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NO MUSIC, NO LIFE. 幅広いジャンルで活躍する音楽好きフリーライターのマイルール

こんにちは!フリーランス広報ユニット「ふたり広報」・ライターのももです。

さて、今回は「フリーランスのマイルール」第3弾。ライターの伊藤美咲さんにインタビューします。

美容師アシスタントやメーカー勤務を経て、フリーランスとして独立した美咲さん。幅広いジャンルのライティングで活動される中、どのようなスケジュールで、どのようなことを意識されながら毎日を過ごしているのでしょうか?お聞きしてみました。

伊藤 美咲 / ライター
美容師アシスタントを経験後、大手メーカー企業のCS業務に携わる傍ら、ライター活動を始める。2019年にフリーライターとして独立し、現在はインタビュー記事、地方取材記事、イベントレポート、コラム執筆のほか、プレスリリースやSNS投稿の作成を手がける。ジャンルはビジネス、音楽、旅行、食などあらゆる領域を担当
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ルール①自分のエンジンがかかりやすい環境を整える

美咲さんの朝は8:00から10:00の間に始まります。夜型ということもあり、毎日起きる時間を明確には決めていないのだとか。朝起きるとまずは音楽をかけて、ストレッチを行うそうです。

「準備をした後は、すぐにパソコンを開くことが多いです。起きる時間が毎日違うので、朝ごはんを食べるかどうかも日によって違います。また、作業は家ですることが多いです。イヤホンをつけずに音楽が聴けるというのもありますし、家は周りを気にせず作業に没頭できる空間なので、自分にとって最高の環境です」

身体が動きやすくなるようにストレッチをしたり、テンションが上がるような音楽をかけたりする。朝のルーティンはほとんど決まっていないと述べる美咲さんでしたが、自分のパフォーマンスが上がるような環境を作ることこそが、美咲さんの朝のルールなのだと感じました。

ルール②シチュエーションによって音楽を使い分ける

作業のときに音楽を聴くか否かは人によって意見が分かれるもの。

ご自身のSNSで「邦楽ロックを中心とした音楽」が好きだと公言しており、「起きているときはほとんど音楽を聞いている」という美咲さんは、作業中にも音楽を聞いています。驚いたのは、作業の内容によって音楽の種類を使い分けているということ。

「事務関連のことは、好きなバンドを聴きながら。記事を執筆するときには歌詞が頭に入ってこないように、バンドのInstrumental(歌詞が入っていない曲)やゲームのサウンドトラックを聴きながら作業をしています。唯一音楽を聴かないのは、一番集中したいときである、自分で書いた文章を読み返すときだけです

ルール③相手の目を見て話を聞く

インタビュー記事を担当する仕事として忘れてはならない大切な要素は「相手の話をしっかりと聞くこと」。幅広いジャンルの取材記事を手がける美咲さんに、インタビューのときに心がけていることをお聞きしてみました。

「相手の目を見ることは大切にしています。後で記事を書くことを考えるとついメモを取りたくなってしまいますが、その場では大切なキーワードをメモする程度に抑えています。大事なのは『いま』の空気感なので、雰囲気も含めて相手の話していることを感じ取り、相手に話してもらいやすい環境を作ろうと思っています

ルール④メッセージを見たら即返信

社会人として「連絡が来たらすぐに返信すること」も心がけていると話す美咲さん。フリーランスは特に相手との信頼関係が重要になる働き方であるため、なにか連絡がきたときには、もし返信に時間がかかるようなものだったとしても「確認します!」と一報を入れるようにしているのだとか。

「ライブレポートなどの鮮度が大切な仕事では、コミュニケーションが特に重要です。(ルール③で述べた)『目を見る』も『即返信』も基本中の基本かもしれませんが、逆にこれができれば上手く人と関わっていけると思っています」

「相手にもスケジュールがあるため、迅速に対応して相手が不安にならない行動をしたい」とお話ししてくれた美咲さんの言葉に、私自身もフリーランスとして身が引き締まる想いでした。

ルール⑤やらなければならない状況をつくる

これから改善したいマイルールはありますか?と尋ねたところ、「ルーティンや習慣付けをしていきたい」という答えが返ってきました。以前にインタビューした三浦えりさん 卯月りんさんのお話でも「習慣化」は話題に上がりましたが、やはりフリーランスにとって「習慣化」は重要なキーワードとなっているようです。

そんな美咲さんには、行動を起こすときに意識しているポイントがあります。それは「やらなければならない状況をつくる」こと。この影響は仕事面だけのものではなく、美咲さんのリフレッシュタイムにも変化を起こしたそうです。

「昨年からダンスとベースを始めたのですが、誰かに教わることによって、やらなくてはいけない状況と半強制的に仕事をしない時間を作ることができています。ひとりでいるときにオフの時間を作ることは中々ないので、習い事は私にとって『仕事を休まなければならない』貴重なリフレッシュの時間にもなっています。

↑習い事を始めた経緯は、美咲さんのnoteでもお話しされています。

ルール⑥まわりと自分を比べない

フリーランスになってから4年。ここ数年で「他の人と自分を比べなくなり、前よりも落ち込みにくくなった」という美咲さん。

独立した当初は同じ時期にフリーランスになった人を見て落ち込むことが多かったものの、さまざまな仕事を経験して自分に合った働き方を知るうちに、「自分の目の前にある仕事や課題にひたむきに取り組めば、結果はついてくる」と考えるようになったそうです。

「もちろん、尊敬している人はたくさんいます。ただ、それを見て自分を卑下したり蔑んだりするのは違うなと感じるようになりました。今は自分のなりたい姿を考えて、周りの人のいいところを吸収していこうと考えています」

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取材で印象に残ったのは、「喋るのが速かったら言ってください!」と美咲さんがこちらを気遣ってくれたシーン。仕事との向き合い方からも、やさしさやライターとしての意識をひしひしと感じられたインタビューでした。

「しっかりとしたマイルールが思いつかない」と終始不安そうにされていましたが、お話を聞いていて、普段から何気なくできているからこそ気付けないルールをたくさんお持ちなのだと感じます。

また、話の随所に音楽の話題が出てきたことも印象的。ご紹介したルール以外にも音楽への想いをお話してくれるシーンが多く、普段から音楽関係の方と関わり、ライブレポートを書かれている美咲さんならではのお話も聞くことができた楽しい時間でした。

「ふたり広報」公式noteでは、我々の活動のご紹介やフリーランスのHOW TOなど、フリーランスが集まる広報ユニットならではの情報を発信していきます。次回の更新もお楽しみに!

photo :三浦えり

✍️もも / ライター
2021年3月に高校を卒業後、ギャップイヤーを開始。言葉や書くという行為に魅了されたことから、ライター活動を始める。現在は個人ブログ「PEACHY mode」を運営しながら、対談形式のインタビュー記事やオタク気質を武器にしたコラム記事などを手掛ける。夢は 「自由でご機嫌な人生を送ること」。好きなものはエンタメと甘いもの。
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Instagram:https://www.instagram.com/peachy._.mode/

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