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売上を上げたい!と思ったら・・・

「なければ作ればいいんじゃない」
そんな合言葉を持った創作心満載の皆様、こんにちは。ひもろぎです。

商売とは単純に売上をあげて儲けを出すものです。
ちなみに儲けを出さないものは、ボランティアとか趣味になります、よね?


「売上を上げる」って、商売でも会社でも、とてもよく使う言葉。
でも漠然と捉えていたら、なかなか具体的な方法が思いつかないですよね。
では、売上を上げるにはどんな方法があるでしょう。
どんな方法があると思いますか?
頭の中で2つ3つ考えてみてください。



はい、ではまず「売上」というものを、構成する要素に分解してみましょ。

●売上とは、 客数 × 客単価 
  →たとえば、10人のお客様に1,000円のモノを売ったら10,000円の売上

●その次に、客数を分解します。
客数 = ( 既存客 + 新規客 - 流出客 )

●そして、客単価を分解します。
客単価 =( 商品単価 × 商品数 × 購入頻度)

となります。


上の3つの式を統合すると、
売上 = 客数( 既存客 + 新規客① - 流出客② ) × 客単価(商品単価③ × 商品数④ × 購入頻度⑤)
となりました。

ここまでで、売上を上げる5つの要素が導き出されます。
①新規客
②流出客
③商品単価
④商品数
⑤購入頻度

結果、売上を上げる方法は5つとなります。

1.新規客の増加 
2.既存客からの流出を減少させる
3.商品単価を上げる
4.商品数の増加
5.購入頻度を増加させる


この中から優先順位をつけるとすれば、
おすすめはズバリ、2の既存客を流出させないこと!
つまり、リピート客へのフォローです。


売上を上げたい!と思うと、どうしても新規客へと目が移りがちですが、一度ご購入いただいたリピートのお客様と、新規のお客様に買ってもらうことを比べると、新規のお客様にご購入いただくほうが数倍難しいと言われています。
またコストで換算すると、新規のお客様を獲得することは、リピートのお客様に再度ご購入いただくよりも5~10倍コストがかかると言われています。
それらを考えると、新規のお客様を増加させる努力の前に、まずリピートのお客様を他に流出させずに、既存のお客様を大事にして必要とされること。
そこが売り上げを上げるための一番大事にすべきところだと思います。

もちろん新規のお客様を増やして全体の母数を大きくすることは大事ですが、実はリピートのお客様を大切にしていると、彼らが優秀な営業マンとなって、新規のお客様を連れてきてくれます。

リピートのお客様は、自分の買った商品がいかに優れた商品か、いかに優れたサービスなのかを、友人や知り合いにに熱く語ってくれます。それは直接営業の担当者からセールストークを言われるより、数倍効果があります。


あなたも、知人友人が熱心に薦めてくれたからと言う理由で購入したとか、ネットでの口コミを信用して購入した、などの経験はありませんか?
口コミは強力な販促ツールです。リピートのお客様を大切にすることで口コミが広がり、新規のお客様の獲得にもつながります。

売上を上げるために、自分の商売のどこがネックになっているか、分解した要素で考えてみると答えが出てくるかも。
もちろん!答えは一つではなく、販売している商材、状況、環境はいろいろなので、やり方を学んで自分に当てはまるところを考えてみるのが大事。

私の商売は、新規のお客様の開拓にもう少し時間をかけて、総客数の母数を拡げたかったな。うん、次はそこに注力してみましょ。

ありがたいことに、私の商売(製造した商品をオンラインショップで販売)では、リピート率がとても高かったです。一度ご購入いただいたら、2度3度は当たり前。15回以上のご利用というお客様もいらっしゃいました。

リピートお客様を大切にするための方法はいろいろあると思いますが、私がやっていたことは
●商品に同封する納品書(オンラインショップから出る定型のもの)に、手書きで「○○様 いつもありがとうございます!」など、一言書く。
印刷されたものに、「手書き」で「ひとこと」がポイントです。
●おすすめする自社の商品のサンプルや試供品を商品に同封する。また、地元のチラシや、取引先などの関連するチラシ、試供品、クーポンなどを入れる。
●「○○通信」など、お役立ち情報のオリジナル新聞とかチラシを作って同封する。または定期的に郵送する。※商品の売り込みチラシにならないように、商品情報は入れない。
●メルマガを定期的に送る。

ほかにもいろいろやり方はあると思います。
私も参考にしたいので、コメント欄などで教えてもらえるとうれしいな。


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ものづくりで商売を起ち上げたい、もしくは起ち上げたオタク気質や職人気質満載の私やあなたのために、「ひとりメーカーの小商い」をお送りします。

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自由や成功を求めて起業する方、また今の時代も相まって、副業や起業を考えている方も多いと思います。
そんな方々のために、私が実際に試行錯誤しながらやってきたことや失敗談などが、これから副業や起業を考えている方々の近道となり、手助けになればいいなと思っています。
一番は、自分の備忘録のため(笑)


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