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あとがき📚

皆さんこんばんは!
小説の方の連載も無事終わり、一段落な古山大です!

本の最後ってあとがきありますよね。そんな訳で今回はブログ更新日に合わせて小説【ハートビート】のあとがきを書こうと思います😆

というわけで、スタート!!

あとがき

この物語を書き始めようと思ったきっかけは、正直に白状するとただ単に「存在感を示すため」、ただそれだけでした。

プロトライアスロン選手として、活動を始めた今年1月。昨年までの実業団時代と違い、結果が全てのプロ選手。翌年の活動のためにも毎戦が査定の対象で大勝負くらいのつもりで活動をしようと心に決めていました。
しかし、そんな中で訪れたCOVID-19ウィルスの大流行。それによるレースキャンセル。プロ選手としての活動の場が完全に失われた瞬間でした。

プロ選手として活動する上で、私が競技での目標意外に立てたのが、「スポンサー企業の宣伝」と「競技の普及」でした。
本来であれば、
「レースに出る→成績を残す→ウェブページなどメディア宣伝効果が生まれる→企業の宣伝&普及活動」
と、レースを起点にしてそれらが達成される筈だったのですが、それも無理。正直、「ヤバい!プロ選手とは名ばかりのニートだ!」と焦りました。

何とかしてプロ選手としての仕事を全うすると言うか、とにかく「プロトライアスロン選手古山大」が世間から忘れ去られない様に、目立つ為、そして欲を言えばまだ誰もやっていなくて、自分が得意(だと思っている)分野でなにかやりたいと思い、この物語の執筆に至りました。

思いつき半分、勢い半分で始めたこの物語ですが、初めて見ると面白いもので、後から後から書きたい事が頭の中に溢れてきました。なのでこの作品は、「普及活動」の形をとっていながらも、「私自身の競技に対する考えをまとめる場」として、後半の方なんかは機能する事となっていました。

この【ハートビート】、登場人物達は、全員私の分身でもあり、私の知らない何かを持ってる選手達でもあります。
今回は、事前取材等は全く無く、私の予備知識のみでの執筆でしたが、有り難い事に毎話毎話、非常に多くの方に読んでいただいておりました。

拙い文章ではありましたが、楽しめていただけたのであれば幸いです。
そしてもし、トライアスロンの大会を観戦に行ったことが無い方でこの物語を通してトライアスロンに興味を持って頂けた方が居ましたら、この状況が開け、観戦が自由になった際には是非とも会場まで足をお運びください。

私達選手には、それぞれバックヤードがあります。
自画自賛気味になりますが、トライアスロン選手は特に面白い経歴や経験の末に辿り着いたという選手が多いです。
SNS時代、そういった事を独自に発信しているトライアスロン選手は多々います。
選手それぞれのバックヤード、そして当日のレース模様、この【ハートビート】を最後まで読んでいただけたならば、きっとトライアスロンという競技を「観て」楽しんでいただけるはずです。

最後になりましたが、執筆にあたってご助言、サポートしてくださった方々、並びに最後まで読んでくださった全ての読者様に御礼申し上げます。

…気が向いたら、新作書きます。笑

それでは!

トライアスロンーーー!!!🏊‍♂️🚴‍♂️🏃‍♂️🥇