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新しいアメリカへの「量子力学的跳躍」を約束するトランプ氏

トランプがビデオ演説で話した「新しいアメリカの夢」についての記事です

2023.3.4 The Epoch Times
by Naveen Athrappully

ドナルド・トランプ前大統領は、2024年の大統領選を前に、新しいアメリカの夢を明らかにし、この国の大胆さを「非常に偉大な方法で」取り戻し、生活水準の「飛躍」を予告することを約束した。

過去の世代のアメリカ人は、かつて絶対に不可能と思われた大きな夢や大胆なプロジェクトを追い求めました。

彼らは、未開の大陸を横断し、荒涼としたフロンティアに新しい都市を建設しました。そして、壮大なインターステートハイウェイシステムでアメリカ人の生活を一変させ、地球上の軌道に人工衛星の巨大なネットワークを打ち立てました。しかし、今日、わが国はその大胆さを失ってしまった。私のリーダーシップの下で、私たちはそれを非常に大きな形で取り戻すだろう。

と、トランプは金曜日に公開されたビデオ演説で語った。

わずか3年前、私たちがやっていたことは、想像もつかないことでした。それがいかに優れていたか、わが国にとっていかに偉大であったか。我々の目的は、アメリカの生活水準を飛躍的に向上させることだ。それが実現するのです。

アメリカの国土の3分の1は連邦政府が所有していることを指摘したトランプ氏は、「2分の1」に相当する「その土地のごく一部」だけで、「最大10個の新都市をチャーターし、開発のための優れた提案に授与する」コンテストを開催することができると指摘した。

つまり、私たちの国に再び新しい都市を実際に建設するのです。これらのフリーダムシティは、フロンティアを再開し、アメリカの想像力を再燃させ、何十万人もの若者やその他の人々、すべての勤勉な家族に、住宅所有と実際のアメリカンドリームへの新しいチャンスを与えるでしょう。

輸送、製造

トランプが映像の中で挙げている「大きなチャンス」は、輸送分野である。米国と中国では、数多くの企業が垂直離着陸機の開発に 競いあっている。

前世紀、自動車革命を主導したのはアメリカだった。「エアモビリティ」の革命をリードするのは、中国ではなくアメリカであることを確かめたいのです。これらの画期的な技術は、商業を変革し、アメリカの地方に巨大な富の注入をもたらし、我が国の家族を新しい方法で結びつけることができます。

とトランプは語った。

垂直離着陸機の開発に携わる米国企業として、カリフォルニア州に本社を置くウィスク社がある。昨年1月、ウィスクはボーイング社から4億5000万ドルの資金を獲得したことを発表した。

8月には、サンノゼに本社を置くアーチャー・アビエーションが、ユナイテッド航空から電動離着陸エアタクシー100台の注文に対して1000万ドルの手付金を受け取っている。

トランプはまた、「忘れられたコミュニティを産業の巣(活気にあふれた場所)にする」ための「戦略的国家製造イニシアチブ」を提案した。これにより、これらのコミュニティは、米国がもはや中国から輸入する必要のない商品を生産するようになります。この構想は、「超、超、大成功する」ことになる。

アメリカの製造業は現在、インフレ、人材不足、サプライチェーンの問題、経済の不確実性など、さまざまな課題に悩まされている。

「製造業は、業界の成長の勢いを制限しかねない人材の課題に取り組み続けています。さらに、調達ボトルネック、グローバルロジスティクスバックログ、コスト圧力、サイバー攻撃などのサプライチェーンの問題は、2023年も引き続き重要な課題となりそうです。」と、デロイトコンサルティング社は2023年製造業展望レポートの中で述べている。


コスト削減、その他の取り組み

トランプはまた、生活費を下げるための「主要なイニシアチブ」を導入すると約束し、特に新車の購入費用と一戸建て住宅の建設費用の削減に力を入れるとしてる。

年間インフレ率は、2021年10月以降、単月で6パーセントを超える状態が続いており、新車インフレ率は、2021年6月以降、毎月5パーセントを超える水準で推移している。

国内の一戸建て住宅の販売価格の中央値は、第4四半期に467,000ドルを記録し、前年同期比10. 前年同期から4%上昇した。米国では、380万~500万戸の住宅が不足していると推定されている。

トランプはまた、若い親に対する「ベビーボーナス」の支援を議会に求める意向で、「ベビーブーム」の引き金になることを期待している。

彼は、醜い建物を取り除き、公共スペースや公園を改装し、原始的な環境を確保し、都市や町をより住みやすくし、「真のアメリカの英雄のためにそびえ立つ記念碑」を建てる、「偉大な近代化と美化キャンペーン」を50州で実施すると約束した。

「非常に重要なことは、これらの新しい場所がすべて安全であることを確認することです。私たちは警察を愛し、大切にしています。彼らは期待通りに仕事をします。」とトランプは言った。

「今こそ、わが国の偉大さについて再び語り始める時です。私は生活水準を飛躍的に高め、興奮と機会、そして成功を通じて、わが国を一つにする未来を築きます。」(了)


考察

今回、トランプ自身の口から、初めて新技術についての発言がありました。私はこれをずっと待ってたんです。

トランプたちがDS支配のアメリカ合衆国を破綻(自滅)させて、新しい国(アメリカ共和国?)として再建する事を目指しているなら絶対に必要なことがあると、私は以前から考えていました。

それは、革命的な新技術の公開です。

アメリカ国内の不正選挙に留まらず、世界各地で行われたテロ戦争の原因、麻薬・人身売買などの非人道的な商売、国債の大量発行による世界的なバブルの破綻、ロシアに勝てない軍事力の露呈、そして生物兵器研究によるパンデミックの創造。これらのすべてに(一部でも)、アメリカ政府を中心とするグローバリズム勢力が裏で糸を引いていたことが明らかになると、アメリカの威信は地に落ちます。

これは、アメリカが世界から(経済も外交も安全保障も)相手にされなくなることを意味します。

現在、アメリカの双子の赤字は留まることなく増え続け、これ以上国債の発行はできないことが取りざたされています。FRBも昨年から金融引き締めに入りました。今後、ウクライナ戦争がNATO側の敗北に終わり、BRICSを中心とする非西側諸国が、ドルの金融システムから離れて経済的に自立するようになれば、金融を支配することで世界を牛耳ってきたアメリカ(EU)の立場は漸弱になります。さらに、ここ数十年間のアメリカの製造業は、国内から中国など人件費の安い国へ生産拠点を移してしまい衰退を続けています。

ドルが刷れない、金融で儲けられない、物が作れないとなれば、荒廃した国土だけが残ったアメリカ国民はどうやって金を稼ぐのでしょか?

トランプが大統領の座に戻ったとしても、いったん地に落ちた信頼を回復することは至難の技です。軍事的な優位が消え、経済的に追い詰められ、自信まで失って座り込んでしまったアメリカ国民を、トランプたちはどうやってもう一度立ち上がらせるのでしょう?

DSの軛から解放されたとはいえ、マイナスの状態から再生の道を歩むことは、アメリカ国民にとって現在の状況よりも厳しいことかもしれません。

そこには、新たな希望が必要です。

アメリカ国民に夢を見させる必要があります。

世界をリードする新技術があれば、それを使って新しい産業が芽生えます。他国にない技術を使った産業をテコに輸出を増大させ、今までのような国の借金となるドルを刷ることで国民生活を維持する必要がなくなります。原油・ガスなどのエネルギー資源も食料生産も自給できる国ですから、金融業から製造業への脱皮は、起爆剤さえあれば十分に可能なのです。

Make America Great Againを達成するためには、トランプがいくら言葉を使って励ましても限界があります。国民が実感を持てる目に見える物が必要です。それを具現化する技術が必要です。

トランプたちの目的は、DSが支配するアメリカを崩壊させることだけではないでしょう。その後の再生を行うのために働いているはずです。ですから私は、トランプは再生のための「隠し球」を絶対に持っていると考えていました。

私が予想していた新技術は、発電・送電・蓄電関連の革新的な発明でした。どれか一つでも大きな進歩があれば、現在のエネルギー問題の大部分が解決します。でも、どうやら違っていたようです。予想は外しましたが、それでも構いません。とにかく、世界が注目する発明が必要だったのです。(ただし、NESARA-GESARAやメドベッドなんかは、今のところガセだと思っています)

垂直離着陸機の新技術は輸送システムを根本から変えます。特に国土の広いアメリカでは、そのメリットは大きいでしょう。これは地形的、経済的な理由で飛行機の利用が困難な地域の発展に寄与します。もしその技術(Quantum Leap:量子力学的跳躍)が、(みんな大好き)UFOに関係するものならなおさらです。

ペンタゴンがUFOのレポート公開に踏み切ったことや、先日の気球騒ぎでバイデンがF22まで持ち出したことも、なにやら匂います。(記事中のウィスク社などはEpoch Timesの記者が取り上げたものであって、トランプの話は既に実用化が進んでいる技術ではないと思っています)

トランプは、ドエライことをさり気なく言うことが好きな、お茶目な親父です。ですから最初は、「なんだか、変なことを言ってるな」と思いがちですが、消して嘘を吐くことはありません。

トランプが2016年の大統領選に立候補した時の選挙公約は、過去の大統領とは違って、すべて実行しました。

しかし、真意を読み取れない左翼マスコミは、発言の一部を切り取ってディスってしまい、私たちを間違えた方向に向かわせます。正しく理解するためには、トランプ自身の言葉を注意深く読み解くことが必要になります。

(大統領就任演説 4:05からの演説をお聞きください)

私は、この演説を聞き直してみたとき、これは物凄いことを言っていたのだと理解しました。ですから、今回のトランプの発言についても前向きに解釈したい思っています。

「世界中で誰も見たことがないもの」を

 早く見せてほしいのです