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人の心を読まないこと

「あの人にこんな風に言われた!自分は嫌われている、、、」「これはこういう意味だったに違いない、きっとそうだ、もう駄目だ、、、」そうやってつい他人の心を推測して、つらい気持ちになってはいませんか?
他人に言われた一言を解釈して、意味を決め打ちしてしまう。そうして嫌われているんだと思ったり、嫌いになったりしてはいませんか?

人の心というのは、実はすごく曖昧で流動的なものです。そしてその表現方法も、100%ではありません。その時のその人の感情や、その人が持っている語彙力、冗談なのか本気なのか、その人と自分はどういう関係なのか、そういったもので表現される方法は大きく異なります。
曖昧な心で、曖昧な表現で語られた言葉のどこからどこまでが一体真実なのでしょうか?
そしてそれを捉えようとする自分の心のコンディション、そう言ったものを加味すると、人の心を完全に読むのはほぼ不可能であることが分かります。
人が言った一言を「あれはどういう意味だったんだろう。きっとこういう意味に違いない。悔しい、つらい、嫌われているんだ」などなど、いつまでも引きずる人。きっと傷ついた体験をいっぱいしてきて、先回り先回りして人の心を読んで、先に傷ついたり、先に自らその人から遠ざかることで、自分がこれ以上傷つくことを避けているのだと思います。
でもそれを続けていては、誰のことも好きになれず、孤独が募っていく危険性があります。
「人の心も表現方法も受け取り方も全ては曖昧。想像するだけ無意味」と思っておきましょう。今はそう思えない人は、まずは人が言ってることなんて半分くらいは嘘や冗談でできている、くらいに思ってみるのがいいかもしてませんね。
実は意外とみんな適当な会話を楽しんでいるのです。そこに大きな意味が隠されていることはほとんどないでしょう。

それではおやすみなさい🌙

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