【偏愛日記】ワインはジャケ買い、氷多めで。
ワインが解るってなんか大人だ。
ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ等々それとなく言葉だけは知っているものの、残念ながら説明できるには至らない。
たまに背伸びしてちょっと高めのお店に行くと小難しいメニューに目が眩みいつも値段と直感でオーダーしている。ウエイターにこの産地でこの年代で…と言われても「ほぉ〜」、「へぇ〜」くらいの返答しか出来ない。
それでもワインは好きだ。
毎週末家の近くのリカーショップで白ワインを選んでいる。その店はご丁寧に一つ一つワインについての説明書きがある。
分からない。お酒特有の独特な例えが分からない。
頭を抱える。いつも狭い店内を2、30分うろうろしているのでそろそろ店主にも覚えられる頃だ。
散々悩んだ挙句、結局いつもエチケットのデザインで決める。いわゆるジャケ買いというやつだ。
案外この選び方も悪くはないと思っている。
一晩で一本開けるような酒豪ではないので最低でも1週間は家のインテリアとしても活躍してくれるし、何より写真映えする。
花瓶としてもいける。
SNSが生活の一部になっている私にとっては最も重要なことだ。
それでいて好みの味であれば尚良い。最近辛口の白が好みだとようやくわかってきた。
飲み方
解らないなりに選んだワイン。ソムリエはグラスを揺らしまず香りを楽しむらしい。
やはり解らない。一緒だ。
そんな私の飲み方はグラス(流石にワイングラス)一杯に氷を入れ半分くらいワインを注ぐ。
執筆中もチビチビと。ブラーチーズにハチミツと黒胡椒🧀
邪道中の邪道であろうこの飲み方だが実に美味しい。特に辛口のものだと氷の冷たさでキリッと引き締まるような感覚を覚える。
お店じゃないからいいんじゃないか。こんな楽しみ方も。
お試しあれ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?