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気持ちよくコミュニケーションを取るための4つのテクニック その4

こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。

前回は「クッション言葉」で会話を切り出す方法をご紹介しました。

今回は「プラスマイナス話法」をご紹介します。

突然ですが…

A:「従来の製品に比べて機能は抜群に向上しましたが、価格がアップしました」
B:「従来の製品に比べて価格はアップしましたが、機能が抜群に向上しました」

皆さんはどちらの方が新しい製品を買いたいと思いましたか?

きっと、Bの方ではないでしょうか。

Bの方が「機能が抜群に向上した」という印象が残り、積極的な印象をうけます。
このように、悪い話(マイナス)を先にして、良い話(プラス)を後にすると、話全体にプラスの印象を与えることができ、相手がネガティブな情報を受け入れやすくなるのです。
このように記憶に留めて欲しいプラスの情報は後で述べるという話し方を「マイナスプラス話法」といいます。

例えば、価格の改定や納期の遅れなど、ビジネスシーンではどうしても伝えいくいことを伝えなければならないことがあります。
相手の機嫌やタイミングを見計らってばかりはいられません。

そんなとき、この「プラスマイナス話法」を適切に使うことで、相手に配慮をしめしながら前向きに会話を進めることができます。

ポジティブな情報ばかりを並べたてることが商談のテクニックではありません。ネガティブな情報も正確に伝えることは相手に対する誠実さです。
そしてそれが信頼関係の維持につながります。

「プラスマイナス話法」を習得して交渉上手になりましょう!

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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事

文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社での実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、5社を経営。

企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。



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