猫又と記念日

当noteの方向性

前回の記事からの連投になるけれども、前回は初心表明だったので、
このnoteが本当の初回投稿と言えるかもしれない。

不思議なもので『どこに走ろうか？』と、止まって考えている時には思いつかない目的地は、とにかく一歩、走り始めてしまえば意外に見えてきたりするもの……にゃん。

……前回からやり続けてるけども、これからも一人称は「吾輩」、挨拶は「にゃん」でいくから。この約束は吾輩が飽きるまでやるから。『吾輩は猫又』という設定だから。

今、走りながらフィクション設定を決定づけてしまったので、アカウント設定その他をそれ仕様にし終えた。というわけで、

『このnoteはフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません』

そういう体裁で、まずは運営することに決まった。（異論反論は認める）

今日は何の日？

にゃん！
というわけで、7月1日の今日は、記念日でいっぱいだ。

山開き / 海開き / びわ湖の日 / 井村屋あずきバーの日 / ウォークマンの日 /
国民安全の日 / 更生保護の日 / こころの看護の日 / 童謡の日 / 
クレジットの日 / 壱岐焼酎の日 / 銀行の日 / 弁理士の日 / 建築士の日 /
健康独立宣言の日 / 郵便番号記念日 / 鉄スクラップの日 / JUNET記念日 /
テレビ時代劇の日 / 新醸造年度 / 東京都政記念日 / 函館港開港記念日 /
東海道本線全通記念日 / 名神高速道路全通記念日 / 山形新幹線開業記念日 /
航空自衛隊安全の日
参照：はな言葉さんの2018/07/01のツイートより抜粋

6月30日の昨日も、記念日は複数ある。

大祓(夏越の祓) / ハーフタイムデー / トランジスタの日 /
アインシュタイン記念日 / 集団疎開の日
参照：はな言葉さんの2018/06/30のツイートより抜粋

吾輩は猫又だから、記念日なんていう摩訶不思議なものが理解できない……同じ1日なのに、どうしてこんなに言い換える必要があるのだ？
1日は24時間、1440分、86400秒。

ただ過ぎ去ったということ以外で、昨日と今日はその質が何か変わったりしてるのだろうか？ましてや、なぜ同じ日で言い方が変わるのだ？

平和な縄張り争い？

実は吾輩、野良猫又ではない。飼い主である人間の主人がいるのだ。
主人は吾輩が猫又であることを知っているので、不思議に思ったことは尋ねることにしている。さっそく尋ねてみた。

主人：「猫にも縄張り争いはあるだろう？人間は縄張り争いを日付にも
やるのさ」

吾輩：「実際には触れもしない日付に、か？」

主人：「そう。自分のお気に入りの日にマーキングをして、『今日は私のお気に入りの"○○の日"』と宣言しているのさ」

吾輩：「奇妙なことをする。触れもしないのだから、マーキングもできるわけがないじゃないか。それはマーキングしたつもりになってるだけだぞ？」

主人：「誰も傷つかない、実に平和的な縄張り争いじゃないか。触れない日付だから誰とでも共存ができる。これぞ人間の美徳だね」

吾輩：「うーむ……しかしそうすると、その触れもしないマーキングとマーキングで本当に互いを傷つけあってしまうことがあるのは何故なのだ？」

#エッセイ , #小説 , #短編 , #フィクション , #記念日 , #初投稿 , #吾輩は猫又