費3,300円 税込 、2年目以降自動更新)は任意→マイル交換レートが1ポイント=1マイルに

※2022.6.1時点の情報

ビジネスゴールドは1年間で40,000マイルまでの交換上限があることと、「メンバーシップ・リワード ANAコース」への登録が必須なところに注意です。
同じ保有ポイントで2倍のマイルに交換できるようになるので、「メンバーシップ・リワード・プラス」も登録した方がいいです!

ANAのマイル交換についてのAMEX公式のページも貼っておきます。

ここまで完了して、約30万円の経費で186,666マイルをGETできます😭✨
つまり、30万円で世界一周できるということ!

世界一周特典航空券を予約するときの注意点

私たちがここまで調べ上げ、カードまで作ったのに特典航空券をあきらめた理由は……

そもそも、座席に空き枠がなくて世界一周分の予約ができないと判明したから😭

私たちが行きたいルートでどうしても空席がない区間がありました。
「ムンバイ→ヨーロッパのどこか」の便にひとつも空きがあるものがなく、「バンコク→ヨーロッパのどこか」なら行けるけど、インドに行きたければ持ち出しでバンコクと往復しないといけない…
他にも、シドニー⇄オークランドも自分で購入する必要があるなど。

・そこの出費も考えたら結局けっこうお金かかる
・上記判明時点でまだマイル交換完了まで1ヶ月くらいかかる予定だっため、その間にほかの便の空席も埋まる可能性ある
ということから、特典航空券を断念しました……

空席についてはコロナ禍の減便やコロナ明けの旅行需要増加などが関係する一方で、特典航空券用に用意されている席がそもそも少ないという普遍的事実があります。

人気の便だと特典航空券用の席がひとつもないことも。
ムンバイ→ヨーロッパにひとつも空きがないのは、もう埋まってしまったというより、そもそも特典航空券用の枠が用意されていないのが理由かもしれないとのこと。

特典航空券用の席があっても、深夜の便にしかないという区間もたくさんありました。

もしかしたらエコノミーじゃないほかのクラスだったらもう少し空きがあるのかもしれませんが、そこはなんとも言えないです。

マイルの準備を頑張る前に、「そもそも予約できるか」を確認しておくべきでした!!!!!!!!😭

世界一周特典航空券の予約方法

「スターアライアンス世界一周」はANAに電話して予約します。
ネットや空港など、電話以外の予約方法はありません。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/contact/01.html

↑電話番号が載っています。
「ANAマイレージクラブ・サービスセンター」の「国際線一般・特典予約」が窓口です。

ただ電話がつながるまでめっちゃくちゃ時間がかかりました!
1時間以上待つことはザラ。つながったときは朝8時頃にかけて10時手前でやっとオペレーターと話せた気がします。

つながっても、空席があるか、ない場合ほかのルートがあるかなどその場で相談するので、それだけで2時間くらいお話しました。
時間のあるときに電話する必要があります😇
ちなみにフリーダイヤルじゃないので、待ってるだけでもありえないくらいお金がかかります😇😇😇

ANAプレミアムメンバー/ANAカード会員であれば、専用デスクがあり、マイページからフリーダイヤルの番号にありつけます。
(それでも待つことには待ちますが…)

コロナやロシアウクライナ情勢によって電話が混み合っているだけかもしれませんが、注意です。

まとめ:マイルを持ってるなら世界一周特典航空券がおすすめ

10,000文字くらいになってしまいました😇
あれこれ調べ、毎日のようにアメックスに電話をかけ、いろんな情報に翻弄された日々を思い出しながら書きました…頑張りました……

結論、マイルをすでにある程度持っている人なら世界一周特典航空券が断然おすすめです。めっちゃお得。
ただ短期間で無理やりマイルを貯めようとすることはおすすめしません!めっちゃ大変です!

あと特典航空券は一般(有償)航空券に比べて予約しづらいので、最初に自分の行きたいルートを予約できそうかANAに電話して確認しておくことも大事です。

お得に世界一周したい人のお役に少しでも立てますように✈️


これからも世界一周の様子をnote、YouTube、TikTok、Instaなどでお届けしていく予定なのでぜひフォローしていただけるととっても嬉しいです!💓

この記事はいとまり👧🏻が書きました!
スキ・フォローもお待ちしてます🌈


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?