本棚を整理している話。
タイトル通りですが、本棚を整理してます。
というのも、子供たちが二人とも小学生になるし、そろそろ自分たちの部屋を持たせようということになりました。
で、我が家は一部屋が物置になっているのですが、その部屋をキレイな状態にして子供部屋の一つにするため、その掃除の一環で私の本棚も整理している状況になります。
つまるところ、要る本/要らない本の選別です。
よくもまあこんなに買い込んだものだなと思います。
電子化が進んでいる現代ですが、本を読むなら、私はバリバリの紙派。出かける時は、文庫本サイズの本を大抵ポケットに入れてます。手元に紙の本があると心が休まります。辛い時は、いつでも本に支えられてきたように思います。
それに、仕事で使う本も、躊躇なく買ってしまう。私は「仕事で使う本(情報・知識)は、仕事によって稼いだお金を使って買うのは当然」というワケの分からない思想を持っているようです。
つまり、「働くことで給料を貰う」=「給料の一部を仕事のために使う」=「できる仕事がより広がる(あるいは「働きやすくなる」)」=「生きやすくなる」と考えているみたいです。仕事と給料の循環といいますか。まあその話は今回どうでもいいですが。
とにかく、そうやって気に入った本や気になった本を見つけると、すぐに買ってしまうんですね。その結果、本棚がもう散乱状態になると。
そうは言っても、やっぱり「要らないかな…」という本もある。そこで、買った本たちの分類わけをしてみました。
何回も読んで、また何度でも読みたくなる本。
一回読んで、いつかまた読みたい本。
一回途中まで読んで、続きを後で読みたい本。
一度も読んでないけど、いつか読みたい本。
一回読んだけど、もう読まないであろう本。
途中まで読んだけど、続きを読みたくない本。
一回も読んでなくて、たぶん読まない本。
本のジャンルはともかく、主観的な基準と言いますか、再現性とか継続性で考えると、こんな感じでした。
ここから、「要るのか、要らないのか、どっちなんだい」を決めていく必要があります。
実は、この数字の順番は優先順位で。数字が大きくなればなるほど、私にとっては多分「要らない」本なんだと思うんです。
細かくみていきます。
1.は手元に置いておきたい。心の支えです。大好きな小説だったり面白い評論だったり、指南系のものだったり自己啓発系だったり。何度も読み返してホッとする本。これは整理しても、捨てずにとっておく。
2.は、まあ、いつかまた読むかもなぁという感じ。一回読み切っているのでどういう内容かは分かっている。仕事に少し関係するものだったり、独特の観点で書かれている「タメになる」系だったりするのが多い。この辺は慎重に「本当に何回も読むかな?」「具体的にこれを読んで何が得られる?」を考えるのが良いように思います。多分大半は残すでしょうけど、中には「何となく手元に置いておきたいから…」が潜んでいそうな気がします。
3.からがちょっと厄介。なぜ途中まで読んだのに読み切っていないのだろう。これは時間的な余裕が無かった可能性もあるんですけど、実際はそんな面白くないんだと思います。「読んでて面白くない(内容が難しい)けど、なんか役に立ちそうだからとっておくか」という本。もしかしたら、この辺りもバッサリ処分していいかも。
4.これが一番厄介。もう下心達満載。タイトルだけ見たり、あとは買う前に中身をサーっと立ち読みして「良いね!」ってインスピレーション第一で買っちゃった系です。「ほんとに今後、最初からちゃんと読むのか?」って視点で厳しく要る/要らないを決める必要があります。多分、もう一度改めて最初から読んでいくと、「もう今は読まないかな…」っていうのがゴロゴロ出てきそう。
5.と6.は確実に不要。即座に処分して良いように思います。
7.は多分要らないんだろうけど、4.と同じでちょっと見返してもいいかもしれない。そこで「あれっ、結構良いじゃん」という評価に変わる可能性もありそう。
いずれにせよ「いつか使えるかもなぁ」という下心をどれだけ排除できるか(あるいは許せるか)が肝なように思います。そこで自分に問うのは「その『いつか』っていつなの?それが『今』じゃないなら、多分それは一生使えないと思うよ」ということ。心を鬼にしないと、捨てられない。
それにしても、つくづく、本は旬だなと思います。
そして、その旬は人によって違う。
買うべき時と読むべき時を出来るだけ同じタイミングにしないと、すぐに「違うかも(今はもう興味無い)」になっちゃう。そうなると「積読(つんどく)」まっしぐら。そんなような気がします。
書棚を無尽蔵に持てるわけでもない私のような一般庶民には、残念ですけど、旬の過ぎた本たちを処分していかなければ物の置き場が無くなってしまいますから。
まあ大富豪とかで死ぬほど場所が余ってるとかなら全然良いんですけどね。積読でも。読んでない本をズラーッと並べておいて、まるで自宅を図書館や本屋さんみたいにしておけば「おっ、これ面白そうじゃん♪」みたいに本を選ぶ楽しみにも出来ますし。でも私のような平民貧民には無理な話です。処分せんといかんのです。
というわけで、何が言いたいのかよく分からないですが、本棚整理しているよというお話でした。おしまい。
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