仕事のコミュニケーションとデジタルツールの功罪

なんだか最近、ほぼmessengerやslackなどのチャットツールで用事が済んでいる。というのは嘘で、遠隔が多くなってそれで十分とも言われているけど、対面でのコミュニケーションほどやりやすいことはない。特に、一概には言えないけど、日本語のようにハイコンテクストな場合、表情とか、仕草とか、空気みたいなもの、相手の言葉以外のところが何割かを占めていると思われ、そのせいでテレビ会議はやりにくいし、チャットツールでニュアンスが伝わるかわからず、結局ものすごく気疲れしてしまい、電話の方が早くね・・・?と思うこともしばしば。

チャットツールは便利なもので、小さなコミュニケーションの積み重ねによって大きな考えがまとまっていくコラボには欠かせないものになっていると思う。が。頭で考えがまとまらないうちに吐き出されることもしばしばで、あ、やっぱこうだったかも、なんて後から考え直すことも出てきたりする。そして、時短になるかというとそうでもなく、結局チャットで2時間ぐらいダラダラやりとりしていたりして、実はメリハリがなくてかつ誤解もはらみやすいツールな気がすごくする。

ちゃんと考えをまとめて、叩き台を持ってきて話し合うというのができていなかったり、これ、チャットでやる必要ある?対面ならすぐに解決するのに。。。と思うことも。そして、人によってその感覚の度合いも結構差があるように感じる。私のように、ハーフデジタルな人間で、かつ普段のコミュニケーションが言葉よりもそのほかの要素に頼っているタイプには、こういうデジタルツールは必ずしも使いやすいわけではないのだ。

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