マガジンのカバー画像

「旧市町村日誌」仁科勝介(かつお)

52
2023年4月から二度目の日本一周、旧町名市町村一周の旅に出られた写真家の仁科勝介(かつお)さん。 週に一度を目安に、その日のできごと日記、旅のこぼれ話やブログ「ふるさとの手帖」…
運営しているクリエイター

記事一覧

『旧市町村日誌』 53 踏ん張りどころ 文・写真 仁科勝介(かつお)

9月18日(水) 個人的な感覚ですが、岐阜県の旧市町村をすべて巡ることができたことは、ぼ…

『旧市町村日誌』 52 夕焼けがもたらすもの 文・写真 仁科勝介(かつお)

9月10日(火) 旅を続けています。 朝は徐々に涼しいと感じられる機会が増えて、特に日陰…

『旧市町村日誌』 51 滞在と再開 文・写真 仁科勝介(かつお)

9月2日(月) 台風でしばらく休んでいた旅も、今日から再開しました。約一週間、岐阜市で過…

31

『旧市町村日誌』 50 旅の500日反省会 文・写真 仁科勝介(かつお)

8月22日(木) 旅をしていると、反省することばかりで、正直自己嫌悪になることが多いです…

35

『旧市町村日誌』 49 お盆休みまでに 文・写真 仁科勝介(かつお)

8月12日(月) 昨日は長崎で友人の結婚式に参列しました。とにもかくにも、7月中旬から、こ…

56

『旧市町村日誌』 48 祭りを思い返す  文・写真 仁科勝介(かつお)

この一週間、休養を挟まずに進んでいきました。もう少しがんばれたら、一旦休みの時期にも入り…

27

『旧市町村日誌』 47 近畿地方へ  文・写真 仁科勝介(かつお)

つい先日、旅を一日休んだとき、宿で冷房も付けて作業をしていて、昼食を食べようと外に出たら、ものすごく暑く感じました。毎日旅を続けているときとは違うような、暑さの感覚で。 その翌日、また旅を再開して、最高気温も昨日と同じぐらいだったのですが、やっぱり、暑さの感じ方が違う。 旅をしているときの方が、長袖長ズボンで、防具も付けていて、明らかに厚着です。もう、全身の皮膚すべてから汗をかくという感じ。一方で、昼食に出かけたときは半袖半ズボン。 なのに、旅のときの方が、暑

『旧市町村日誌』 46 夏の始まり  文・写真 仁科勝介(かつお)

全力疾走の夏が始まりました。もちろん、これまでの旅も全力ですが、セミが元気に鳴き出してか…

32

『旧市町村日誌』 45 一週間いろいろ  文・写真 仁科勝介(かつお)

7月6日-7月12日 一か月ぐらいの時間をかけて起こりそうな出来事が、一週間のあいだに次々と…

27

『旧市町村日誌』44 休日の日記 文・写真 仁科勝介(かつお)

6月28日(金) カプセルホテルに連泊している。大部屋に入ると小さなカーテンが幾つも閉ま…

30

『旧市町村日誌』43 敬愛する作家さんと会う 文・写真 仁科勝介(かつお)

6月21日(金) 敬愛する作家さんと会った。面識は何度かあったけれど、一対一で会うのは初…

45

『旧市町村日誌』41 出会い方あれこれ 文・写真 仁科勝介(かつお)

旅先での初めましての出会い方はいくつかある。 ひとつは完全に偶然といって良いような出会い…

33

『旧市町村日誌』40 旅の中断中に 文・写真 仁科勝介(かつお)

5月も終わり。旅の中断中に蛍を見ました。知り合いの方々が蛍を見る会をひらくそうで、その下…

20

『旧市町村日誌』39 実家の時間。  文・写真 仁科勝介(かつお)

旅をしているはずなのに、東京にいた頃よりも、倉敷の実家に立ち寄る頻度が増えました。今、あらゆる荷物は実家に置いているし、ネットで買ったものや、仕事の書類も実家に届けてもらうことが多いので、立ち寄る頻度が増えたわけです。GW後半の数日間を実家で過ごしたけれど、家に帰るとどっさりと荷物が届いていて、その中には捺印して返送する書類もあったりするので、これ、国内旅だから成り立っているけれど、日本にいなかったらどうなるんだろう、とかも思います。 ほかに実家でやることのひとつは、買い