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ワクチン接種を受けた人々への公開質問

トッド・ヘイエン博士の個人サイトに載った、ワクチン未接種者をアタオカ扱いしてきた人への質問状です

要約

・ワクチン懐疑派であることで、社会からどんな仕打ちを受けて
 きたか、内面でどんな苦しい思いをしてきたかを知ってください
・政府が「国民のため」と偽り、「全体主義」的な政策を押し付け
 てきたことを認め、何が行われてきたかを知ってください
・社会が悲惨な状況にあることを理解し、その証拠から目を背け
 ないでください

2023.1.10
Todd Hayen, PhD, RP

もしあなたがワクチンを接種しているならば、おそらくあなたは現在の主流派の信奉者であり、いわゆる「陰謀論者」「反ワクチン派」「自由の戦士」を自称する人たちに反対しているのでしょう。

この手紙はあなたに宛てたものです。私はあなたの敵です。

あなた個人はそう思わないかもしれませんが、それが私たち二人が対立している立ち位置です。しかし、実際には私たちは兄弟姉妹であり、どちらの側も人類を構成しています。私たちは、このフェンスのどちら側にも大切な人がいて、まさに「一緒に」生きているのです。

私たちは本当に心配していますし、みんなの安全と健康を願っています。フェンスの向こう側にいる私たちが、これまでひどい扱いを受けなかったと断言することはできません。仲間はずれにされ、バカにされ、差別され、「コロナに感染して死ね」とまで言われました。(一時期、かなり親しかった友人2人から2度言われました)

本当に醜い出来事ばかりで、このような嘲笑を受けかねない言い争いに、私が参加したことをお詫びします。どうか私を許してください、そして私もあなたを許します。

「ラ・ラ・ランド」では、物事がうまくいっていないのです。あなたはこの発言に同意しないかもしれませんし、あなたの意見の相違が、おそらく私たち二人の問題の核心にあるのでしょう。しかし、残念ながらこれは、あなたがそう信じるかどうかにかかわらず、世界で起こっていることの真実の記述なのです。

すみません。たとえあなたがその証拠を容易に見ることができなくても、それは真実であり、ベッドのシーツを少しはがせば、血を吸うダニが群れをなしているのがはっきりと見えるはずです。

私の言葉を鵜呑みにして欲しいわけではありません。これまであなたは、私たちの言葉を何一つ鵜呑みにしなかったのだから。少なくとも、憎しみや憤り、嫌悪、不満など、この状況を何とかしようとする、フェンスの向こう側にいる私たち全員に対して投げかける、負のエネルギーを止めてほしいのです。

正直なところ、自分自身を見たくないと思うのなら、それはそれで構いません。ただ、私たちの邪魔をしないようにしてください。あなたの生活の質、そして地球上のすべての人の生活の質に気を配る私たちを、どうか愛してください。私たちは、自分たちの周りで起きている過ちを正すために犠牲を払ってきました。そして、私たちがいつも暗闇を探していると非難するのはやめてください。正直なところ、私たちは探すことなど必要ないのです。

そう、あなたが今まで信じてきた政府、権威、選良、公衆衛生などのほぼ全てを捨て、世界の全ての悪事を、善良とされる人々のせいにすることに忙しいダークサイドに来ることが、どれだけ恐ろしくて難しいことか、私たちは皆理解しているのです。

これがあなたにとってほぼ理解不可能であるなら、段階を踏んでください。確かにあなたは、前述のようなことが真実だとは思っていないでしょう? 腐敗があるかもしれない、間違いがあるかもしれない、判断ミスがあるかもしれない。自己中な決定をした特定の選ばれた人々が、お金と権力という報酬を望んで行ったことなのだということを、徐々に受け入れる気にはなれませんか?

これを読んでいる多くの人は、トランプ、ひいては任期中にトランプに味方したすべての国会議員を絶対に嫌っていたと思います...
もしそうなら、彼の不正をどのように見ましたか? 彼はどうやって罪を晴らしたのでしょうか? そして、どうしてアメリカはあんなことを許してしまったのでしょうか? 「Shit Happens !(しかたがないよ)」と言われるように、それはいつでもどこでも起こりうることなのです。

もちろん、利益重視の大企業であるビッグ・ファーマが、何十年もビジネスをしてきて、すべて、まっとうなことをしてきたとは思っていないでしょう?

信頼、標準医療、さらには人々の健康が優先事項ではないことを明らかに示す、あからさまな違法行為における彼らに対する多数の勝訴を調べるのには、それほど手間はかからないでしょう。彼らは決して清廉潔白ではありません。

あなたは、私たちが持つ法律が、将来の悪事から私たちを完全に守ってくれると信じていますか? それはかなり希望的観測です。皆さんもご存知のように、地球を汚染しているのはほとんど大企業であり、彼らは長い間、実際にその責任から逃れてきたのです。

また、皆さんの多くは、私たちのシステムがどれほどしっかりしたものであっても、間違いは起こりうるし、しばしば起こるものだと考えているのではないでしょうか。そして、政府や選挙で選ばれた人たちの善意を、重大な間違いによってだいなしにする可能性が常にあると、すでに信じているはずです。そして、そのような間違いは、雪だるま式に広がっていき、管理するのがほとんど不可能なエネルギーやパワーとなる可能性があるのです。そうですよね、その可能性に同意していただけましたか?

また、私たちが一丸となってチェック・アンド・バランスに細心の注意を払わない限り、世の中には大きな力を持ちながら、その真意が善良とは言えない人々が現れると私は考えています。彼らは必ずしも意図的な悪人ではないのですが、権力やお金に飢えているため、世界にとってベストであるという口実のもと、自分たちの願望や欲望を満たすようなことを優先して、世界の他の人たちに実行しようとするのです。

ヒトラーでさえ、(特定の誰かと比べているわけではありません)ドイツ国民のために善意を持っていました。彼は大きなアイデアを持っていて、紙の上ではかなり栄光に満ちているように見えたのですが、彼の計画は世界の他の国々にとっては栄光ではなかったのです。

そういうこともあり得ますよね? そしてもっと重要なことは、なぜもっと頻繁に起こらなかったのかということです。皆さんは、1940年代以降、それがまったく起こっていないと本当に信じているのでしょうか? 確かに、ヨーロッパや北米の大部分ではそれ以来起こっていませんが、なぜここでは絶対に起こりえないと思うのでしょうか? 世界中で起こっているし、何度も起こっているのです。なぜでしょう? 起こるときは一度に起こるのでしょうか? 巨大な戦争や革命のようなものですか? 実はそうではありません。

全体主義というのは、ある種から成長します。通常これは、自己満足と不注意という種でなのです。「全体主義」またはその「香り」は、もはやそれを強制させる軍隊を必要としないのです。

私はあなたを失ったのでしょうか? 今のあなたにとって「全体主義」という言葉は強すぎるのかもしれません。「共産主義」や「ナチズム」と同じように聞こえすぎるのです。いや、現時点ではあなたの言う通り、西洋における完全な全体主義は成立してはいない。しかし、このようなことを十分に研究すれば、シーツの下に隠れたダニの巣に計画があることがわかるでしょう。そして、注意深く見れば、その計画が何年も前から忍び寄っていたことがわかるはずです。そして、その計画は「世界を征服しよう」というものである必要はないことを忘れてはなりません。その「計画」を実行している人たちは、その計画が良いことだと考えている可能性が非常に高いのです。


話を元に戻します。コロナ、ワクチン、その他に話を移します。

最近、「国民のため」という理由で非常に多くのことが起こりましたが、よく考えてみると、「国民のため」という名目で一国の国民に義務付け、強制できることには常に限度があったはずです。

まず、これは非常に重要なことですが、誰が「国民のため」を定義するのでしょうか。たとえその決定が善意でなされたとしても、少なくとも自由社会では制限があるはずです。その制限を決める道具として、まず思い浮かぶのが憲法です。第二次世界大戦中に日系人を強制収容所に入れたことが合憲であり、正しかったと考える人はいるのでしょうか。確かに、後から振り返れば、ほとんどの人が良い決断ではなかったと言うでしょう。しかし、政府が実際に日系人を脅威と見なしていたその時でさえ、それは正しいことだったのでしょうか? その脅威を軽減するために、アメリカ国民を家から引き離し刑務所に入れる以外にもっと良い方法があったのではないでしょうか?

その例えを今日に当てはめると、ある特定の集団が、私たちが日常生活を送ることを禁止するのは正しいことだと思いますか? 教会に行くこと、買い物に行くこと、仕事に行くこと? もちろん、それは「国民のため」の禁止でした。今にして思えば、本当にそうだと思いますか? このような決定を下した人々が、自分たちのしていることが「国民のため」であると、心から信じていたと思いますか?

とても高度な教育を受け、経験豊かで、資格のある人々が、この(コロナ政策は)脅威を扱う最善の方法ではないと訴えていました。彼らはよくて無視され、悪ければ強制的に黙らされました。
あなたはそれを知っていたのですか? そんなことはないと思っているのでしょうか?

ファウチや多くの「保健大臣」のような政府公認の人物だけが、「科学」を定義できると信じている人がいるのですか? コロナのようなユニークで珍しい医療緊急事態と、この病気が世界的に認知されてから8ヶ月以内に出てきたワクチンについて、他の科学者や医師が知的で価値のある言葉を発しなかったと本当に信じているのでしょうか?

世界中でそのような何千人もの人々が検閲され、評判の失墜は言うに及ばず、医師免許の剥奪の危機にさらされていることをご存知でしょうか? 議論しようとしているのでしょうか? これらの高度な資格を持ち、出版されている人たちをブロックすることが、自由な文化の中で行うべき評判の良いことであり、もしそれが行われるなら、これまで行われてきたように、そして現在行われているように、不正の匂いがしないと本当に思いますか? これらの個人に対して横行する検閲と脅威は、この試練全体に対する深い疑問を正当に掻き立てるのに十分です。

世界中で起こっている死や病気(の増加)はどうなのでしょうか?このすべてが真実でないと信じているのでしょうか? あるいは、最も明白なもの以外が原因だと思いますか? 突然死や癌の蔓延など、過剰な死亡率の急増が、mRNAワクチン接種の開始時期と一致していることに気づかないのでしょうか? その「偶然」を正当なものとして受け入れないのでしょうか?

これらの質問は、少なくともあなたが頭を抱えることを保証し、少なくとも我々を陰謀論者、科学否定者、アタオカであると非難することをやめさせるものです。

「アヒルのように歩き、アヒルのように鳴き、アヒルのように足が生え、他のアヒルと一緒に行動するなら、それはアヒルである可能性が高い」。少なくとも、それが実際に何であるかを見極めるためには、注意深い観察と誠実な考察が必要です。

世界が悲惨な状況にあると信じるかどうかにかかわらず、この悲惨な状況は少なくとも可能性があることを理解する必要があります。このことをざっと見ただけでも、「ありえない」ことが、私たち(反ワクチン派)が信じているように、悪夢になっている可能性を示す証拠がたくさん見つかるはずです。好奇心を持って、見つめてください。(了)


考察

先日、「彼らは知っていた」という記事が話題になっていました。
ワクチン接種派が薬害に気付き、反ワクチン派に逆恨みをしているといった記事です。ご承知の方もいるでしょう。

これはフェイク記事であると指摘した方もいて、さまざまな物議を醸しています。ただ、元のサイト(iqfy.com)上で現在も閲覧可能ですから、完全にフェイクであると言い切ることはできないでしょう。記事がフェイクであるかどうかは別にして、このカナダの心理学者トッド・ヘイエン博士の質問状は、「彼らは知っていた」の公開以前に掲載されたものであることをお断りしておきます。

前置きになりますが、著者のトッド・ヘイエン博士はカナダの心理学者で、以前の記事「あなたは病気になる、それに慣れよう」でも紹介させていただきました。

ヘイエン博士は、政府や医学界、マスコミを信じてコロナ対策に従った人のことを「羊(Sheep)」と呼び、それに疑問を感じて、ワクチンを接種しなかった人のことを「トガリネズミ(Shrew)」と呼んでいます。トガリネズミは非常に小さな生き物でありながら性格がキツく、しかも毒を持っているそうです。羊はいいとして、トガリネズミという例えは、調べてみてナルホドと納得しました。

今回の論説でヘイエン博士は、私が感じていたこと、訴えたかったこと、さらに私が気づかなかったことまで言及してくれています。
その中でヘイエン博士は、感情を抑え理路整然と羊さんの行いを振り返らせ、トガリネズミの気持ちを代弁してくれています。トガリネズミの方々は共感を持たれたのではないでしょうか。私はスキっとしました。

しかし私自身が、羊さんとワクチン接種「後」問題に関して、面と向かって話をする時は、この気持ちをグッとこらえゆく努力をするつもりでいます。

それは、接種したことを後悔している羊さんにとって、ソフトで理路整然とした言い方であるがゆえに反論を許さず、さらなる屈辱を味あわせることになるかもしれないと危惧するからです。

私はトガリネズミの一匹ですが、対立より協調を望んでいます。

現在は、まずお互いが抱いている感情を理解しあい、その上で、より良い善後策を見つける時期に差し掛かっていると思うからです。

最初に話題にすべきことは、後遺症をどうすれば解消することができるのか、どうすれば心配する必要がなくなるのかを、一緒に見つけてゆくことでしょう。早くから危険性に気付いていたトガリネズミは、デトックスの方法もいち早くチェックしています。「この方法を試したら、こういった効果があった」などという情報は、トガリネズミの皆さんは、すでにいくつかお持ちでしょう。いまこそデトックス情報を示すタイミングです。できれば、「何を飲んだらよい」といった結論だけではなくて、研究データに基づいた説明も紹介した方が良いと思います。

しかし、気を付けなければならないこともあります、当たり前のことですが、トガリネズミも薬害の一部分だけしか理解していません。ですから、偉そうにデトックスについて話をするのは間違いを生むことにもつながります。「こういった方法があるよ」と紹介するまではいいと思いますが、それに無批判に飛びついてしまう羊さんには、「よくよく調べてから、あなたが信じられると思ったら試してみて」と付け加えることも大切です。

薬害の全容が解明されていない現在、何をすれば当たりが出るか。何をすると逆効果になるのかは不明です。試してみて上手くゆかないときに逆恨みをされたのではかないません。あくまでも、羊さん自身の判断で行うことなのだと、念を押しておくべきです。

そこには、「じゃあ、何が正しいの?」と、安易に(あるかどうかすら分からない)正解を尋ねる姿勢こそが問題の原点であると、突き放す勇気も必要かもしれません。

(私は、シェディングについて話すのは、もう少し科学的な結論が出てからにしておいた方が良いと思っています。シェディングは副作用がなかった羊さんにとってもセンシティブな問題だからです。仮にシェディングによる影響が本当だとしても、それに負けない免疫力を身に着けようと努力してゆくつもりです。ナノチップの話題も同様です。)

今後、日本人の多く(特に、変わり身の早いマスコミ)が、犯人捜しを始めて大騒ぎになることが予想されます。そこでは羊さんとトガリネズミの対立は生まれず、日本人を騙した「狐」と、それに便乗した「狸」達がリンチに遭う事でしょう。犯人捜しは絶対に必要なことで、狐狸を見逃すつもりはまったくありません。トガリネズミの毒を使ってでも退治したいと思っています。

ただしかし、羊さんが最も求めていることは、やはりデトックスなのではないでしょうか。

悩める羊さんは、効果のある方法が見つかり、不安が解消されるようになってから初めて、トガリネズミの気持ちを正しく理解できる心の準備が整うと考えます。ですから、トガリネズミの一匹として、いったん横に置いておいた恨み辛みを吐き出すのは、そうなってからでも遅くないと思っています。(コロナやワクチン以外の陰謀論の話もね)


私は、この考察をまとめるにあたって、非常に悩みました。

ワクチンについては非常に身近な問題であり、今後も生活する中で常に付き纏うものです。私個人としてどのように対応するのが、ベターなのか? 社会に生じる軋轢を減らすことと、今まで感じていたやりきれない気持ちとの間で、何度も葛藤が繰り返されました。

その整理をつけたうえで、現在の考えを述べさせていただきました。新たな情報の開示や、羊さんとのコミュニケーションの中で、この考えが変化しないとは言い切れませんが、それまではがんばって実践するつもりでいます。

もちろん私は聖人君子ではありませんから「腹に一物、手に荷物」が無いわけではありません。それを、トガリネズミ同士の会話で話題にすることくらいは、どうかお許しください。