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占術と運命論と哲学02(体現時代)

こんにちは。常見多聞です。

01のつづきです


修行の成果を試す場として占う


占い師として活動を始めた時は、最初は易だけ
で鑑定をしておりましたが、とにかく私は異色な占い師で(笑)占う時に修行や心理セラピー
などによって得た自分なりの気づきといった
小さな悟りを背景にして占って、その気づきを
言動によって体現していました。

大抵、占い師は商売として占うわけです。
そうすると、何か大事なものが曲げられます。
占い師は占いとして当てることは目指しつつ、
やはり商売をしているわけです。

なので、そのための演出をする占い師も当然
いるわけです。
つまり、その占い師の信仰している「宗教」は
占術でも仏教でもキリスト教でも神道でもなく
資本主義と・拝金主義いう宗教を信仰していることになりますし、

マルクス・ガブリエルが資本主義はショービジネスだと言っていたように、
こういった場合、自己顕示欲、承認欲求、金銭獲得のために占っていたり教えていることになると思います。

しかし、私にとって易で占うことは、修行に
よって得た気づきを体現するだけの場でした
信仰しているのは、自らの小さな悟りのみ
しかしこれを具体的に言葉で伝えるのは難しい

梅干しやレモンを食べたことのない人に
その味を言葉で説明するのは難しく、言葉で
伝えたとしても聞いた人は体験していないので
口に唾液が出てくることはないわけで、
結局は伝わらないわけです。

同じように、これをうまく言葉で話すことは
難しいのですが、占う時はずっと瞑想状態で
単に全ての流れに任せているだけです。
よく当たるのですが、もちろんはずれることも
あります。でも、当たることもはずれることも
あまり気にしていません。そういう状態です。


伝わりにくい想い


そういった、私の態度と何らかの言動で暗に
大事なことを伝えようとはしていますが、
やはり、受け取る人によって様々です。
大抵は全く伝わらなかったりします。

流れに任せるといっても、何もしないという
わけではなく、背景の原動力のエネルギーには
修行によって得た哲学思想、そして倫理観が
あるのです。

つまり、私が占いを通して行っていることは、
私が修行によって獲得した哲学思想を頭の中
だけの世界にとどめずに、現実世界に体現する
ということをしているわけです。

これを占う時だけでなく、自分の人生でも体現
していくことを、ずっと継続してきました。

そして10年が経ち、いまのわたしがここにいる
というわけですが、

以前とは別人の人生を歩んでいるようで、
自分でも自分の過去を振り返ると、時々不思議
に思うことがあります。

しかし、大事なことが伝わらない時が多いので
これを一体どうしたらいいものかと思案して
おりましたが、コロナがきっかけで変化が
起きました。


風水コンサルティング見聞堂
風水大学

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