映画 | 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島

観てきました、安彦ガンダム。
世界観は機動戦士ガンダム THE ORIGINの系譜、富野ガンダムとは異なる物語です。

ここ最近観てきた他の作品、その世界観へ没入して楽しむことが多かったのですが、本作では客観的、少し違うところから俯瞰しているような感じで観ちゃいました。観終わって最初の感想

（もっとドアンや登場人物たちのこと、踏み込んだプロットが必要）

でした。
私がよく理解できていないところがあるんじゃないかな、っと思いまして、いろんな方々のレビューやYoutubeをみてみたところ……（はい、勉強不足露呈！！）。

あまい、あまいのです、甘いっ。
映像作品、書籍、ゲームなどの系譜を理解していれば、どれだけ考えつくされているのか、染みる作品でした。それら全部を勉強しつくすことは大変難しいので、本作で私が好きだったポイントをいくつかご紹介させてください。

＜映像、音＞
映像はやはり今どきなので潤沢な資金を投じて手間暇かけて作りこまれたものだのだ、と感じました。映像は3DCGで制作されたモビルスーツなどのメカ類、たぶんCGからまた人の手を入れているのか、なんと表現すればよいのかわからないのですがメカだけど「活きて」います。あと登場人物たちを演じる声優さんたち。登場人物たちの年代に合致した声質、話し方、息遣いでやはり専業の俳優さんはプロフェッショナル！

＜大迫力、モビルスーツ同士の戦い＞
※巨大なもの、兵器が好き、とかじゃないとなにも琴線に触れることない気がします
何機種かモビルスーツ、その運用に長けたベテラン・パイロットたちが登場します。その各機種の特長、運用の仕方、どうしてそんなにも強いのか、それらには荒唐無稽なようにみえて計算された根拠、特徴の活かし方があり、それらを理解してみていると、そのパイロットたちの強さや弱さ、どうしてその結果に至ったのかが十二分に理解できることと思います。

プロット、素晴らしいもののはずなのですが、私の勉強不足により、そこはわからなかった～。ガンダムは難しい！