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(後編)2.持続可能な社会経済の形成をめざす動き ~ 「資本」の民主的コントロール、3つの社会経済セクター、協働(社会的連帯経済)の形成へ
2.持続可能な社会経済の形成をめざす動き 1) 持続可能性(サステナビリティ)の時代潮流― 環境レジーム形成 ふりかえれば 20 世紀末、冷戦終結後の 1992 年にブラジルで開催された「地球サミット」(国連環境開発会議)では、世界は南北問題(途上国の貧困解消)と地球環境問題を克服すべく地球市民的な連帯の時代に入ったかに見えた。巨額に膨れ上がった世界の軍事費が縮小し、浮いた財源を平和や福祉に割り当てる「平和の配当」が期待されたのだった。 その後の顛末は、暗転
新刊案内:『今さらだけど「人新世」って? 知っておくべき地球史とヒトの大転換点』古沢広祐 著2024年3月刊行 WAVE出版
*地質学会では名称否決された「人新世」ですが、その名称を認識する意味を、改めて問いかけます・・・❣❣ ご案内:『今さらだけど「人新世」って? 知っておくべき地球史とヒトの大転換点』 古沢広祐 著 2024年3月刊行 WAVE出版 https://www.wave-publishers.co.jp/books/9784866214306/ ◆内容紹介(出版社サイトより引用) 「人新世」―― 皆さんはこの言葉をご存じでしょうか。 新聞や本、あるいはネットなどで一度は見たことがあ