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キャリアコンサルタント養成講座体験記 基礎理論編

こんにちは。
第19回キャリアコンサルタント試験を目指して勉強中のちょんちょです。

今月ついに養成講座を終了しました。
3月の試験までの勉強はこれからですが、講座終了の時点で専門実践教育訓練給付金制度で受講費用の50%が還付されました!(3月の試験で一発合格できれば20%がさらに上乗せ)
養成講座の費用は35万円越えと高額なため、ひとまず講座に休まず通えて、無事終了できたことにほっとしています。

私が妊娠中に養成講座に申し込んだ際、果たして乳児育児と養成講座は両立できるのか?他の方の体験談が大いに参考になったので、私も記録を残したいと思います。
(産後のお母さんと赤ちゃんの様子は千差万別。母体の回復が第一なので、資格取得を積極的にオススメしたい立場ではありません。あくまでも一例として…)

まず、今回は基礎理論講座の体験談をご紹介します。

1.私が選んだ養成学校の基礎理論講座について

私は、リカレントキャリアデザインスクールの「キャリアコンサルタント養成ライブ通信講座」を受講しました。
こちらは基礎理論は録画授業を好きな時間にWebで受講し、応用実習は通学するというもの。
応用実習の10日間だけが通学となるので、通学の期間は最低限で済みます。
(リカレントには全課通学課程もあり)

他の養成講座でも基礎理論は通信、応用実習は通学というスクールがほとんどで、選択肢は多数あります。
通信の基礎理論がテキスト学習のみのスクールもあるので、Web動画講義の方が頭に入りやすいかなと思った点が受講の決め手でした。

また、基礎理論と応用実習がほぼ同時期に開講するスクールもある中、リカレントの講座は6月中旬から基礎理論の配信が開始→応用実習開始は10月と余裕を持ったスケジュールである点も、まとまった時間が取れない私には魅力的でした。
万が一、8月ごろまで一切出来なくても、応用実習までに受講を終えられるだろうと踏んでいました。

試験対策の学科や論述講座もデフォルトで含まれているためか、リカレントは他の学校より少し割高だったように思いますが、給付金もあるのでそこまで価格は重視しませんでした。
(リカレントの選択がよかったのかは、他がわからないのでまだ何ともいえません!)

ただ開講が早い分、出産前に申込む必要があり、全く産後の状況が見えない中、リスキーな判断でした。
妊娠前に受講を決意した時の記事はこちら。

2.基礎理論講座の中身はどんなもの?

基礎理論の養成ライブ講座は計2〜3時間/回ほどの講義×全20回。
各回の講座は最大15分/回までの細切れのチャプターになっているため、少しずつ視聴ができる点は便利でした。
毎回同じ1人の先生なので、見終わる頃には知り合いのような親近感を一方的に感じます。
動画なので倍速もでき、基本1.25倍で視聴していました。

基礎理論の課題は全3回でWebで入力する形式のテストでした。
基礎理論はこちらの課題合格が修了要件になります。

基礎理論では以下のような内容を学びます。

・キャリアコンサルティングの社会的意義
・カウンセリングに関する理論
・キャリアに関する理論
・職業能力開発の知識
・企業におけるキャリア形成支援の知識
・労働市場と学校教育に関する知識
・労働政策及び労働関係法令ならびに社会保障制度の知識
・キャリアコンサルタントの倫理
・メンタルヘルスに関する知識
・相談過程において必要な技能
・キャリアコンサルティングの普及と環境への働きかけ
・ネットワークの形成と自己研鑽

企業の人事制度など馴染みがある所はすんなり頭に入るけれど、カウンセリングの理論やキャリア理論の歴史は視聴はしたけど腹落ち度は低い…。
基礎理論修了時点では、そんなレベルの理解度でした。

応用実習が始まった時点で、他の受講生さんも「なんとか応用実習が始まる前に動画は見終えたけど」「見たのは見たけどねぇ」という状態で、妙な安心感。

3.子育て中にどうやって勉強したのか?

6月はじめに出産した私。
ちょうど退院したら教材が届いているという時期でした。
産後1ヶ月を過ぎた頃に教材を開け、少しずつ視聴をはじめました。

ちょうど赤ちゃんが2ヶ月頃の時期は、昼間も寝ている時間が長い。
自分も体はしんどいけれど、頭は元気!
赤ちゃんが寝ている時間に、体を休めるためゴロゴロしながら、ドラマを見るか、このweb講義を見るかしていました。
その頃、まだ疲れていたのかがっつり活字はあまり読む気になれなかったので、動画視聴という点が手軽でちょうど良かったです。

また、私はひとつのことしかないと色々と細かい点が気になってしまって、ストレスを抱えやすいので、勉強が逆に気分転換になり、社会と少し繋がっている感も感じられメンタルの安定に繋がっていました
これは課題がハードでない講座だったからいえることで、課題に日々追われるような講座に産後すぐの状態で挑戦するのは大変だっただろうなと思います。

毎日まとまって時間が取れたので、基礎理論は8月には視聴を修了出来ていました。(応用実習で習うだろうと復習はやらなかった)

いま生後6ヶ月ですが、日中は起きて動いている時間が長いので、逆に今であれば、ここまで日中には、時間が取れず時間を確保するのが厳しいなと思います。(歩くようになるときっともっと…)

結果的に、受講開始時期は私の中ではベストタイミングだったのですが、産後2ヶ月までは体はいま思えばしんどかったので、あえてこの時期に勉強を開始することは他の方におすすめしたいものではありません。

今回、2回目の出産であり、ある程度産後の状況が見通せたこと、ワーママ勤務時代の時間がない大変さを身をもって体験していたことから、いましかない!という思いがあり、受講に踏み切りました。
次の試験まで見送ると復職してしまっている可能性があることもネックでした。

産育休中に資格や学び直しに挑戦される方も最近多いですが、きっとまたとない貴重な機会だという思いがある方も多いのではないでしょうか。

人生100年。誰しも学び直しが必要になる時代。
勤務しながらでも一定期間仕事をセーブして学校に通うことができるなど、誰でも学び直しに挑戦しやすい体制がもっと広がればいいのになと思う今日この頃です。

試験に向けて、noteフォローさせてもらってる合格者の方の勉強法、大いに参考にさせてもらっていますー!

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