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設楽原古戦場草刈りボランティア2023.5

2023年6月3日(土)の10時から始まる設楽原決戦場まつりに先立ち、設楽原古戦場の草刈りボランティアが開催され参加してきました。
設楽原歴史資料館から馬防柵再現地までの武者行列や馬防柵での再現劇、火縄銃演舞が行われますが、草が生えていては足元も悪くなり見づらい。
と、いうわけで一週間前に草刈りが行われるわけです。

朝8時半。既に大勢の方が集まっている。
朝はまださほど気温は高くなく、日差しは雲が多かったため助かる。。

40名近くもの大勢!

大抵、こういう作業を行うことに集中してしまい、作業前の状況を撮影するのを忘れがち。結構草が茂っていた。

紫陽花を切ってしまわないように要注意だそう。
足首くらいは隠れてしまいます。

設楽原をまもる会の皆さんは、草刈機保有率が高い!

一斉に唸りをあげる草刈機

草集め担当は、最初は事故にならないよう、なるべく草刈機から離れ、草刈担当者が不慮の事故が発生しないように見守ることになる。

まずは待つのが草集め班の仕事。草刈り班が危なそうな時は声をかけるのも役目

しばらくすると、草刈機の人達が次の場所を求めて移動していく。
そうなると徐々にバラける。そこで、熊手、レーキの草集め班が起動する。
人数が多いこともあり、どんどん綺麗になっていく。

草集めは人海戦術。人手が多ければ多いほど早い。

集めた草は軽トラに乗せて、どこかへ運ばれていく。堆肥にでもしているらしい。長い草は乾かしてスイカ作りの際の地面に敷く草として使われてもいるそう。無駄がない。SDGsだ。
1時間程度で一旦休憩。
冷えたお茶やスポーツ飲料等が振る舞われ、動いて汗をかき水分を失っている体には本当に助かる。
その後、刈り倒した草を集める作業をして10時には作業終了。
この見事な整備後の様子!

整備前と見比べてほしい!
本当に美しい

実はこの作業、高齢化で継続が危ぶまれています
こうした作業ができなくなるならば、コンクリ護岸にしては、という話も出ることもあるとか。また、草刈りの手間から太陽光発電施設を設置する動きもあるそうです。

古戦場に佇む石仏

教科書にも載る長篠・設楽原古戦場の景観維持には、努力が必要だということが参加してよくわかりました。
設楽原をまもる会さんでは、こうした整備活動への協力をしてくださる外部の方を歓迎されています。今年は、10月に草刈り、12月に馬防柵修理を予定しているとか。ただ、地元調整があるため、詳しい日程は1ヶ月前ほどにならないと確定しないそうです。
もし協力していただける方は、昨年が10月20日(土)、12月10日(土)なので、その1ヶ月前ほどに#設楽原古戦場、#ボランティアでTwitterを検索していただければ情報が発見できると思います。私も次回はハガキ到着次第、Twitterにあげます。
日本有数の歴史的観光地でのボランティア。
歴史好きなら一回参加するだけでも、ちょっとした自慢になると思います。

ぜひ。

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