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esportsについてちょっと思う事

皆さんこんにちは!
最近の趣味はポケモンのオンライン対戦観戦。ゲーム好きアスリート古山大です!笑
サムネイル撮影のために、去年Instagramにあげた動画をたまたま見たらアクセス数が結構伸びていてビックリしました。笑
https://www.instagram.com/p/B-3QWxiHpFq/?igshid=36cjfsjviypm

というわけで、本日はesportsについてちょっと思う事を書こうと思います。
なんで今かって?いや、今書きたくなったから…。
ってだけじゃあないです。先日こんな記事を見つけたので。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODH1611J0W1A210C2000000/

内容のメインは、「バーチャルスポーツについて」ですが、記事後半でesportsについて触れられていたので。

スポーツ選手としての意見、ゲーム好きな人としての意見、私は二つありますが、そもそもesportsってなんでこんなに揉めてるのかな?ってふと思いました。
体を使わないから、不健康的だからという意見はありますが、私は問題の根っこってそこじゃないんじゃないかなって思ってます。
私が引っかかったのは、

esportsは、特定の誰かが絶対に利益を得る仕組みになっている

という点です。
は?と思う方もいるかもしれません。順を追って私の感じる違和感についてご説明します。

まず、私はesportsをスポーツとしてカテゴライズすることに異論はありません。
スポーツは広義で「娯楽」的な意味合いも持つので。
ですが、サッカーや野球、陸上競技といったような、いわゆる「スポーツ」と一緒にするのは、ちょっとどうかな?と思ってます。

というのも、esportsの競技会を開いたとすると、まず最初に何が必要になるでしょうか?
会場?選手?観客?
いえ、競技会を開く以上まず1番に大事なのは「競技ルール」です。
サッカーなら「キーパー以外はボールを手で触ってはいけない」
ラグビーなら「ボールを前に投げてはいけない」
みたいな、ルールが必要です。

余談ですが、私はスポーツからルールが全て失われたら、動物同士がするただの争いと同じになると思ってます。
戦争にだって一応ルールはあります。戦争よりも低次元な争いということです。

話がそれましたが、この「ルール」がesportsにおける最大の問題点であり、おそらく多くの方も私と同じように抱いているであろう違和感の正体なんじゃないかと思います。
例えば、「今回の大会は、レースゲームにします!」とするとします。
するとどうでしょうか。
マリオカートにするのか?グランツーリスモか?リッジレーサーか?…そう。

どのゲーム(ルール)を採用するかで、圧倒的に利益を得る者が出てしまうのです。

(因みに、上記のメーカーはそれぞれ任天堂・ソニー・バンダイナムコです。)

「サッカーをやろう!」となった場合。
確かにどのメーカーのボールを使うかで利益を得る人は生まれますが、「ルール」という本質には関わりません。
「サッカー」というものは誰のものでもないからです。

ですが、「ゲーム(テレビゲーム)」となると話が違ってきます。
使用するものによって「ルール」が違います。
マリオカートはダッシュキノコとか赤こうらとかが使えますが、グランツーリスモはそれらが使えない代わりに実在の車が使えます。
例えば、マリオカートで競技会を開催した場合、その競技会はマリオカートのメーカーである任天堂のものになってしまいます。

ここが、既存の「スポーツ」と新たな「esports」との間にある壁、違和感なのだと思います。
これから先、仮にesportsがオリンピック種目入りを目指すのなら、例えば「チェス」や「囲碁」「将棋」みたいな、「競技としての一般的な形」が定義され、かつそれがある特定の者の物にならない用にする必要があると思います。

ですが、最初にも話したように、私はスポーツ選手であると同時にゲームを愛する1人の愛好家で、ゲームや漫画から色々な事を教わった身でもあります。
なので、esportsの競技会も、利権があること承知で「マリオカート世界選手権」「ストリートファイター世界選手権」みたいなのが開かれるのはすごくいいことだと思います。笑

兎に角どんな形にせよ、スポーツというものは楽しめればそれで100点です。
私はトライアスロンも楽しいですし、ゲームも楽しいです。
なんというか、全ての娯楽が歪み合わずにいい落とし所が見つかるようになればいいですね。

というわけで今日はここまで!
やりたくなったので、これからポケモンやります。笑

それでは!

トライアスロンーーー!!!🏊‍♂️🚴‍♂️🏃‍♂️🥇