子育て中に感じた他人の優しい思いやり
春休み中の昼ごはん対応にお疲れ気味のちょんちょです。(給食のありがたみ!)
今年はじめて開催される「OTAGAISAMA STORY AWARD」にボランティアスタッフとして参加しています。
私自身が感じた「OTAGAISAMA STORY」もこの機会に書いてみたいと思います。
⒈子育て中のやさしい思い出のひとコマ
通りすがりの人から受けた親切。
7年ほど経った今でもその道を通るたび、私のこころをあたたかい気持ちにさせてくれる子育て中の大切な思い出。
まだ歩くのもままならない乳児2人をベビーカーと抱っこで連れていた時、突然の夕立にあった。
傘もベビーカーのカバーも持ち合わせていなかったけれど、「近いから」とそのまま帰路を急ごうとしていた私。
そんな時、向かいから自転車でわざわざこちらに引き返してきた若い男性。
自分がさしていたビニール傘を私にさっと差し出してくれた。
突然のことに驚き恐縮して申し出を断ろうとする私に、「赤ちゃんとお母さんが濡れてしまうから」と傘だけを置いてすぐに去ってしまった。
あまりに一瞬の出来事で、ちゃんとお礼を伝えることもできなかった。
大学生風の若いお兄さん。あの時は本当にありがとうございました。
その時だけでなく、いまも思い出すとやさしい気持ちになれます。
名前も知らないお兄さんには直接何もできないけれど、いつか他の誰かにお返ししていきます。
2.子育て中に感じる居心地の悪さと申し訳なさ
母になってから他人に「ごめんなさい」と言う回数は格段に増えた。
・こどもの騒音で下の階の方に迷惑をかけた時。
・子どもの病気で仕事に急な穴を開ける時。
「おたがいさまだから」
相手にそう言ってもらっても申し訳ない気持ちはなかなか晴れない。
「人様には迷惑をかけてはいけない」と教えられてきた。
けれど子連れだと不可抗力で制御ができず、見ず知らずの人にも身近な人にも迷惑をかけてしまうことがある。
「何かしてもらったらお返ししなきゃ」と思ってきた。
けれど助けてもらったその人に今は何もお返しできない。ただ感謝を伝えることしかできない。
そんな場面がある。
「してもらう」場面が圧倒的に多いことに、私はなんだか居心地の悪さと申し訳なさを感じてきた。
そんな気持ちがあったから、傘をくれたお兄さんの好意もすぐに素直に受け取れなかったのかもしれない。
3.わたしの想像する「おたがいさま」
私が広めたい「おたがいさま」ってなんだろう。
「私とあなた」の1対1の関係だけ見ると、「してもらったわたし」「してあげたあなた」で迷惑をかける側とかけられる側という意識になってしまう。
「なんでいつも私ばっかり」「また●●さんに迷惑をかけてしまった」とシビアな見方になってしまいがちだ。
でも「わたしたち」の大きな関係でみると、いま職場で迷惑をかけている私も、迷惑をかけた「あなた」には直接返せないかもしれないけれど、
いつかは「わたしたち」の中のほかの誰かを助ける側にはなれるかもしれない。
『個人間の「ギブアンドテイク」をいつも期待するのではなく、「わたしたち」の広い枠組みの中で「ペイフォーワード」していけたらそれでいい。』
そんな「おたがいさま」文化が広がれば、いまより少しやさしい、生きやすい世の中になるかもしれない。
4.【PR】あなたの「おたがいさま」ストーリーを教えてください
「おたがいさま」の言葉へのイメージはきっと千差万別。
この言葉が好きな方も、実はすこし遠慮を感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。
「おたがいさま」その一言で、心がふわっとあたたかくなり、心が救われる。
「そんなポジティブなイメージを持つ言葉として広めていきたい‼︎」という想いで、私はスタッフのひとりとして活動しています。
ぜひひとりでも多くの方の「おたがいさま」ストーリーを聞かせて下さい。
子育てに限らず広く募集しています。
ご応募お待ちしています。
PR含む記事にも関わらず、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お読みいただきありがとうございます。もしよければ「スキ」「フォロー」「シェア」いただけるととっても嬉しいです!今後ともよろしくお願いします^^