マガジンのカバー画像

「旧市町村日誌」仁科勝介(かつお)

43
2023年4月から二度目の日本一周、旧町名市町村一周の旅に出られた写真家の仁科勝介(かつお)さん。 週に一度を目安に、その日のできごと日記、旅のこぼれ話やブログ「ふるさとの手帖」…
運営しているクリエイター

記事一覧

『旧市町村日誌』44 休日の日記 文・写真 仁科勝介(かつお)

6月28日(金) カプセルホテルに連泊している。大部屋に入ると小さなカーテンが幾つも閉ま…

『旧市町村日誌』43 敬愛する作家さんと会う 文・写真 仁科勝介(かつお)

6月21日(金) 敬愛する作家さんと会った。面識は何度かあったけれど、一対一で会うのは初…

『旧市町村日誌』41 出会い方あれこれ 文・写真 仁科勝介(かつお)

旅先での初めましての出会い方はいくつかある。 ひとつは完全に偶然といって良いような出会い…

34

『旧市町村日誌』40 旅の中断中に 文・写真 仁科勝介(かつお)

5月も終わり。旅の中断中に蛍を見ました。知り合いの方々が蛍を見る会をひらくそうで、その下…

20

『旧市町村日誌』39 実家の時間。  文・写真 仁科勝介(かつお)

旅をしているはずなのに、東京にいた頃よりも、倉敷の実家に立ち寄る頻度が増えました。今、あ…

42

『旧市町村日誌』38 まっすぐ、旅のレポート 文・写真 仁科勝介(かつお)

3月末に旅を再開して、更新があいてしまいました。感覚的には、鹿児島県からほぼ休まずに進ん…

35

『旧市町村日誌』37 なりたい大人、ありたい自分 文・写真 仁科勝介(かつお)

3月22日に東京で開かれた「18歳の成人式」のあと、すぐに鹿児島へ戻って旅を再開する予定だったけれど、東京で必須の予定が一週間後にできて、あと一週間をどうやって過ごすか、考えることになった。 そして、東京ではなくて、辞めてから4年間一度も挨拶に行けていなかった、地元の写真館を訪れた。地元に帰った理由もそれぐらいしかなかった。4年間、一度も挨拶に行けなかったのはかくかくしかじかだが、要するに、後味の悪い辞め方だった。これまで地元に帰ったときも、写真館の近くには足が進まなかっ

『旧市町村日誌』36 1000の旅 文・写真 仁科勝介(かつお)

ブログの更新が追いついていないので、若干宣言はしづらいけれど、屋久島を訪れて、訪問したま…

28

『旧市町村日誌』35 船に乗るとき 文・写真 仁科勝介(かつお)

今回の旅でも離島へ訪れていますが、8割は行ったことがあって、2割は一度も行ったことがない…

32

『旧市町村日誌』34 再スタート 文・写真 仁科勝介(かつお)

2週間ほど旅を休むにあたって、スーパーカブをどこかに停める必要があります。このとき巡って…

35

『旧市町村日誌』33 長崎の島つれづれ文・写真 仁科勝介(かつお)

平戸市から船で的山大島を目指します。「まとやまおおしま」ではなく「あづちおおしま」と読む…

32

『旧市町村日誌』32 佐賀から長崎へ 文・写真 仁科勝介(かつお)

12/23(土)曇り 迷ったものの、作業日とする。おかげで作業もプラス状態になった。ここから…

33

『旧市町村日誌』31寒波がやってきた佐賀で 文・写真 仁科勝介(かつお)

12/15(金)曇りと雨 雲行きが怪しいとわかっていたので、実際に雨が降るか、降らないかは問…

30

『旧市町村日誌』30雨が降るまで 文・写真 仁科勝介(かつお)

12/4(月)晴れ 長い1日だった。柳川市の北原白秋生家・記念館で、北原白秋の生涯に触れる。これまでの旅先でも、詩人や歌人の展示などを見ていると、北原白秋の名前が出てくることは、少なくなかったように思う。誰かが語り継ごうとしている人物の生涯を追うことは、必ずといっていいほど面白い。しかし、偉人とはこうなのだ、みたいなパターンはない。どちらかといえば、宿命を受け入れ、じぶんを信じ、運命に身を任せている。 12/5(火)曇りのち晴れ 4年ぶりに壱岐島を目指した。博多