好きに気づくと、もっと好きになる。
この記事はファンタアドベントカレンダー2023の23日目です。
はじめまして、デザイナーの小野直樹です。 ファンタラクティブの社内では「ブルドーザー」の異名を持ち、いろんな意味で恐れられています🚜(?) (Figmaのオートレイアウトを破壊していくことでも有名)
そんな僕は、現在広島を拠点にcozou graphics.という屋号で個人事業をしながら、ファンタラクティブの一員としてあれやこれやと活動させていただいています。
ファンタには様々な地域に住んでいるメンバーがいて、柔軟な働き方をしているメンバーがたくさんいます。1人残らずみんな優しいです。(決して言わされていません)
自己紹介を続けるととっても長くなってしまうので、この辺で。
もしよければTwitterをフォローしていただけると嬉しいです!(嬉しいだけ)
https://twitter.com/naoki0n0
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さてさて。 ここまで22人ものメンバーが素敵な記事を書いているので、何を書こうか😕ととても迷ったのですが、意を決して「僕の好きなものについて書く」という誰のためにもならなそうな記事を書いていくことにしました。
題して「好きに気づくと、もっと好きになる。」
(バカっぽいタイトル)
これから、誰かよく知らない人の好きなものを読んでいくという地獄のような時間になることが予想されますが、トイレの最中や人気ラーメン店の行列に並んでいる最中、遠足前の眠れない夜などに読んでいただけると嬉しいです。
JANAI COFFEE
恵比寿にある「JANAI COFFEE」
ホームページを見ると、おしゃれな雰囲気が漂う一見普通のコーヒー屋さん。
ですが、スクロールした先にあるメッセージをじっくり眺めていると…
「時計周リ日何存る(時計まわりになぞる)」というメッセージが!(文章を縦読みする)
知らない方には僕と同じように体験してほしいので最後までネタバレはしないでおきますが、初めて見た方はぜひ実際にサイト内のどこかを時計まわりになぞってみてください。(中途半端なネタバレ!すみません!)
そして、謎を解いた後の画面をお店で見せると、隠し扉から秘密のBARに案内してもらえるというオンラインとリアルでの二重の体験が…。天才かよ。(ちなみに何度か行ったのですがタイミングが不運にも休みでまだ店舗には行けていないので紹介するか迷いましたが好きなので紹介します。広島にも出来てほしい。)
このJANAI COFFEEは、クリエイティブディレクター/プランナーの明円卓さんがつくっていて、ほかにも「やだなー展」や「友達がやってるカフェ」など最高な企画をたくさんやられていて、ただただ僕は明円さんのファンなのです。(本当に視点が素敵すぎる!全部最高におもしろい!)
親子の時計/Where Does the Time Go? |アクサ生命保険
出典:AXA Japan / アクサ・ジャパン公式チャンネル(YouTube)
大人になるにつれて少なくなっていく親子の時間。
仕事中だったり、会議中だったりで、電話もまともにできない日々。
せっかく両親が会いにきてくれても軽くあしらってしまったり。
なんだこれ…心当たりがありすぎる…。
仕事の忙しさがピークだった時にこのCMに出会い、大事なことを思い出させてもらいました。
「ここまで育ててくれた両親にこれからの人生で少しでも恩返しせんといけん!」
と、生まれ育った広島を拠点にしながら働くことを決めたきっかけの1つでもあります。(今もあんまり恩返しはできていない)
30代前半。働き盛り。仕事はもちろん大事だけど、身近にある大事なものも忘れてはいけない。
仕事は楽しいし全力でやりつつも、本当に大切なものを大事にする人生にしたいし、僕もいつかこんな仕事をしてみたいなーと思ったのでした。(久しぶりに見返したけど好きだなぁ)
ちなみに、ファンタラクティブでは「4つのゆとり」を大切にしています。
これは仕事をする上だけではなく、私生活でも大事にしてきたい。
大切な人たちとの時間を大事にしつつも、最高の仕事をする男になってみせます🏋️♀️
分解中毒
CHOCOLATE Inc.の栗林和明さんとぶんけいさんがあらゆる現象やエンタメ・カルチャーを紐解いていく音声番組「分解中毒」。
みたいなテーマについて「なんでだろう?なんでだろう?🔴🔵」と分解して、まったく異なる事象などを交えたり例えたりしながら紐解かれていく様子がめちゃめちゃおもしろい。
「そうそう!それが言いたかった!」を見事に言語化し、紐解いていってくれるので、スッキリもするし聞いていくうちに一緒に分解思考になっていく感覚がありとても楽しいです。
トップクリエイターの視点や思考を覗くことができる、夢のような時間。
最近はこういったコンテンツがたくさんあるので本当にありがたいですね!
中でも印象に残っているのは、「#62 ワクワクの分解」の回。
ゲストはアーティストやクリエイターとして活躍されているあさぎーにょさん。
(番組内でも話している「もう限界。無理。逃げ出したい。」というWEBドラマも最高に好き)
「楽しみってなんですか?」という問いに対してインターン生の方が
と言っていて、めちゃめちゃ刺さりました。
ちょっとドキドキも混じっていて、不安と期待が混ざり合っている感じ。
プレゼントをもらったときもこれだし、初めてiPhoneの箱を開けたときもこれだった。
挑戦や冒険をしている時に生まれるワクワクでもあるなーと感じて「最近僕はワクワクしているかな?」「してないならそれは挑戦や冒険が足りてないかもな」と色々考えさせられました。
僕ももっと楽しみやワクワクをつくる仕事を企んでいこう!と心に誓いました。
ちなみにラジオといえば!
ファンタラクティブでも社長の井村さんとデザインマネージャーのやすたかさんが仕事や身近なことをテーマに対談する「ファンタラジオ」という番組をやっているのでよかったら聞いてみてください!(僕はこのラジオを聞いてファンタのことが好きになり入社を決めました!)
時々覗くふたりのパパの顔が特に素敵すぎるので要チェックです。
ZONE THE DARKNESS /『奮エテ眠レ』 /pro. Michita
ここまで紹介したもののジャンルが全部違いすぎて僕自身も困惑していますが、ラッパーのZORNさんがZONE THE DARKNESSという名前で活動していた頃に歌っていた「奮エテ眠レ」という曲が好きです。
よくいいコピーには「パンチライン」があると言いますが、この曲はまさにパンチラインだらけ。
僕は過去にフリーターをしながらプロサッカー選手を目指していた時期がありました。
お金もなくて試合にも出れなくて、周りには諭され、それでもまだやれると信じたい…。
そんな自分の姿と重なり、数々のパンチラインに震えながら必死にトレーニングした日々を思い出します。
ちなみにファンタには、ヒップホップを語るSlackチャンネルがあったりします!
ヒップホップを一緒に語りたい方はぜひ入社をご検討ください(?)
セブンイレブン / 極ふわタオル
ここ最近で1番「好きだ!」と思ったのがこのタオルです。
最近引っ越しをして、おしゃれなタオルを5セットほど買ったのですが、なんと初回から使うたびに繊維が抜けまくってしまい、部屋の床がタオルのかけらまみれになってしまうという事件がありました。
毎日毎日タオルまみれの床を掃除しながら僕は考えました。
なんとかならんものかと。
そんな時に購入してみたのがこのタオル!
出典:セブンイレブン公式サイト
「ホテル仕様 極ふわバスタオル」
名前から漂う期待感とほんまか?という疑いの心。
いざ購入し使ってみると….
ふわっふわで包み込んでくれるような吸収力!繊維も抜けない!(疑ってごめんなさい!最初から信じていました!)
名前に劣らないふわっふわ感でタオルのかけらによって悩まされズタボロになった僕の心まで包み込んでくれました。
ただそれだけではありません。
この「極ふわバスタオル」の好きなところは、洗濯タグがついていないこと。
服やタオルに基本的には付いている洗濯の表示などが書かれたあのタグです。
洗濯タグが必要な人もいると思いますが、僕は最初に軽く見てあとはもう見ないことが多いので、このスッキリしたデザインに感動してしまいました。
畳むときに裏表を気にしなくていいし、体を拭く時も一切カサカサしない!
セブンイレブンさんのふわふわへの執念を感じます。
パッケージや商品のデザインは、お店でのプロモーション(目立たせたり名前を覚えてもらったり)を重視してつくられているものが多く、実際に使う時に使いづらさを感じたり部屋にそのまま置きたくない!みたいなことも多々あると感じます。
セブンイレブンはロゴを外せるティッシュやこの極ふわタオルなど、使う人のことを考えた商品が多くて素敵だなと。
「買う人」のことだけではなく「使う人」のことを考えた商品を僕もつくっていきたい!と心に誓った出来事でした。
本当はもっといっぱいあるし、もっといっぱい書きたいところですが、もう読んでいる人がいないかもしれないのでこの辺にしておきましょう…(笑)
なんでこの記事を書こうと思ったのか
僕は日頃から「好き」の発見と発信を欠かさないようにしています。
(たまに寿司)
「好き」ってめっちゃ平和で優しくて嬉しい言葉ですよね!
言った方も嬉しいし、言われた方も嬉しい。
誰かの好きにはとても大きなパワーと価値がある。
そして僕自身も誰かにたまらなく好きになってもらえるような仕事をやっていきたいと思っています。
日頃から身近にある「好き」を逃さないようにメモをしたり、誰かに伝えたり、分解してみることを心がけていて、個人で活動しているcozou graphics.でも「好きと楽しいを増やす」をコンセプトに活動をしています。
そして、ファンタラクティブも「Fun(楽しい)」と「Interactive(相互作用)」が名前の由来になっていて、僕が一緒に仕事をしたい!と思った理由の1つでもあります。(楽しいの相互関係の先には好きがあるはず)
そんなこんなで、今回は「好き」をテーマに記事を書いてみました。
最後に
ここに挙げたものはほんの一部。
どれも僕の人生を楽しくしてくれたり、大切なことを考えさせてくれました。
そして、その背景には必ず誰かの仕事がある。
そんな誰かの仕事に気づいたり、自分の好きや誰かの好きを逃さないことが、また次の好きをつくることに繋がるんだろうなーと思いました。
スキルや知識はもちろん大事だし、もっと磨かなければ!と日々思っているのですが、僕たちの仕事は、誰かの人生・誰かにとっての日常にあるものをつくっていることが多いので、この日常の体験の中で「気づく」ということを特に大事にしたいと思っています。(今回は「好き」がテーマでしたが「違和感」や「嫌い」も大事)
ふと感じた「好き」を大切に。
みなさんの「好き」もよかったら教えてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
(よかったらnoteのスキもお願いします!)
次回は、ほぼ同期メンバーの「しょにき」ことエンジニアの石川昇さんです!
ファンタラクティブアドベントカレンダーもあと2回!
ぜひ最後までお楽しみくださいー!
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