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未経験なのにお店を始めた理由

以前にも似たようなテーマで書いた気がしますが、僕は小さいお店をしています。元からの夢でも何でもなく、ある日突然思い立って始める事にしました。しかも、数年どこかで修行したりという感じではなく、独学でしながら学んだらいいかなと思った猪突猛進タイプ。

『お店を始める人ってどういう心境で始めるのだろう?』と思う人がいるかなと思ったので、まとめてみました。※実店舗です。

お店を構えようと思った理由とキッカケ

自分の中で『今しなかったらいつするんだろう』というタイミングが訪れたからです。

会社を辞めて民泊とライターに力を入れていこうと思っていた矢先。たまたま縁があって大きいレンタルスペースの1階で間借りをしていました。

経験もないので、一旦やってみようと何も分からず見よう見まねで始めた、間借りのカフェ営業。一番最初は氷すら買っていなくて冷たい飲み物なのに『氷は?』と言われるまで気づかなかったぐらいです。

最初に言われたのですが、本来レンタルスペースという所なので対価を支払う必要がありました。『平日の日中は閉まっている事も多いし、開いている方が良い。掃除もしてくれるなら料金いらへんから使ってもいよ』と、一定の条件の下でリスク無く借りる事が出来ました。

それから数か月試してみて、このレンタルスペースを作った理由を聞きました。『これからの若い人・挑戦する人の力になりたい』。

このミッションに深く共感し、そのオーナーさんは何もない自分に力を貸してくれました。資本も人脈も圧倒的に違う、そのオーナーさんと僕との違い。ミニマムverで、自分も誰かの力になれないかなと思ったのがお店を始めようと思ったキッカケです。

お店を持ってどういう事をしようと考えたのか

元々ストリートアカデミーという、スキルを提供したい人と学びたい人のマッチングサイトがありました。唯一の欠点は、『ネットで完結する場合もあり、その人の人柄とかが見えにくい所』に着目し、スキルを提供したい人は自分の知り合いしかいないという感じにしようと思っていました

初対面でも最初に1~2時間ぐらいかけて『何でその活動を始めようと思ったのか』『その活動は心の底から楽しくてしているのか』『今までされてきた事の経歴』『活動を通じて、今度どういう風になっていきたいか』という風に面接官の様に深堀りして聞いていました。

その後改善を重ねて、今は固定客もそこそこ定着してくるようになりました。本当に数多くある中で選んでもらえるとは有難い話です。お客様同士で話す仲になったり『この人こんな活動している』とお客様が別の友人を連れてきてという具合に、紹介もして下さる様になりました。

まだまだ満足はしていませんが、思っていた事が形になってきました。

どんな世界にしていきたい・どんな人が増えて欲しいか

僕自身は『勇気を与えられる人が増えたらいいなと思います

意地でもお店はそう簡単に閉めないと決めていて、実行し続けていきたいです。僕は未経験で始めていますし、元からお菓子作りの経験が長いという訳でもありません。普通に考えたら失敗するだろうと思っています。

実力がある人でも成功するか分からない中、もし続ける事が出来たら『あれ、自分でも出来るのでは?』と思える人が増えるはず。

ありのままをさらけ出して、格好悪いかも知れない姿を見せ続ける事が、今僕に出来る事です。

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