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日記のようななにか#1

絵を描くとき、綺麗なところを切り取ることを心掛けている。
それと同じで、日常の綺麗なものに目を向けて、描写できたら、と思った。
日記のようななにかを描いて、記録しようと思う。考えていることとか、心が動いたこととかを地味に綴りたい。

・8月
最近、ZINEに興味がある。
吉祥寺のイベントに行ってからだと思う。
もともと文字を書いたり読んだりすることが好きというのと、印刷や本の綴じ方が人によってさまざまで、整いすぎてない、手作り感も可愛いと思った。シルクスクリーンの印刷は、うっとりするほどきれいで、何冊も購入した。
豆乳をテーマにした喫茶店でじっくり読む。豆乳のドリンクは甘さ控えめで、美しくなれそうな気がした。
わたしも何か作りたい。何か表現し続けていたい。

・8月
美しくありたい。
足が棒になるまで、デパートをぐるぐる歩いて、試着して、服を買う。
わたしはわたしがキャンバスだと思っているから、毎日のメイクと着る服と髪型にはすごく拘っている。全部整えてはじめてわたしが完成する。毎日がハレの日だと思っている。
服はいつも私に生きる希望を与えてくれる。

・8月
友達が家に来てくれるから、久しぶりに全力で家を掃除する。
ついでにたまっている家事をする。乾燥機から取り出したタオルの匂いを思いっきり吸い込む。掃除機をかける。床をふく。
わたしはすぐに生活をおろそかにしてしまうから、こうして来客があるとすごく助かる。鏡を磨いたら、とてもすっきりして、こういうストレス発散方法もあるんだと気が付いた。




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