新築・リフォームするなら「給排水工事」を気にしましょう②
皆様こんにちわ。
このページに辿り着いていただき、有難うございます。
このnoteでは、これからリフォームや新築を検討されている方へ、
あまりネットでは書かれていないことや、私の28年住宅一筋の見識から思うところをしたためます。
今回は、前回の続きで、「給排水工事」の第2弾
排水で一番つまりやすい設備は何だと思いますか?
トイレ
キッチン
洗面所
そうです。キッチンです。
唯一油が流れる排水管。
排水工事も非常に繊細な工事で、職人さんのモラル、丁寧さが重要となります。なぜなら、ある程度の工事でも、数年間は問題ないが、
これも5年から10年でその仕事の質の差が出る工事です。
また、キッチンの位置はプランの要であり、使い勝手優先で位置が決められます。その後にキッチンの排水勾配がギリギリとれないことがわかっても、なかなかキッチンの位置を変更できないものです。
プランニングの段階でキッチン排水勾配を考慮できる設計士や営業担当はあまりいません。
キッチン排水が、他の排水と合流していない管が長いほど詰まりやすくなります。(他の排水が合流することで、油などの固形物が一緒に流してくれる)
つまり、キッチンの排水だけが流れる管の長さは、短い方がよく、長い場合はしっかり適正な勾配を確保する必要があります。
ぜひ、建築会社とプランニングの際は、キッチンの排水がスムーズになる計画をお願いして下さい。
これ、ほんとに10年後くらいに、困っている方多くいます。
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