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September

秋の気配も次第に濃くなり、穏やかな好季節、スポーツの秋、Bリーグ開幕の季節ですね。沖縄も朝夕はめっきり涼しくなり、少し肌寒いくらいです。季節の変わり目につき、皆さんもお体にはご自愛下さい。

さて、今月は教育についての本をいつも以上に読み、オンラインセミナーなども受けたので、今日は私の教育についての考えを少しお話ししようかと思います。お子さんのいる方、これから考えている方、教育について興味がある方、ご参考になれば幸いです。

教育といっても大きくあるので、今日は乳幼児期(0歳から6歳)の教育についてお話ししようと思います。さっそくですが皆さんモンテッソーリ教育というのをご存知でしょうか?最近では、棋士の藤井聡太さんやFacebook創業者マイク・ザッカーバーグや歌手のテイラースウィフトなどが受けたとされる教育です。モンテッソーリ教育とはイタリア初の女性医師マリア・モンテッソーリによって提唱され、「子どもは自らを成長させ、発達させる力を持って生まれてくる、したがって大人である親や教師は子供の成長欲求をくみ取り、自由を保証すると同時に子ども達の自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」といった教育理念です。すごく簡単に言えば、環境と自由を子どもに与えて、見守るのが大人の役目といったニュアンスです。もちろん話せばキリがないほど、具体的な教育内容であったり子どもへの対処方などもあります。そして、私もこの教育理念に近い教育で育ちました。興味がある方は是非調べてみて下さい。


私は子どもは可能性の塊だと思っています。ですが、その可能性を潰してしまうのが大人、親や教師だと思っています。日本の教育では親や教師の価値観をくみ取り、大人の指示に従う、従順な子どもが「いい子」と褒められます。その過程で子どもは「好きなことをやってはいけない」と思い込んでしまいます。個性を尊重することなく、正しい答えを導いても、問題はみんなと同じ式に従って解きなさい、周りと少しでも違うことをすると悪い子、そして、みんな同じラインに並べようとします。個性無個性にしようとします。違うと思います。子どもはみんな違った個性があると思うんです。

大人とは子どもより、少しだけ早く生まれて少しだけ長く生きているだけの人間です。そして、大人になればなるほどブレーキの踏み方が上手くなり、アクセルの踏み方を忘れます。諦めることが上手くなり、できない理由を探すのが上手くなります。ある意味で常識的になります。そんな大人に子どもは育てられるのです。子どもは常にアクセルベタ踏みなのに。

群を抜いて成績がよい子、スポーツで素晴らしい実績を残す子、大人になって仕事で活躍する人など、どの分野でも才能を開花させる人は、親から抑圧されず、自分の意思を尊重してもらった。と答える人が多いそうです。そして、自己肯定感が高い大人に育てられた子どもは、自己肯定感が高い大人に育つというデータもあります。

これからの時代、教育も大きく変化すると思います。グローバル化、IT化、人工知能の飛躍的な進歩により、これからの子どもの65%は現在はない仕事に就くとも言われています。ですが、後にも先にも100%正しい教育など私は無いと思います。ですが、きっとお子さんのいる親御さんは子どもの可能性は最大限に引き出してあげたいと思っているはずです。それならば、子どもを育て、教育するという概念を捨てて、子どもと対等に一人の人として接して、共に育っていく「共育」というのが私は大切だと思います。そして、いつか私は子ども達が思う存分、力を持て余すことなく、遊び、学べる、環境を作りたいと考えています。

いよいよもう10月ですね。
お待たせいたしました。お待たせし過ぎたかもしれません。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

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