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失敗できない結婚式ビデオ制作#01

手が焼けるくらい熱くなるMacBookPro

編集室と名の付くような場所はなく、
大抵エアコンの効かない
薄暗い倉庫みたいな場所で、
汗が滴るなかスーツ姿でビデオ編集

この劣悪な環境で、時間に追われながら
都度シーン毎のテープを受け取っては取り込み
切り出し、貼り付け、タイミング合わせを繰り返して
1日がかりで完パケ、DVDイメージを作成して
焼いて、再生チェック

結婚式披露宴は歓談を終え、
新婦がお手紙のスタンバイ

ここからはノンストップ

花束の贈呈、新郎父の言葉、そして新郎の挨拶

列席者に見送られながら退場すると、
スクリーンが降りて上映開始

当日のメイクから、挙式、披露宴の
お色直しまでのダイジェストとともに
列席者と感謝の言葉が流れるエンドロール

2009年から2年半、
ぼくはデザイン会社に居て、結婚式の写真、
撮影、アルバム、ブライダルWeb、
ビデオの制作に携わりました。
結婚式の仕事、どうイメージを持たれるか
人それぞれかと思いますが
制作という観点で、その内情を少しでも
伝えられたらと思います。

前置き

・10年前くらいの話であるということ
 制作環境は劇的に進化し、
 求められるものも変わっています。

・小さな制作会社での話だということ
 提携した会場、プロデュース会社は数社で
 個人事業主の仕事を請けることも。
 仕事の量、配分が安定しない環境での話です。

背景

一生に一度の結婚式
この日のために1年以上準備して
いろんな人が関わってる。
新郎新婦と、両家の親族、友人、会社の上司
会場スタッフ、シェフ、キッチンスタッフ、
お花屋さん、カメラマン
すごいお金がかかってる。

そのフィナーレを飾るエンドロール
絶対に失敗できない結婚式エンドロールのビデオ制作

02へ続きます。

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