法則は人でなく、会社に属すべし
こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。
人手に関して、近ごろ話題のT社。
働きたい時間と働いて欲しい時間をマッチングするスキマバイトの募集サービスです。
600万人を超えるワーカーが登録しているそうで、必要なときに必要なスキルを希望できるためミスマッチが起こりにくく、ユーザーにも登録者にとっても使い勝手=UXが高いとか。
働き手は外国人や学生などの若手も多く、シフト管理が難しいとされる飲食店やスーパーなどでじわじわと多用されています。
「あの人が来てくれて助かった!」という勤務実績の優れたワーカーが先行して公開されるのも採用側にとってはありがたいことです。
ただし、どの企業にとっても使い勝手が良いわけではない。
スキマ時間を直前採用で埋めて効果を発揮するには、誰が来てもすぐにその場で働ける状況、つまり仕事のマニュアル化が進んでいることが条件でしょう。
タブレットを有効に使うなど指示や教育のシステム化が充実されているチェーンで効果を発揮していることからも、マニュアル化が必須であることが分かります。
スキルの伝授は、経験ある人に頼るばかりでは人材難の昨今では生き残りが難しい。
スキルや法則は人に属すのはなく、企業、組織に属するべきです。
人材難を感じている企業様こそ、指示・教育のできる人を育成し、同時にマニュアル化を進めるべき。
人を育て、企業をサポートしてきたマネサポだからこそ、そのお手伝いができると改めて実感するこの頃です。
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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事
文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社で9年間の実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、4社を経営。
企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。
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