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追いつめられる夢の話

2021年に入って、半月が経過した。たった半月なのに、今年は中身が濃い。何故か。それは竣工が間近だから。

人間の脳は計画を立てて予定通りに終わらせるつもりで行動すると、8割くらいで「キツイな」と感じるようにできているらしい。だからいつも終盤は慌ただしい記憶ばかりになる。

でも、思い返してほしい。本当に難しい局面は、乗り越えてから「ヤバかったな」と実感することが多い。そんな時、私はよく何かに追いつめられる夢を見る。

窓ガラスを震わせるヘリの音。人質の皮膚をかすめる赤いレーザー光。ビルの一室、拳銃一丁だけを握りしめて特殊部隊に包囲されている。突入の瞬間、「こうするしかなかったんだ!」と人質を抱えて叫んだ。

こんな夢から醒めて、「あ、峠越したかも」と現在地を確認している。このようにストレスは遅れて表面化してくるようだ。そうであるならば、もう残りは2割くらい。勢いでいけるはずだ。よし、がんばろう!

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