ふと孤独を感じた1週間
こんにちは!1週間が経ち、今日でベトナムに来て、1か月が経ちました。毎日毎日、24時間が短い。そして、気づいたらもう次の日の朝(笑)今週はハノイの夜にふと孤独を感じました。今週も皆さんの振り返りの時間になればうれしいです。
1日目(孤独を感じた火曜日)🌘
今日はいつも通り授業を受けて、向かった先は、友達と以前に来た汁無し麺屋さんです。ここの汁無し麺は日本人の口にめっちゃ合います(笑)私は一番好きなお店です。そして、店に入る前からちらちらと見てくる人がいて、耳を傾けると隣でまたもやハンコックと言ってました。(詳しくはティックトックを見てください)なので、ベトナム語で、日本人と言っておきました。向こうは言ったことに気づかれて驚いたのか、苦笑いでした(笑)
その後は講義を受けて、図書館で作業をしました。
そして、ホームステイ先のメンバーたちがもうすぐ帰国するとのことで、お家で送別会を行いました。人生で初めて、わんこ春巻きをしました。永遠に春巻きだけ無くならず、気づいたら新しい皿が前に置かれていました。父親のクレジットカード生活をしていた日本人の子が、お腹を壊してしまいました。心配性のママが謎の薬を手渡していたけど、彼が飲みたくなさそうにしぶしぶ飲んでいたのを僕は見逃しません。(笑)早く良くなることを願います。 ➡今日は「孤独」を感じました。毎日、1分1秒無駄にしたくないという気持ちで、忙しない日々を過ごしているわけですが、ふと夜に散歩していると孤独を感じます。物理的には環境も恵まれており孤独は感じないのですが、ふとした時に、心理的孤独を感じます。それは、日本語が使えないという環境で、日常生活の中で、自然に何も考えず思ったことを言葉に発するというのが、人前でできていないのがストレスになっているのかなと思いました。気になって調べてみたら、母国語が与える心理的安らぎや認知処理負担の軽減効果等が母国語にはあるとのことでした。当たり前ですが、言語の力は偉大ですね。
2日目(営業先で知り合った方と)🤝
今日は、日本で営業中に知り合ったベトナムの方とお会いしました。なんと、彼はベトナムで14年間を過ごし、14歳から日本に住んでいるとのこでした。受験期も日本で過ごし、日本語で受験をしてきたとおっしゃっており、すごいなと思いました。そして、驚いたのは、14年間の社会主義下での教育の影響で、ビジネスに対するマイナスのイメージがあったとおっしゃっており就職するときも民間に行くことに対する抵抗があったとおっしゃっていたことです。今の若者は民間企業の増加や2007年からのWTO加盟等で、ビジネスが身近になってきており民間企業に対するイメージが変わってきていると思いますが、彼は社会主義の影響をすごく受けているようでした。
➡彼のような人が他にいるかはまだわかりませんが、真面目な人ほど影響を受けやすいのかなと思いました。
その後は、昼ご飯を食べに行きました。ダナン料理(ベトナム中部)に連れてきてもらいました。ハノイ、ダナン、ホーチミンで食の違いや特徴がはっきりと異なるので、比較できるのもベトナムのユニークな点で、好きです。このレストランではトイレの設置場所に驚かされました。常識に囚われないことの大切さを教えてくれました。(笑)
そして、そのままお土産屋さんに行きました。お土産屋さんでは服やセンス、伝統的なスポーツのダーカウ、バッチャン焼き等、様々なものがありました!立地が路地の中にあった為か、人は入っていませんでしたが、とてもオシャレな空間で、内装も素敵でした。ベトナムのカフェや雑貨屋のほとんどは内装がアンティークなため、伝統的な感じイメージが視覚的にも楽しめるのでとても好きです。私はポストカードを買いました!大切な人に書いて日本に届くか試してみます(笑)その後は、いつも通り、図書館、カフェで勉強をしました。
この日の夜、家に帰ると、理系のホストファミリ―たちが深夜12時過ぎに何やら、変な体操をしていました。帰国前に頭のシステムがおかしくなったのかもしれません。それはさておき、短い間でしたが、とても楽しかったです。ありがとうございました!無事に家に着いていることを願います。
3日目(ハチ先生と)🙌
今日はいつもお世話になっているハチ先生とお昼ごはんへ行きました。今日は、忙しいらしく、ご飯を一緒に食べただけですが、楽しかったです。いつもベトナム料理を紹介してくれてありがとうございます!ここは本当に丸亀うどんの料理みたいでした(笑)Bánh=小麦粉、Canh=汁、Ghẹ=蟹、
その後は、いつものようにデジタルマーケティングの講義を受けました。今日は、ペルソナとはなんぞやや5Sとはなんぞやや等の前回の復習をメインで行いました。いつもわからない単語が頻出するので、そのたびに単語を調べてもはや授業についていくのにいつも必死になってます(笑)
授業が終わり、先日買ったポストカードを早速送りに行こうとしたところ、このアプリを仲の良い子に教えてもらったので入れてみたのですが、英語への切り替えができず、少し使いづらかったです。これかこれかのどっちかやけど、わからんみたいな感じでした。分からなかったので、仲の良い子に教えて通訳を教えてもらったのですが、それでもできずだったので、郵便局へ行くと、”ここではできないから明日、ここに行って”と言われたので、グーグルマップでしっかりと調べてもらった上で、その日は引き返すことにしました。
今日の夜は初めて、ベトナムのKFCへ行きました。大学にいる時にチラシを受けとったのがきっかけで行きました。滅多に広告には流されないのですが、ベトナム料理を日常に食べていると無性にそのKFCの広告に負けてしまいました。しかし、セール期間で、約480円で食べることができました。めっちゃお得!
➡味は標準化されておりメニューや値段は現地化されており、顧客のほとんどがベトナム人でした。ローカルのお店よりは断然高いですが、現地の人が日常使いしているので、ベトナム人高中所得層が増えてきていることが目で見てもわかりました。そして、なによりも驚いたのが、接客のオペレーションについてです。ベトナムに接客態度を求めてはいけないですが、ここのKFCは入店時に”Xin Chào"と退店時に”Cảm ơn"を聞くことができます。その時はなんだかほっこりしてまた来ようと思えました。ベトナムの接客態度に鈍感になれていた(目を瞑っていた)のですが、やはりこの一言があるとないとでは全然違うなと思いました。接客態度がある程度良い日本では当たり前の接客ですが、ベトナムでは”お客様は神様”みたいな常識はないので、鈍感さと寛容さが大切だなと思いました。衛生面に対しても目を瞑って、いかに現地化できるかが肝心だなと思います。
いつも通り、カフェで復習してました。KPI(Key Performance Indicator)とOKR(Objectives and Key Results)についてです。この授業では、企業の組織構造や適切な組織形態について、企業が目指すミッションとは何なのかなどを勉強しています。その中で、出てきたのがこの指標です。この指標の他にもKGIやMBO等の指標もあります。それぞれの用途によって使い分けるこの指標はあくまで目標達成に向けた手段であり企業で実際に数字を上げるためにも必要なので、しっかりと覚えておきます。
4日目(ハノイ国家大学へ)🏫
授業を終え、向かった先はハノイ国家大学でした。実は元々、この大学を第二希望に志望していたため、個々の大学とは個人的に日本にいる時からずっとやり取りをしていました。そして、私がこの大学ではなくNEU(ハノイ国民経済大学)の私費留学が決まったため、それ以降話をすることはなかったのですが、せっかくハノイに来たので御礼とあいさつを兼ねて、スタッフに会いに行ってきました!まさかの日本人が何10人かいるとのことで、また繋いでもらえることになりました。
そして、ベトナムの大学に毎回訪れて思うことは校舎の広さと学生の多さです。日本の場合、大学の立地というと、都市部からは外れた田舎(敷地面積が確保しやすい)にある印象がありますが、ベトナムの場合は好立地な場所に大学が複数あるのが印象的です。しかし、建物は日本と違って、びっしりと並んでいます(笑)
そして、最近カロリー不足を感じていたので、お昼からガッツをいれました。東南アジアで大体外れがないチャーハンです(笑)ここのコムザンはdirty restaurantsの中では一番といっていいほど、コスパ最強で、約270円でした。(巨大フライドチキン付)味も美味しかったです。強いて言うなら、漬物やスープの味が塩っ辛いところ。
その後は、図書館で勉強して、仲の良い子のおすすめのバインミーを食べに来ました!約130円くらいで安くて、美味しかったです。ここのバインミーははちみつが中に入っており他のバインミーと異なって少しファーストフードのような感じでした。お昼時はとても並んでいるので人気だと思います。
そして、家に帰ってお仕事をしていました。今日は金曜日とのことで何だか、お酒が呑みたい気分だったので、フッ軽の留学生たちを誘って深夜の0時から少し吞んできました。右の彼はハノイにもう半年ほど住んでいるとのことで、年齢も29歳。彼は観光業を盛り上げたいという想いで、同じ大学に通っており私と同じで現地でのコネクションを作りに来ているとのことでした。普段、遊び人の一面がある彼ですが、想いは素敵だなと思いました。観光客が都市部のみに集中して、2-3日を都市部だけで過ごしてそのまま帰っていくことに対して、もっと地方にお金が回るようにニッチなツアーを作ってソリューションを出すとのことでした。既存のビジネスではあるかもしれないですが、意義のあるビジネスでとても素敵だなと思いました。
5日目(郵便局へ)📮
早朝から、リベンジしに来ました。実はこれで三回目。前回は店が閉まっており行けませんでした。ようやく送れる!と思っていた矢先、英語で話しかけるともちろんベトナム語で返される。イライラしてはいけないですが、外国人に対して、その母語を話された時に、なんでなんっていう風になってしまいました。もちろん、自分がこの地に来ている訳なので、「郷に入れば郷に従え」の通り、私が言語を習得すればよいだけの話ですが、英語に対して、母語で来られると、全く会話する気ないのかなと思ってしまい、なんだか悲しい気持ちになりました。仕方ないので、翻訳機を渡して会話をすると、今日はできないから月曜日に来てとのことでした、、、
仕方がないので、引き返して図書館に行きました。授業と仕事、勉強等々で生活は慣れてきつつもやることに追われている日々なので、もう少し効率の良い方法を模索していきたいと思います。
今日はお昼ごはんの後、ぶらぶらと歩いていたところ目に留まったカフェに来ました。路地の中で、立地はわかりにくい場所だったので余計、見つけた時に魅了されました。ここのカフェはベトナム戦争をコンセプトにしており中に入った途端、空気感がガラッと変わりました。当時使われていた物、アンティークなコップ、落ち着くようなBGM、照明の暗さ等、当時を生きていた訳ではないですが、勝手に当時の様子を想像してしまう程、完全に空気感に飲み込まれてしまいました。今まであんまりオシャレなカフェとかにあまり興味が無くただ高いだけやんとか思っていたのですが、負けました(笑)
そして、タンパク質を無性に欲っしていたのか、屋台でアヒルが回転していたのでそれを食べに来ました。骨が多かったですが、ジュウシィーで、美味しかったです。ちなみに値段は日本円で600円くらいでした。相場はわかりませんが、いつものdirty restaurantよりは気持ち高いなと思いました。ライスもなかったので、これだけ食べて明日のツアーに向けての水着の買い物をして帰りました。
6日目(ハロン湾ツアーへ)🚢
ハロン湾のこのツアーは、約7,000円でフェリーでハロン湾を回りながらランチをして、そのまま島に渡してもらい海に入ったり15分間耐久の展望台に行ったりします。30分間くらい滞在した後にまた、フェリーに乗って次の島に移動します。そこではカヤックか大型ボートを選ぶことができて、マリン体験ができます。その後は、洞窟の中を探索して21時くらいに帰宅します。
今日は早朝8時にマクド集合で、2時間半バスに揺られて、交換留学生たちとハロン湾のツアーに参加してきました。バスで1本の水が支給され、その後、1度のトイレ休憩でフェリー乗り場に到着しました。トイレ休憩のお土産コーナーはとても値段が高く観光客向けの商品というのが外国人の私たちでさえわかるほどの値段の高さでした。高そうな明治のチョコレートみたいなのが一枚で700円とかでした(笑)
ようやくフェリー乗り場に到着しました。お土産雑貨屋さんが立ち並んでおりそこにはコピー品のブランドバッグが多数並んでいました。留学生の子もコピー品と認識していたので、絶対にいらないと言ってました(笑)
個々のフェリー乗り場ではペットボトルの持ち込みは禁止されているので、持込はできませんでした。世界遺産の環境保護のための徹底した策だと思います。寛容なベトナムでもしっかりと対策が講じられていることには驚きました。
人生初のフェリーでのご飯はとても貴重な経験になりました。そして、世界遺産を眺めながらのご飯は格別でした。ここではベジタリアン向けのご飯も用意してくれるようです。とてもサービスがしっかりとしていました。
ここのカヤック体験では洞窟を渡るのですが、狭すぎて大型ボートと三回くらいぶつかり何度も沈没しかけました。とても腕が疲れましたが、世界遺産の奇石を身近で見ることができて、鳥肌が立ちました。世界の世界遺産を実際に見る機会が今までなかったのでその迫力にとても刺激を受けました。
長い年月をかけて、1つの鍾乳石ができているのを英語越しで聞いて、感動しました。1cmの堆積には100年くらいかかるとのことで、まさに”鍾も積もれば乳石となる”を体現しているなと思いました。神秘的なのが肌で感じることができました。
ようやく終盤に差し掛かり無事に港に到着しました。そして、バスに揺られて21時過ぎに帰宅しました。夜は少し遅かったですが、小腹がすいたので、近場のブンチャーを食べて帰りました。
7日目(先生ありがとう)🥰
今日はICの授業を受けてきました。この日は商品開発に向けて、メンバーとブレストしました。そして、先輩(年齢的には同期)が授業で実際に商品化したのがこのOAT'S UPです。オートミールとヨーグルトで構成されているこれはとても食べやすく個人的には食べやすかったです。しかし、友達に聞くと、他の席の子たちはあまりおいしいとは思っていないと言っていました。(笑)
その後、開発した彼らにインタビューをされて、彼らが言っていたのは、この商品はベトナム人にとって、甘さが控えめだからあまり嗜好性が学生には合っていないと言っており健康には良いけどとのことでした。ここで疑問なのが、なぜ間食が多いベトナム人の大半の人がやせているのかということです。散歩もあまり好きではなくバイクを徒歩5分圏内でも使っていそうなのに、どこでカロリー消費をしているのかとても気になります。代謝の良さ?カロリーベースが低い?
その後はいつメン+留学生とご飯。この料理は自分で具材を決めて、生春巻きを自分で作るスタイルの料理で外国人にも受けがいいように思います。野菜もたんぱく質もバランスよく摂れるのでめっちゃいいですよ!ベトナムに来て、思うのは野菜不足がすごいことです。摂れる時に野菜を摂るのが個人的なコツです。
授業が終わり、日本にいる時に送っていた荷物がようやく届きました。しかし、、、まさかの学校に届きました。しかも、変更届を出していたのに、、。ハノイ留学経験者が言語以外の融通の利かなさがベトナムにはあるとおっしゃっておりまさにそれを痛感した瞬間だなと思いました。仕方なく手で持って帰ることに。良い運動になったので結果all rightです。
ベトナムの好き所は日本と違って、店内に他の食品を持ち込んでもよい所です。日本だと注意されると思いますが、ベトナムでは普通です。果物をお店でかぶりつく人はなかなかいないと思いますが(笑)この日も今記事を書いているのと同様に頑張りました。明日はプレゼンがあるので頑張ります。
それではおやすみなさい!
そして、また来週!
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