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10年後「後悔」しないために、新築時、リフォーム時気をつけること 3つ

皆様、こんにちわ。
そしてこのページに来ていただき、有難うございます。
このnoteでは、
ひたすらマイホームの新築やリフォームを検討されている方に向け、私の知識(あまりネットで書かれていないと思う事)をアップしていきます。

些細なことですが、新しく家を購入する方、リフォームをされる方が工事入る際に気をつけるべき事を3つ上げていきます。
多くの方に参考になればと思います。

1、クロス工事の職人さんは、常にスポンジをきれいにしているか

とりあえず何のことかわからない方も多いと思います。
まずは、新築から10年後の壁紙の写真を見て下さい。

これは、天井に近い部分の壁紙ですが、普段手が届かないため汚れるはずもない場所です。
つまりこれは、クロスを貼った際にはみ出したクロス糊をスポンジで拭き取リきれていないために、施工当時は見えませんが、10年の歳月を経て空気中の汚れを吸い取り、浮かび上がっているもの。

RESTA

このスポンジを常時きれいにしながら作業をするか、しないかで大きく変わるということです。
これは完全に職人さんによって差が出ます。
完成して数年は気づかないため、保証期間も過ぎてしまうため、ほぼ職人さんのモラルに委ねられている事項となります。
これを防ぐために行うことは

  1. まずは、建築会社の担当者に、スポンジをきれいにしながら工事する職人さんを使うようにお願いすること(過去にそこまで知っているお客様は一人もいませんでした)

  2. 1を行った上で、クロス工事の現場に出向き、ちゃんと伝わっているか何気なく見に行くとベスト。

きれいにしている目安は、
・3回の拭き取りに対し1回はバケツで洗う。
・バケツの水はスポンジが入ってもギリ透けて見える程度の濁り具合で維持していること

そこを気にしているんだという意思をお伝えしても、通常の職人さんは嫌な気はしませんので想いを伝えるのも有りだと思います。

2、クロスは場所によって柄以上に表面の強さを気にしているか

よく通路となる場所の壁紙の写真です。

決して、猫を飼っている家の壁紙ではありません。
人が通過する際の摩擦により、10年の歳月を経てこうなっています。
統一感やコストを重視し、どこでも同じ壁紙は安易な考えとなります。
柄選びも重要ですが、表面の硬さをしっかり把握し、場所によって使い分けないといけません。

詳しくは下記のサンゲツさんのサイトがおすすめです。

3、ウッドデッキの下地は、原則アルミ

ウッドデッキという名前ですので、全て木で作るもんだと思う方が多いかもしれませんが、デッキ部分にあたる木は今、様々な工夫がなされ、耐候性に優れた物が多く、素材を検討する方も多いかと思いますが、そのデッキを支える下の材料は、何も言わなければ業者さん任せになります。
下記の写真は下地を木で作った際の10年後の写真です。

完全にシロアリにやられています。理屈から言えば、当たり前で、相当高価木でないと、こうなります。
ぜひ、ウッドデッキを検討の際は、表面材だけでなく、下地をアルミ材にしてもらうようにお願いしましょう。

まとめ

今回は、ウッドデッキはニッチな工事ではありますが、非常に重要な内容のため、入れました。クロスはリフォームや新築でも必ずある工事です。気をつけるべき点は多いかと思いますが、その中でもあまり気づかない点について(特に10年後に現れる不具合)について述べさせていただきました。
参考になればと思います!

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