見出し画像

映画 | ショーン・オブ・ザ・デッド

「ショーン・オブ・ザ・デッド」を観ました。ホット・ファズを観たあと、もう少しエドガー・ライト監督の作品が観てみたくなりまして、選んでみたのが本作です。

ジャンルはホラーかな…。他にもいっぱい色んな要素が詰まっていて、コメディ、友情、ロマンス、アクションにあとピリッと社会風刺のエッセンスなどもあったりします。

最初のほうはもう何とものんびりとしていて、友人のことを大事にし過ぎて振られちゃうし、ちょっとづつ、ゾンビが増えてきてテレビでの騒ぎだったり、街中、通勤途中に不穏な動きをしている人々がいたりするけど、全然気づかない!これは主人公ショーンだけじゃなくて、恋人のリズもそう。町の人々もちょっとした騒ぎが起きているのに、全く意に介さないというか気にも留めていなくて無関心にもほどがあるなぁっと。

ショーンはゾンビで溢れかえっている街へ朝食を買うために外出して、行く先々でゾンビ化した人々がいるとゆーのに気づかなくて朝食など買ってきて家に帰ってくるまで気づかない!凄く鈍感と言いますか、無関心なのかな。

ゾンビを扱った作品なのでしっかり、頑なと言っていいかと思います。ゾンビはゆっくりとしか動けませんし、一体、一体は凄く弱くて家電量販店の店員さんとニートのふくよかさんでも余裕で倒せてしまいます(笑)
でも集団となってくると話は違ってきて…次々と仲間たちは倒れていってしまうので、しっかりと緊迫感、怖がらせてくれる描写などもあったりします。集団に襲われた際に貪りつくすシーンで内臓が取り出されるところなど血が怖い人だと耐えられないかも。

本作はエドガー・ライト監督初期の作品だと思いますが、この頃から既に音楽愛が凄くてシーンと音楽との扱い方、もうこの頃から既に!だったのですね。ベイビー・ドライバーとかラスト・ナイト・イン・ソーホに通じているところを感じることができ、楽しい体験でした。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?