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初めての起業をする前に必ず読んでもらいたいこと2

負けにくくする鉄則その2

【失敗しても良いようにヘッジ策を考えておく】


ビジネスを小さく始めることを決意したら次に行うことは、退場を余儀なくされてしまった、または退場が近づいてきた場合のリスクヘッジについてです。


そんな弱気な姿勢でビジネスは成功なんて出来ないのでは?

背水の陣でここまで来たので、今更戻ることなんて考えていません!


その決意は非常に大切です。

ですが、ビジネスは当然決意だけでどうにかなるものでもありません。

何度も何度も失敗を繰り返して前に進めていくのですが、どうしようもなくなってしまった際に、リカバリーできるポイントを持っているかどうかは心の安定を図るためにも欠かせません。


最低でも以下の内容は先に考え、資金難に陥った時に命綱として備えておきましょう。


・勤め人に戻っても食べていける業界を探しておく

・働き口を紹介してもらえるような人脈を確保しておく

・集客できないときのためにフリーで働ける状態にしておく

・ランサーズやココナラなどの場で繋いで行けるようプロフィールなどを整えておく

・また、それらの場でライスワークとしてでもいいから収入源を確保しておく

・投資などを行って労働以外の収入源得ておく


戻れる場を確保しておくこと、体一つですぐに稼げる場を確保しておくこと、労働以外での収入源を確保しておくこと。

これらを活用することで例えビジネスが失敗に終わってしまったとしてもすぐに再起することが出来るようになります。


また心理的安全性を確保しておくことで、切羽詰まって怪しげなビジネスや手法に手を出すという危険からも回避することもできます。


無難なものに留まるのではなく、チャレンジングなことを行う支えにもなります。


こちらの活動ばかりになって起業がおろそかになってしまっては元も子もありませんが、起業を成功させるためのサブとしてうまく活用していきましょう。


●ポイント

どうにもならない絶望で打ちひしがれないように心の安定を確保しておく

労働以外でのキャッシュポイントがあればなお良い

あくまでも起業をアシストするための手段


負けにくくする鉄則その3

【具体的なターゲットを決める】

あなたのビジネスを最も必要としている人は誰でしょう?

その人はあなたのビジネスのどこを気に入って使ってくれているのでしょう?

他の商品やサービスと違うところはどこでしょう?


小さく始めることを決めたら、その次はターゲットを明確にしていきましょう。


いやあ。そこまで絞り込まなくたってお客さんは大勢いるから大丈夫だよと思っていますか?

今は昔と違い、商品やサービスが溢れすぎているほど多く存在しています。

その中であなたのサービスを選んでもらうためには、他とは違うきらりと光るものが必要です。

そのきらりと光る特徴を作るためにも特定の個人に刺さるサービス設計が必要です。


そのためには、ターゲットを具体的な一人になるまで絞ること。

ターゲット設定を行うというとやってしまいがちなのが、30代男性などのように抽象的にしてしまうこと。


20~40代を対象というのはもってのほかです。

まるで意味がありませんので絶対にやめましょう。


たとえばお隣に住む、仮に同じ性別と同じ年齢の人がいたとします。当たり前ですが全くの別人だとわかりますよね。

物を買う理由も考え方も買う時間帯も使える金額も期待することも何もかも違います。独身と既婚でも行動の仕方は大きく変わります。


それなのに設定するときには、同年代だからとターゲットを一括りにしてしまうのです。

これでは、どちらの人にも喜ばれないものが出来上がってしまうことは明白です。


誰からも求められるものを作ろうとすることは、誰からも求められないもの。だということを忘れずに認識しておきましょう。

では、どのように特定の個人をターゲットとして作り上げるのかですが、実際に作ってみると想像しやすくなるかと思います。


これがすべてというわけではありませんが、これらの項目に答えていくことで明確な人物像が出来てきます。

これ以外でも必要だと感じるものは付け足して明確にしていきましょう。


・名前
・基本情報
・年齢
・性別
・家族構成
・家族の性格、職業、思考
・家計状況
・主人公の年収
・主人公の職業、背景
・主人公の性格。学びへの姿勢
・趣味
・好きなテレビ・映画・マンガなど(ビジネス書でもOK)
・主人公の交流相手や頻度
・週末の過ごし方
・口癖

ここまでがその人個人の基本情報。
ここから先はその人の社会的情報や日々の情報の接し方、行動についてです。

より内面を探っていき、人物に深掘りを加えていきましょう。


・勤めている会社情報
・日々の行動
・仕事でのゴール
・人生のゴール
・解決したい課題
・情報との接し方
・購買に関して
・もしうちの商品を買うのなら、動機や理由
・このサービスから何が知りたい?
・どういった体験がしたい?
・あなたからどんな言葉をかけてもらいたい?
・ではそんな人に向けてどう発信して行ったらいいのだろう?具体的な行動とサービス内容、方針を決める。


さて、初めにした質問を思い出してみてください。

その答えは抽象的ではありませんでしたか?ターゲットを明確にすることができたら、もう一度質問に答えてみてください。


あなたのビジネスを最も必要としている人は誰でしょう?

その人はあなたのビジネスのどこを気に入って使ってくれているのでしょう?

他の商品やサービスと違うところはどこでしょう?


より具体的になりましたか?先ほどよりも強いメッセージ性になっていませんか?

明確になったら次のステップへ進んでいきましょう。


●ポイント

ターゲットの絞り込みを行おう

具体的であればあるほど、光る特徴を見つけ出せる

刺さる設計にしなければ誰からも求められないものになる

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