【後編】育児と仕事の両立どうしてる?育児中のフュージョン社員のリアルな話をする座談会
「育児と業務の両立の仕方」をテーマに、フュージョンで小さなお子さんを育児中の方に集まっていただいた座談会。
前編では、気になる子どもの発熱時、保育園などへの送迎、産休育休の取得について、それぞれの状況や経験を話してもらいました。
後編は、「どんな方だったら、フュージョンで活躍できそうか?」など、自分たちの経験から、育児中の方のフュージョンでの活躍の仕方についてを考えました。
■育児が業務に活かせたことはある?
――マーケティング業務の一環として、主婦向けのメルマガのタイトルやクリエイティブを考えたり、ターゲットのペルソナが育児中の方だったりするときに意見を出したりということは今までにもありましたが、「育児経験が業務に活かせたなあ」ということはあったりしますか?
はなざわ:そういう活かし方とはまた違いますけど、子どもに説明することと、新入社員の方に業務を説明するのってそんなに違わないなって思ったりする場面ってあって。伝わっているかを考えながら話すことは同じだなあと思っています。
あずまや:子どもが居なかったときと今とで一番違うことは、「17時に上がらなければ」という期限があることです。17時までにできるようにするにはどうするか?と逆算して考えるようになり、業務の密度は上がったと思います。前は18~19時にだらけたりしたこともあったんですけど。
――育児のおかげで業務効率は確実に上がっていますよね。以前は帰ってもやることがない日はのんびりしちゃったり…なんてこともありましたが、今はほぼ無いですね。
あずまや:退社後に家事育児に向き合うと、強制的に気持ちが切り替えになりますよね。良い意味でリフレッシュにもなっているかも知れない。
はせがわ:私は社内で活かせることが多いなと思っています。
今後誰かが出産して、働き方に悩む時にアドバイスができることがたくさんあると思うし。内側に向けての良いカンフル剤で居たいということがあります。
――はせがわさんは入社してすぐに子どもの年齢が近いことでお声がけしてくださって私にも安心感を与えてくださり有り難かったです。
あとは社内でもチーム横断して育児中の方でランチ会など情報交換することも働くうえで気持ちの支えとなっています。
■転職してよかったことや、フュージョンに向いている人は?
――私は前職のころ育休明けは完全在宅でした。
一人で家で黙々と働いていて、もちろんそれが働きやすい方もいるのですが、自分の場合は社会との隔絶感や気分転換が難しいことが気になりました。登降園で人と話せることに感動していました。(笑)
現在は週3回まで在宅可の制度ですが、業務上、リアルに自分が在宅できるのが週1~2回です。このくらいの出勤ペースがちょうどいいという方には良いと思いました。
また、子どもの誕生日や家事があるときに在宅+フレックスで11~16時くらいで働くなど、メリハリを付けて働くようにしています。
いなむら:娘が登校渋りをした際に「○日は在宅勤務だからお家にいられるよ」と説明すると落ち着いて。そういう選択して働き方を選べることが助かっています。
――今後子どもが小学生になったときにそういうことがあるかもと思うと、選択肢があることって助かりますね。
ほそみ:フレックス、在宅、中抜けは活用できると思います。上司や役員も利用しているので自分も利用しやすいですね。
――そういえば、クリエイティブチームのホワイトボードにはマネージャーが「2ヶ月に1回は有休を取ろう!」と書いてくださっているので取りやすいです。(笑)
あずまや:私の以前の職場は完全在宅が可能だったのですが、ある程度自分だけで仕事で回せるようになってくると、完全在宅では”タスクこなすマシーン”になってしまうと気づいたんです。刺激もないし成長もないなと。
会社に出社していると、同僚の会話や疑問が漏れ聞こえてきて、そこで教えたり学んだり。
保育園に長時間、娘を預けているので「通ってくれてありがとう」という話をよく娘にするのですが、娘が保育園に通っている時間に私がどんな仕事をしているのかや、意欲を持って働いているということを言えるようになりたくて転職したんです。
なので、新しい世界に飛び込めたことが、私にとっては価値があります。
――あずまやさんのようにご自身のキャリアのアップデートを続けることに挑戦したいという方には合うのではと思いますね。それができると家計が潤って子どもにかけるお金が増えて、長期的に家庭を守ることにも繋がりますし…。
フュージョンは頭がいい人が多いなと感じるので、この環境に身を置くだけでも自分の成長や刺激になることが多くて、私もそういった意味で環境を変えてよかったなと思いました。
はせがわ:私は元々人材業にいて、たくさんの企業の採用担当者と関わってきましたが、その中でもフュージョンは人に寄り添えるやさしい会社だと思います。だからこそ自分で気を付けていることとしては、「やさしさに甘えない」こと。
子どもがいることは優遇してもらえる免罪符にはならないので、与えられた勤務条件でどれだけのパフォーマンスを出せるかを考えたときに、モラルと信頼関係が重要なので、人10倍くらいしっかり信用してもらえる働き方ができるように日々気を付けています。
――そうですね。私達の仕事は責任感のある仕事なので、業務調整するにしても自分の担当業務がしっかり進むことを前提にしたいですね。
はせがわ:あずまやさんがおっしゃる通り、与えられた時間でどれだけパフォーマンスが出せるか。そのスキルが高くなってくる。自分で意識を向けていく。
――それができるとやりがいにも繋がりますね。
ほそみ:フュージョンで活躍できる方は、「自分のキャリアとしてこれができる」「こういうことがやりたい」が明確な方かなと思います。
フュージョンの働きやすい環境を希望してご応募いただくことも多いのですが、面接ではご自身が「何をしたいか、何をできるか」についてじっくりお伺いしています。
はなざわ:「子どもがいるから」というだけではなくて、いろいろな経歴の方がいるし、今後いろいろな国籍の方も増えるのではと思います。この会社でこんなことを頑張りたいという意思を持って頑張れる方は遠慮なく来ていただければと思っています。
そんな方を、会社としても応援したいです。
■座談会を終えて
いかがでしたでしょうか?
フュージョンでは、働きやすさと働きがいの同時実現を目指して、フレックスタイム制度・在宅勤務制度などさまざまな制度の整備を行っており、業務と育児との両立の可能性を拡げています。
ただし、その一方で、業績伸長中のマーケティング支援会社であるため、毎日それぞれのメンバーが業務を抱えて邁進しており、育児中のメンバーは特に就業時間内での業務効率や、普段からの責任感ある就業姿勢を意識する場面も出てきます。
そんな企業で「働きがい」を感じられそうか、そこで「どんなことがしたいか」?
この記事が、あなたのよりよい人生やキャリア形成に役立てば幸いです。